こんにちは。

「産後ママが産前と同じウエストになるパーソナルトレーニング」の松永健吾です。

産後、骨盤が歪むと下半身に脂肪が付きやすくなるというのはこちらの記事で書きましたが、

骨盤が歪むと、膝や腰への負担が増し、慢性痛を引き起こす可能性も高くなります。

これまで多くの関節痛をお持ちの方のパーソナルトレーニングを担当してきましたが、関節の痛みは日常生活に直接影響するので皆さん辛そうでした。

その中で、膝痛をお持ちの方に必ずマスターしてもらうトレーニングがあります。

それは、

「スクワット」

です。



スクワットは日常でもよく使う「しゃがんで、立つ」動作ですよね。

膝の慢性痛は日常動作やスポーツ動作で膝に負担が少しずつかかった結果、発生します。

その「膝に負担がかかっているかどうか」をスクワットを見ることでチェックができます。

そして、スクワットをチェックし修正することで「膝に負担をかけない身体の使い方」を習得することができるんです。

各地で「ひざこし筋力アップ教室」や「膝や腰への負担を軽減するロコモ予防体操」など、身体の機能を改善するための教室をやっていますが、必ずこのスクワットを取り入れています。





早速、正しいスクワットのやり方をご紹介します。


■スクワット

・立ったまま両手を頭に添え、肩甲骨を寄せてお腹を締める
・足は腰幅
・ゆっくりしゃがんでいく
・動きが膝だけにならないように、股関節も使う
・つま先と膝の向きを揃える
・膝が90度か少し深いくらいまでしゃがんだら、立ち上がる


一つずつ確認しながら行なってみましょう。

実際になりやすい間違った姿勢を見てみましょう。

「膝が内に入る」




「膝が外を向く」




「膝だけでしゃがむ(股関節が使えていない)」




「腰が丸くなる(これも股関節が使えていない)」



これらは全て膝に負担がかかる使い方です。

ただしゃがむだけで膝に負担がかかる使い方をしているということは、

間違いなく歩いたり階段の昇り降りでも膝に負担がかかっています!

なのでまずはスクワットから修正するということなんですね。


その場で修正はすぐにできますが、それを身体に覚え込ませるには少し時間がかかります。

しかし身体の使い方は自転車と同じで、一度覚えたらなかなか忘れません!

しっかり時間をかけて「正しい身体の使い方」を習得しましょう!
※産後ママじゃなくてもどなたでも受講できますよ!




札幌市豊平区、中央区、厚別区、白石区、東区、西区、江別市、美唄市、岩見沢市などにも出張しています!
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