今日は、退院時に延期になった大学病院の眼科受診だ。そもそも、透析導入のきっかけが、自分の場合は眼にきた(腎症結膜炎)ということもあり、経過観察の意味で受診が続いている。ただし、今後は、抑制剤の副作用の影響も懸念されるので、定期的な受診は続くと考えている。
ちなみに、透析の導入もこの大学病院だったし、移植も、本来はここでする予定だった。(待機期間が長いため、今回の病院を紹介してもらったが、その病院のウロ科の先生も、元は、全員、ここの所属の先生だ。)
結果は、特に異変もなく、問題なしだった。次回は、12月12日に受診予定だ。
実は、移植をする際に、ドナー(両親)とレシピエント(自分)の適合検査を行ったのだが、その際の費用は、移植手術が終われば、返金されることになっていた。そのため、会計時にその旨を伝える(領収書の提示)と移植手術をした病院に内容確認をした上で、返金してくれた。
それから、病院内にある、情報館(資料センター)に行き、腎移植患者の会報誌のバックナンバーを読んだ。量がかなりあるので、全部を見ることはできなかったが、移植を終えた今、改めて読むと、腎移植は手術をしてからが大事なんだということがよくわかった。この大学病院は、多くの腎移植の実績があるが、その患者会で発表される経験談や、移植を担当されている先生方による各種勉強会の内容は、正に「生の声」ということもあり、とても参考になる。こちらの病院に来た際には、必ず、眼を通しておこうと思う。
今日は、移植後初の外来受診の日だ。事前に指示された時間に病院に行ったが、なかなか名前を呼ばれずに待たされた。その後、別途呼ばれ、実は手違いで、早朝採血(特別に朝早く処置をしてくれる)の案内をしていたかったため、カルテがこちらに届いていなかったことが分かった。
つまり、退院決定時に、早朝採血の処理をお願いしていたのだが、看護師さんから指定された時間は「通常採血」の時間で、病院側としては、なぜ、時間内に来ないのだろうとなっていたらしい。
ということで、結構、待たされることになり、受診したのは、お昼過ぎだった。
採血の結果は、クレアチニンは安定していたが、血中濃度がやや低めなのと、尿酸値が上がっているとのことで、薬を処方された。
次回の受診日は10/1。次々回は10/10に決まった。(ただし、何か異変があれば、すぐに電話して病院に来るように言われた。)
抑制剤については、血中濃度が低いこともあり、グラセプターが11.5mg→13.0mgに。セルセプトは750ml→500mlにそれぞれ変更された。(メドロールは8mgのまま)
それ以外に、尿酸を押さえるということで、ユリノームが、さらに、血圧も高めのため新たにミカルディスが追加された。薬が増えることは、あまりいい気分ではないが、まずは、安定させることを優先と考えて、受け入れていくことにする。
今日は、退院の予定日。朝いつも通りに、血圧、体温、体重を測ったが、特に以上もなく、無事退院が決定する。
過去にも、この病院で入院しているので知っているが、退院時には、朝食に赤飯が出た。
朝食後、最後の回診があり、主治医の先生と今後の予定の確認等をした。次回は、来週の月曜日に外来受診することになった。当座の抑制剤の量も確認した。
その後、大学病院へ通院するため、外出の準備をしていると、病院の会計事務の方が来られて、大学病院へ行くことを延期するように言われた。理由は、まだ退院していないため、保険の関係で、他院を受診できないとのこと。では、先に退院手続きをしてから、通院は可能かと確認したら、同日の通院は不可とのこと。つまり、明日以降であれば、通院可能らしい。
ということで、大学病院には、キャンセルの連絡と、次回の予約をして、今日の通院はあきらめた。
それから、術後3日間にわたってお世話になったICUと、これまで、入院時に何度も通った透析室に挨拶を済ませて残りの処理を待つ。
次回の外来時までの薬を院内処方してもらい、薬剤師さんに最後の説明を受け、会計処理を済ませるとお昼を回っていた。最後に、同室の方に挨拶をして、看護師さん達にお礼を言って無事、退院となった。当初の自分の想定よりは、5日程長くなったが、おかげで、腎生検も済ませられたし、急性の拒絶反応も、(良い意味で)経験できた。結果オーライと考えよう。
ただ、あくまで、これで終わりというよりも、これからが大変だと思う。まずは、3ヶ月、次に半年と期限を決めながら、ゆっくりでいいので、安定させていきたいところだ。


今朝は、通常通り、採血を行う。昨日採血をしていないので、どうしても、結果が気になる。
昼過ぎに結果が出て、クレアチニンは、2.05。前回より上がってはいるが、前回が良すぎたので、今回の値近辺が、当面の目標値ではある。よって、主治医の先生とも相談し、一応、明日、退院となった。そのため、明日は、採血は行わないとのこと。
