昨日は鑑定でした。

その中で、8ハウスが話題になったのでそれに関連して。

 

 

2ハウスは自分で稼ぐこと、8ハウスはもらうこと…

とよく言われます。

これは、誰が主体なのか?ということをよく表した言い方です。

2ハウス的収入の得方は、自分で能動的に動いた結果の報酬です。

そして8ハウスは相手がくれるのを待っている状態ですね。「もらう」というのはそういうことです。

8ハウスの中には「遺伝」という意味もありますが、あるいはマンデンの場合は「税金」という意味もありますが、これらは相手がくれることを前提としているわけです。遺伝しないということはあり得ないし、税金は納税者の我々からすると自動的に持っていかれるもの。特に徴収のことになるとすぐさま督促状などが来ることを考えても分かりやすいというか、国からすれば「もらう権利」があるわけですね。税金を払うから、公共事業や福祉、インフラが整います。なのでこれらを自由に使うためにも納税の義務が生じる…という、自由のなさ。税金自体も収入を得たらそのうちの2割ぐらいはとっておかないと…という意識があると思いますが、これも自由のない感じがよく出ています。まぁ、社会保険なんかも強制的に取られるものなので(年金とかもね)これも税金とカウントしてよいと思いますが…そうすると2割どころか、半分ぐらいはとっておかないといけないぐらいの収入の人もいるでしょう。

 

2ハウスも8ハウスも、「収入」には変わりありません。しかし、勝手に入ってくるという最大のメリットがある8ハウスと、自分から営業をしないといけない、または自分で動かないといけない2ハウスでは全然意味合いが違います。

こう聞くと8ハウスの方が楽な感じもするかもしれませんが、何しろ「税」という意味もあるからには、不自由な部分が必ず出てきます。普段楽な分、余計に不自由さを痛感することになるかもしれません。

 

私は8ハウスに天体は入っていないのですが、生徒さんやお客様で8ハウスに集中している方がよくおいでになります。

そういう方々を見ていると、決して楽をして稼げているということではなく、それと引き換えにしている自らの自由があるんですよね。まぁ、個人的には「それでももらえるリソースがでかい…」とうらやましく思わないでもないですがw

 

 

そして、2ハウスは能動的に動かないことには入ってこない収入でもありますから、いつか体や頭が動かなくなった時の収入をどうするか?ということを考えておかねばなりません。そういう時に、8ハウスが役に立ちます。

2ハウスと8ハウス、両方に対してのスクエア関係にあるハウスは5ハウスと11ハウスですが、11ハウス的な信頼は結局お金を生むし、5ハウス的な自己表現は「自分はこれができる!これがやりたい!」という表明ですから、これも「じゃあお願い」と依頼されることによってお金が発生します。または、恋愛の結果として結婚があって、そのうちに旦那さんのお金とか、あるいは義実家からの恩恵があることも考えらえます。

 

これからの時代を生きていくにあたって考えなければならないもう一つのことは、2ハウス-8ハウスの軸は決して「お金」を表すのではないということです。

分かりやすくキャッチーだから「お金のハウス」と言われるだけで、その根源は2ハウスは才能だし8ハウスはもらうものです。もらうというのは恵んでもらうということも入っていますが、別にお金である必要はないわけですね。才能にしても、才能自体がお金を生むものになるかどうかは分かりません。才能を発揮するためには努力と表現が必要です。今後はお金優位の世の中ではなくなっていくでしょう。その兆しは既に数年前からあって、Vrogなどを見ていても、年収200万円で丁寧な暮らし、みたいなものをよく見かけるようになりました。リンネル系の雑誌のような…とでも言えばいいのか、お金をかけることよりも、いかに自分に時間をかけることを重視するかの方が、今後大事になってくるわけです。

もちろんそこには先立つものがあっての安心感を土台にしたものがあるわけですが、何が本当に自分にとって大事なのかを考えなければ、お金は使えばなくなるのでただの浪費で終わってしまいます。

2ハウス-8ハウスの中には「時間」という直接的な意味こそありませんが、しかしやはり本人の財産の中に「時間」も入るようになるでしょう。そう考えたとき、自分の時間をどのように使っているか?ということも、生き方のセンスとして問われていくのかもしれません。

 

8ハウスの自由にならなさという点では、例えば遺産はもらえるけど介護をしなければならない、などの身体的拘束が生じることがあります。今は老人に親切な世の中になったので(昔なら姥捨て山ですわな…)「介護はしなければならないもの」と考えて老々介護のような事態になるわけですが、身体的拘束ということはつまり時間的拘束なわけですよね。

2ハウスの収入を得るという点で見ても、バイトや固定給の仕事は基本的に、その間身体的拘束や時間的拘束が生じるからこそお金がもらえるわけです。バイトに才能など求められませんから、本当にその間の労働力と時間だけを差し出せばよいということです。誰にでもできる簡単なお仕事の場合はなおさらその性質が強くなります。時間は誰もが持っているリソースだから、こういうことが発生するわけです。

しかしここに、本人なりの才能があってそれを研鑽して表現して発表すれば、「その人」の「それ」が欲しい、となるわけです。ただ、その間に無給の時間が発生するので、そこで生活を支え切れずに諦めて挫折する人が多いのです。だから継続するだけで個人事業はある程度勝ち抜ける…なんて言われるわけです。

 

何を2ハウスの自分の所有物としますか?何が2ハウスにありますか?

星があるなしは関係ありません。自分で考えて、育てていくことです。

これを育てるためには地盤となる4ハウスとの関係性(セクスタイル)が大事になってきます。家族に反対されないのが一番いいですが、そうでないなら自分の地盤をきちんと固めてからでも遅くありません。

 

 

 

 

 

 

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