天体が入っていないハウスについて嘆く人が多いのですが、その必要はありません。

例えば1ハウスに天体が入ってない=自我がない!?

ってなる人もいるのですがそんなわけはないですよね。

じゃあどういう意味かというと、「自分」に対してそこまで意識が向かない、ということです。

何かの記事で「自己肯定感が高いって言う人大体低い説」を書いたのですが、1ハウスに天体がない人というのは、言ってみれば自己肯定感に関して特に何も意識しない、考える機会がないということです。その必要がないからです。

自己肯定感が高いんで~っていう人はわざわざそれを発表しないと自分を保っていられないということだよね、というようなことを以前の記事では書いていたのですが、要するにそうした歪んだ認知もなければ拗ねている部分もなく、「自己肯定感?あーどうだろ、まぁ普通じゃない?」みたいな感じというか。考える理由というか必要性がない。

 

ただし、デメリットももちろんあります。

例えば誰か友達や、家族や、パートナーなど頻繁に話をする相手が自分のブランクのハウスに天体を入れてくるとかしない限り、そのハウスについて考えもしないのでその部分についての向上が見込めないということです。

先の自己肯定感の話で言えば、低いと思っている人も高いと思っている人も、どちらにしてもそれについて考える機会が多いということは、いろいろな人の話を積極的に聞いたり、本を読んだり調べたりすると思うんです。どうやったら良くなるんだろう?と思うからですよね。その必要がないのはもちろん幸せなことですが、今のままの状態をずっと続けていくことになりかねないのが、そのハウスがブランクになっていることの最大のデメリットだと思います。

それ自体が悪いわけではないし、必ずすべてのハウスを網羅するようにできてはいますが、どうも弱いなと思ったらそれに関して全く考えてもいなかった、ということは割とよくある話です。

 

 

2ハウスなんかでもそうでしょう。

稼ぐ力や自分の才能について「大体みんなこんなもんじゃない?」というある意味での興味のなさがあって、でもやっぱり稼ぎはしないといけないから仕事はとりあえずして…となれば、仕事での満足度が上がるような行動をするという発想がないので、満足感をほかで求めないといけなくなるわけです。だけど、何かしらの天体が入っていれば思い通りにいかないとか、あるいは人から「恵まれてるね」と言われることによって「そうなの?」とアンテナが立つので「もっと良くなるためには」「こうしたら楽にできる」「喜んでもらえる」と向上していき、それが結局はアイデンティティの確立や、人間らしい「喜び」の源流を作ることになり、自分の人生に対する満足度が高くなっていきやすいのですね。特に2,6,10はその要素が強いです。しかも、ある程度は自分だけでどうにかできる部分が多い。7ハウスとかだと人ありきになるところ、もちろん仕事だって自分だけでどうにかなるものではありませんが、その前段階の改良が自分一人の力である程度はどうにかできるというか。

 

 

こうしたブランクのハウスに対して、誰かが天体を入れてくれるとそれが刺激になるので「自分はどうだろう?」と考えるきっかけになり、そのハウスに対する概念や価値観が広がることになると言えます。

そう考えるとやっぱり、人間関係は大事ですね。

 

 

 

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