ただし、この後、熱が出たり、血圧が急に高くなったり、体重が急増したり、移植腎が急に痛んだりとまだまだ、どうなるか分からないので、あまり、喜んではいられない。とにかく、明日、何も起こらないことを祈るのみだ。
ちなみに、明日は、もともと、大学病院の眼科の外来受診の予定を入れていたので、午前中に、一度抜け出して、その後、戻ってから退院手続きの予定だ。


昨日より、試験外泊。家に戻って、初めに感じたことは、家だと椅子よりも床に座ることが多く、要は「しゃがむ」動作が多いということ。現在は、移植腎のある右側(盲腸の上あたり)である右足は、圧迫させない意味でも、太ももをあまり上げない方が良いらしく(つまり、いわゆる「体育座り」は厳禁)病院の風呂ほど広くない自宅の風呂(浴槽)でも気を使った。あとは、外出時のマスク着用か。
ただし、看護師さんによると最も気をつけたいのは、人混みや電車内もそうだけれども、病院の待合室らしい。つまり、何かしら、病院にかかっている人が沢山いる訳だから、必然的にリスクは高くなるらしい。
あと、家に戻ると、気のせいか、病院にいる時よりは、尿量が落ちる気がする。
夕方、6時の夕食までには、帰ることになっていたので、その前に病院に戻った。
明日の検査結果次第で、退院の日程を判断することになるらしい。
今日は、日曜日。本来は、採血も無いのだが、昨日、クレアチニンが上昇したため、急遽、採血が行われた。そして、昼前に主治医の先生による回診があり、結果も知らされた。
クレアチニンの値は、先生も首を傾げる1.60。一気に0.68も下がったのだ。ただ、いつも、数値は、上下動を繰り返しているので、あんまり喜んでもいられない。ただし、結果が良かったことで、初の試験外泊許可がおりた。(明日は検査が何も無いので)自宅に戻って、一泊してくることに。
もちろん、ずっと、病院生活が続いていたので、通常の生活で違和感を感じないかいろいろと確認することが目的だ。
抑制剤をもらい、病院を離れて自宅へ戻った。 
入院したのが、8月の15日なので、暦上は、今日から2ヶ月目に突入だ。
早朝に採血。ここの病院では、明日(日)、明後日(祝)は、基本的に採血は行わない。(つまり、何もすることが無い)そのため、試験外泊の申請をした。月曜の夜に戻ることになる。
ところが、クレアチニンの値が再び上昇しており、2.28に。これで、外泊許可はなくなり、明日、臨時で採血が組まれることになった。さらに、午後からこれも臨時で、エコー室ではなく、先生が直接、病室で腎エコーを行うことに。
腎エコーでの所見は、血流もあり悪くはないとのことだった。
ただ、血圧が高いため、今日から降圧剤(アテレック)が5mlから10mlに増えた。
抑制剤(グラセプター)も10.5から11.5mlに増量。
ステロイドの点滴が終了したので、経口(口から飲む)のメドロールが20mlから再スタート。
体重、尿量ともいい状態なので、クレアチニンが上昇するのは、拒絶反応がくすぶっている可能性が疑われている。どうやら、来週も入院生活が続きそうだが、ここで、しっかりと直しておくことが、何より優先される。後手になるより、早めの対応が肝心だ。
今日で、術後、丸三週間。病院施設によっては、安定していれば、術後二週間で退院するところもある。自分も、実は、先週時点では、一週間前倒しで退院予定だった。
体重も減り、尿量も3,475mlと維持できているのだが、数値が安定しない状況が続く。
クレアチンは、2.02と微減。血中濃度は、10.3。
もう少し、様子を見て、良ければ、来週にも退院か?
今日は、ステロイド(40ml)が最終日で、午後から、外出届けを出し、家に戻って、雑用をこなした。夕方に、行きつけの蕎麦屋で、食事を済ませ病院に戻った。
血圧も高く、体温も、37度近くなっており、副作用と思われる。
あまり、焦らず、しっかりと安定したいところだ。
前日、下がったクレアチニンの値も、今日は、2.06に上昇。血中濃度は8.8。
あまり、細かいことを気にしないほうがいいのだが、どうしても、気になる。それ以外にも、血圧が高くなってきており、上が160を超え始めた。おそらく、抑制剤の副作用と思われる。
今日も、ステロイドパルス療法(60ml)の点滴を行った。
今朝も採血をして、その後、腎エコーがあった。
午後になり、恐る恐る、採血の結果を聞くと・・・
なんと、クレアチニンは、1.84。昨日から0.5落ちただけでなく、今回の術後の最良値となった。これにはびっくりした。(と同時に、ほっとした。)
また、朝から尿意がすごく、午前中までの12時間で、2,600mlも出た。当然、体重は減っていく。尿意はその後も収まらず、午後9時までに6,000ml近くまでいった。
午後から、ステロイドの点滴(80ml)をした。血圧が高いため、アテレックが処方された。(1日1錠5mg)
夕方の回診で、もしかしたら、今週末の退院もあり得るような話も出たが、とにかく、あまり、あせらず、じっくり向き合っていくのが良いと思った。