アティラの記事が大人気で
Twitterやスレッズでも反響をいただいたのですが、その中に「木星とコンジャンクションだった」という方がいらっしゃいました。
アティラの記事でも触れていますが、やはりコンジャンクションしているならその天体の事をやることによって、あるいは活性化させることによってアティラも実力を発揮します。あ、なので私も記事の中で「水星かァ…」みたいな文句をぶつぶつ述べていますが、こういう姿勢は良くありません
で、木星のコンジャンクションの場合は、まずは木星の寛容性、受容性を感じることが先です。
小惑星はそこまで効果が大きくないので、天体とコンジャンクションしていたとしても、それだけではやはり弱いというか…
軸にコンジャンクションとか、太陽にコンジャンクションとかだと分かりやすくその効果が見えますが、あまり意思がない天体と言いましょうかね、だから水星みたいな天体はw、アティラとのコンジャンクションでもそこまでお金は生み出さないと言えます。
木星も富、アティラも富ですから、どちらも似たような効果があります。
ただし、木星の場合は受容すること、寛容になること、または保護することがその象意の中にあるので、こっちを先にやる方が効果的なのではないかと思います。
木星の場合で言うなら、自分のどこが保護されているのか。何に対してなら大らかになれるのか。その恩恵は何なのか。あるいは、その木星はどのハウスから来ているのか。そのルートを繋げることが出来ているかどうか。
こうしたことが、コンジャンクションしているアティラのスイッチを入れることになるのではないかと思います。
アセンダントや太陽の場合は何もしなくても分かりやすく出るというのは、太陽はそもそも生きているだけで(よっぽど投げやりでない限りは)活動するし、アセンダントは生まれただけでその役割を果たしているからです。
木星の寛容さは、「まぁ、そういうこともあるよね」ということです。何が起きてもあまり動じないという点では土星とも似ていますが、木星の場合はそこに根拠がありません。土星の場合は「今までもこうやって来たから大丈夫」という理論がありますが、木星はそうではなく、ある種投げやりな「どうにかなるっしょ」という感じなんですね。
だけどこの「どうにかなるっしょ」というのは同時に、周りや自分のせいにしないということでもあり、それはつまり環境にも、自分にも、信頼を置いているからと言えます。騙されたとしても「そんな人もいるのかー…」ぐらいにしかならないし、それこそ「ま、これも勉強ってことで」という感想になり、「いろんな人がいるもんだなー」と自分の視野を広げられたことの方に重きを置けるのですね。
もちろん、これは木星だけの話であって、火星がどうとか太陽がどうとかのことは度外視しています。
木星はそういう星だということです。
例えば木星のあるハウスの事を、なくしたとしたらどうするか?で考えてもいいかもしれません。
多分、「また作ればいいじゃん」となるはずなのです。1ハウスなどは「なくす」ということが出来ないので「否定されたら」に置き換えて考えてもいいかもしれません。1ハウスの否定を誰がするかというと対の関係にある7ハウスなわけですから、「じゃあ他の人にも聞いてみよう」「そんな風に思われてたのか、知らなかったな」になるはずです。否定してきたその人を否定するわけでもなく、自分を卑下するわけでもなく…というのは、木星の保護が働き、そして受容ができて、相手に対して寛容になれるからでしょう。
これをすべてのハウスで考えてみると、木星の良さ、自己信頼をどこに置いているか?ということがよく分かると思います。
どんなハウスにあったとしても、自分への信頼なのです。それが例え7ハウスであったとしてもです。
木星は「甘い」部分でもありますが、それは過剰に出た時の話です。
適切に出せるようにコントロールできれば、こんなに心強い味方はいません。