4.エースにさせたい事を実現できるアビリティを考える(後編)
前編は謂わば、ユニットのカタログスペックから、Gバーストの運用を全く考慮に入れないアビリティ構成を考えたものになります。
これで事足りるユニットもいますが、大抵のエースはGバーストの発動を念頭に置いた方が、強力になる事が多いです。
しかし、Gバーストゲージを補助するアビリティは、以下のようにそれぞれの「アビリティの発動条件」が異なります。
- 出撃した時 高出力
- 出撃して○秒経過した時 尻上がり
- 出撃後○秒間 集中力
- 砲台を攻撃した時 特攻
-
敵ACEと対峙した時 好敵手、ハイテンション、対決
-
攻撃を受けた時 憤怒
-
残りHPが○%になった時 窮鼠噛猫、我慢
-
自軍の残量産機が15機になった時 希望
1章の内容を踏まえると、ここでも基本的には、「アビリティの発動条件」が同じ…つまり同名称のアビリティを盛って上げる方が効果的になります。
でも、どんなエースに有効で、どんな運用になるのかイメージが難しいかと思います(^▽^;)
そこでここでは、各アビリティを盛ることでどんな事が出来るかをデメリットとともにご紹介し、
逆に自分に合う運用方法を探す手助けが出来ればと思います(*^▽^*)
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─
□高出力盛り
あらゆるエースに有効
○バトル開始直後や任意のタイミングで発動できる
×万能であるため、アビリティが枯渇しやすい
□尻上がり盛り
Gバースト発動までの時間が長いエース向き
強化Gバーストの効果時間が短いエース向き
○☆3の高出力やハイテンションと組み合わせ、発動時間を調整する事で、
Gバーストの2連射が出来る
×アビリティの効果が低いため、他のアビリティをつける枠が無くなる
□集中力盛り
あらゆるエースに有効
○離れた位置からエースを出撃させることで、低リスクで確実に効果を得られる
×高出力より即効性にかける
□特攻盛り
(砲台優先)、攻撃間隔が短く、砲台特性が低い、攻撃Gバースト所持エース向き
○雲隠れとの併用で、砲台の多い基地でノーダメージで攻撃Gバーストを連続発動できる
特にHPの高いバルカンや対空砲台が多い基地に有効で、量産機を盾にしつつ砲台を攻撃して初回の
攻撃Gバーストを発動させることで、連続発動の流れを作ることが出来る
×砲台が少ない基地(≒エース、MAが多い基地)では、アビリティが発動し難い
構成に適したエースが少ない
→運用例はこちら
□好敵手盛り
(砲台優先)、Gバースト発動までの時間が短い、攻撃Gバースト所持エース向き
○雲隠れやトリックスターとの併用で、防衛エースの多い基地で攻撃Gバーストを連続発動
できる。防衛エースが前線に出てきた時に遠方から防衛エースにターゲットを取るように出撃させ、接敵時
に初回の攻撃Gバーストを発動させることで、連続発動の流れを作ることが出来る。
×MAや砲台、トルーパーが多い基地では、アビリティが発動し難い
発動条件的にリスクが高い
□ハイテンション盛り
Gバースト発動までの時間が長いエース向き
(特別任務向け)攻撃速度範囲強化Gバースト所持エース向き
○エースに対して即効性が高く、エースの排除に必殺を盛った攻撃Gバーストの使用や、
特任ボスなどに対する範囲強化型Gバーストによる自軍のDPS向上ができる。
×MAや砲台、トルーパーが多い基地では、アビリティが発動し難い
□憤怒盛り
Gバースト発動までの時間が短い、攻撃Gバースト所持エース向き
○雲隠れとの併用で、砲台の多い基地で攻撃Gバーストを連続発動できる
特にDPSの低い迫撃砲や拡散ビームシステムが多い基地に有効で、少数の量産機を盾にしつつ迫撃砲など
の雨の中を出撃、被弾させて初回の攻撃Gバーストを発動させることで、連続発動の流れを作ることが出来る
攻撃Gバーストの回転率が最も高い
×ゲージ上昇量は被ダメージ量に依存しないため、MAやエースが多い基地では
相対的に活躍し難い
→運用例はこちら
□窮鼠噛猫盛り
Gバースト発動までの時間が長いエース向き
攻撃速度強化Gバースト所持エース向き
○一発逆転との併用により、2~3倍の威力の攻撃Gバーストを放つことが出来る
底力とガッツや戦艦リペアとの併用により、攻撃速度強化Gバースト所持エースの
殲滅力を大きく向上できる
×撃墜のリスクが高い
□我慢盛り
Gバースト発動までの時間が短い、攻撃Gバースト所持エース向き
○一発逆転とガッツや戦艦リペアとの併用により、威力が非常に高い攻撃Gバーストを連続
発動できる
×撃墜のリスクが高い、リスクの割りに効果が低く、発動条件の観点から実質的には攻撃
Gバーストの連続使用が困難
(ロマン構成)Ez-8:雲隠れ+我慢盛り+一発逆転+専用Gバースト
□希望盛り
あらゆるエースに有効
○量産機の残機を調整して出撃すれば、高出力と同等の即効性がある
×量産機の残機が多い場合には、そもそもエースの登用がいらないケースが多く、
量産機の残機がそこまで減っている状況では、挽回が厳しいことが現実的に多い
(構成例)Zガンダム(ウェイブライダー形態):逆上+希望盛り
…こんな感じです^_^;
Gバーストゲージを補助するアビリティは、謂わば「エースの使いやすさ」を司るものという認識で良いと思います。
Gバーストを確実に発動させるなら上記を、Gバーストの火力を上げるなる「精神統一」や「必殺」を盛るという事になります。
そして使いやすさと火力を両立させる場合は、高レベルのアビリティの付与やアビリティ枠の拡張が必須となります。
ですので大抵の場合は、使いやすさか火力のどちらかを特化させて「特定の条件下で活躍できるエース」を多く作り、状況に合わせてエースを選択するほうが、結果的に多くの事例に対応できるようになるかと思います(=⌒▽⌒=)
前編、後編をもとに「エースにさせたいこと」を明確化し、アビリティ構成の考察にお役立ち出来ればと思います( ̄▽ ̄)
次回、「5.他のエースと比較して、アビリティの選定が適か判断する」
→エースの創り方「0. 概要」に戻る