132.二人の赤ちゃんⅡ~本人そんなつもり無いだろうけどぉ… | かおり流 もうひとつの「宮」

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「チュ・ジフン&イ・ジュンギな毎日」のまほうの手・かおりが
こっそり書き溜めた「宮」の二次小説を今更公開(四十の誕生日2013/08/18にOPENしました)
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前のお話→131.二人の赤ちゃんⅠ~そうですよね…僕も聖人君子じゃないし…
このお話は 126.新しい物語~辛い事は辛いと 悲鳴を上げなきゃ に続くチェギョ目線ですl


や やだ~シンくんってばズバリ過ぎるんじゃない!?
合房(ハッパン)は占いで決められるとか具体的な話をするなんて!

「あれ…そうなんだ…でも…結婚したら赤ちゃん早く欲しくなるよ?
っていうか…殿下はそれでいいんだ…ふ~ん」

もうやだやだ!スヒョンさん!からかうならあたし一人の時にしてよね!(//へ//

ところが 一瞬チラリとあたしを見てから 真一文字に口を結んだシンくんは
「ああそうか…そうですよね…僕も聖人君子じゃないし…」
なんて言ったΣ(=°ω°=;ノ)ノ
う!嘘っ!なんなのこの人のこの余裕!逆にイヤ~っ!!
スヒョンさんが私たちをからかってると解ってて 綺麗にニヤリと笑って 相手が喜びそうな其れらしい言葉を返すなんて…(((( ;°Д°))))
(しかも言う前になんかあたしの顔確認したし!なんなの意味深!)
う~む 殿下 恐れ入りました…(゚_゚i)


帰り際
普段人に頭なんて下げないシンくんが 軽い会釈のあとスジさんに向かって
「チェギョンさんと学校帰りにまた寄っても良いですか?」
なんて言った “チェギョンさん”なんて 初めて聞くよ ( ´艸`)うぷぷ
きゃっ!今日みたいにお気に入りの洋菓子店でケーキを買ってまた来てもいいの?!
あたしが浮かれてたら
「勿論ですよ~!いつでもいらっしゃって下さい」
スジさんが頬を染める
スヒョンさんはスジさんにチラリと冷ややかな流し目を送ってから シンくんに向き直って微笑む
「女性は幾つになってもいい男に弱いんですよ~ チェギョンの事しっかり捕まえて置いて下さいね殿下」
なんて言う
「もうっ!スヒョンさん!」
ポンポンってあたしの頭を撫でながら
「あはは チェギョン またおいで 殿下と仲良くね」
お屋敷の玄関前に公用車が待っていた

来れて良かった…
また来れたらいいけどきっと社交辞令よね…でもそれでも嬉しい スジさんとスヒョンさんの前で 仲良さげな姿をみせてくれただけで満足だよ!本人そんなつもり無いだろうけどぉ…
シンくんの意外な一面も新発見できたしネ…
赤ちゃんは安心して抱っこさせられる…って何を考えて…////

あたしは この前見ちゃった突拍子もない夢を思い出す…

シンくんがベッドの側面に腰掛けてて 赤ちゃんを抱っこしていたの…
その赤ちゃんが…私の小さい頃の写真のまんま…
うっそ~んっ!コレって私?って驚いてたら
ベッドの背に凭れてた女の人がもうひとり赤ちゃんを抱っこしてて…
俯いて赤ちゃんにおっぱいをあげてる女の人の顔が見えなかったんだけど…
その赤ちゃんはシンくんに似てて…
赤ちゃんは二人とも 真っ白な産着を来てたから 男の子か女の子かもわからなかったけど
もしかして双子かな?
あの女の人って…あたしだったのかなぁ…
だといいんだけど…違ってたらショックよね…
っていうか 夢はただのあたしの願望か…


ぷるぷる…浮かれちゃダメ!あたしが浮かれると良くないことが起こるんだから
気を引き締めよう!
あたしが初めて赤ちゃんを見に行った翌日 シンくんにせがまれて(←あ゛こんな言い方したらきっと本人はせがんでない!って怒るだろうけど なんかそんな感じだったよね~?!)
退院を待って… 今日やっとうちのおじいちゃん家(今はキム家)訪問が実現するまでの間
ホント色々あったんだよねぇ~(汗



今日もお読み頂き ありがとうございます
今日は短くてみあなむにだ
ひと月先(二月)に飛びましたが 少し戻って(一月末~)詳細を

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