今朝は新たなバラが咲くことはなかったので、赤いバラの写真の撮り方をまとめてみます。昨日の記事で写真が綺麗とお褒めいただいてうれしかったこともあり、今やっている写真の撮り方を整理してみました。
ちょうど今、フランシス・デュプレイがまだ小さい株ながらよく咲いています。
フランシス・デュプレイの赤色はクレムゾンあるいはダークレッド、赤ワインの色など落ち着いた、高級感のある赤色です。
しかし、コンパクトデジカメだと、なかなかこの赤色が出せないのです。
このフランシス・デュプレイの赤色を出したくて、デジタル一眼を購入したような感じです。
フランシス・デュプレイを晴天の日中にデジイチで普通に撮影するとこんな感じです。
陽が直接当たるところは、色が飛び白っぽくなり、また花弁で陰になるところは逆に黒っぽくなります。
バラ写真を撮るときは、陽による明暗を避けるため、早朝か夕刻の陽が柔らかいときに撮るのが一番。
それでも日中に写真を撮るときは、自分の体で影を作ったり、白いビニール傘で影を作ってやることで、陽による明暗を防いだ、落ち着きのある写真が撮れます。
白いビニール傘で、明るい日陰を作ります。
明るい日陰でとるとこんな感じ。
ただ、これだと本来のフランシス・デュプレイの赤色とはかなり違います。
そこで、カメラの撮影モードを少しいじります。
私の場合は、「絞り優先」または「Aモード」の設定にし、露出を若干アンダー気味に「露出補正-0.7」で撮影します。
下の写真は、絞りを解放(F4.5)し露出補正を-0.7にしたものです。
フランシス・デュプレイの赤色に多少近づいていないでしょうか?
まぁ、これでもフランシス・デュプレイの赤色は出ていませんが、あとはその時の光の加減で、ホワイトバランスを変えたり、デジカメごとに持っている色合い補正をして、できるだけあの赤に近づけることをしたりもしています。
露出補正+0.7(露出オーバー気味)だと、明るい赤あるいは朱色に近い赤になります。
こんな感じになります。
次に、バラの花をより、可憐な感じにする小技として有名な水滴つけ。
晴れている朝であれば、シャワーで、株の上から散水してもすぐに乾くので問題ありません。
写真撮影するときはシャワーを浴びせてから撮るのも良いです。
水滴が付くと、かなりバラの花も表情が変わってきます。
あと構図としては、花だけをアップにして撮るのではなく、後方か手前に開きかけの蕾か、ほかの開花バラを置くことで、生命感を出すようにしています。
そのほか、カメラを引いて、花を中央に置かず左右上下どちらかに寄せた構図にしたり。
あるいは、クローズアップレンズなどを使って、被写体に近づいて撮影します。
撮る角度を少し変えるだけで、また違う表情が出ます。
ちょっとだけ、カメラを左下に移動して撮影。ななめ下から撮ることで、花弁が上を向いている感じになり、躍動感が出たりする時もあります。
このように、異なる設定で数枚撮り、その中っから良いものを見つけたりします。
以上、赤いバラを撮るときの、まとめです。
おまけ。。。。寄せ植え