トトロの森と焼き団子と狭山茶 | ジャン=ピエールの霧の中の原風景

ジャン=ピエールの霧の中の原風景

こだわりの食とお酒を味わった思い出や情報を綴ります。

朝、思い立ってトトロの森に行くことにした。
西武球場前から一周する初心者コースもあったが、小手指駅からバスで行く上級者コースに行きたくなった。
小手指といえば山口屋だんご店の焼だんごを買わねばなるまい。
歩いて5本程焼きだんごを購入し、そのうち1本はその場で食べた。
残りは後でいただく。
冷めた方がかえって美味しいかもしれない。


ジャン=ピエールの霧の中の原風景

素朴で米だけの甘みを味わうことができる。
さて、トトロの森への旅だが、そこからバス通りに出て早稲田大学方面行きのバスに乗った。
早稲田大学の一つ手前の大日堂で下車し、クロスケの家を探したがなかなか見つからない。
近くのクリーニング屋さんで聞いてやっと場所をつきとめた。
クリーニング屋さんも「この地図ではわからないよ」と言っていた。
少し歩いて早稲田大学学生寮の裏近くに見渡す限りに茶畑があり、


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その隣がクロスケの家だった。


ジャン=ピエールの霧の中の原風景


その日は日曜だったが、残念なことに門は閉ざされていた。


ジャン=ピエールの霧の中の原風景


開館日は火曜・水曜・土曜だけらしい。
それでも外観だけは眺めることができる。


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蔵についている


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トトロの模様が可愛かった。


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そこからトトロの森に向かう。

早稲田大学に続く道はすでに紅葉が見られすっかり秋らしい風景である。


ジャン=ピエールの霧の中の原風景


大学に近づくにつれ学園祭をやっている雰囲気が伝わってきた。
トトロの森の湿地を訪れるつもりがいつの間にか大学の構内に入っていた。
グルッと一周してから改めて探すととてもわかりにくいところにトトロの森への入口となる道があった。
かなり本格的なアップダウンがそれなりある山道である。


ジャン=ピエールの霧の中の原風景


前日雨が降っていたために足元が滑りやすい。
暗めの森の中を抜けるとちょっとした湿地帯があった。


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そこでどら焼き半分を食べミネラルウォーターを飲んで少し休憩した。


ジャン=ピエールの霧の中の原風景


そして、その後広いところに出たあと…


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道に迷ってしまった。
同じところをぐるぐる回っているうちに暗くなり始めてきたので、すっぱりその後のトトロの森のクライマックス、田園風景の見える丘に行くことを諦めて早稲田大学の構内に戻った。
無料の学バスに乗せてもらって小手指駅に着く。
疲れを少し癒しに和菓子も美味しそうな狭山茶を販売している茶舗新井園本店を訪れる。
喫茶コーナーのテーブル席に座り、煎茶や抹茶をいただく。

まずは黙って上質なほうじ茶が無料で出される。

これがまた美味しい。


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煎茶にお菓子のつくセットは300円で


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抹茶にお菓子のつくセットは500円であった。


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お菓子は三色団子と抹茶クリーム大福を選んだ。
三色団子は中の餡が温かい。
黄色は胡麻餡、白いものは桜餡、草団子は小豆餡であった。
しっかりと作っていてなかなか美味しいではないか。
抹茶クリーム大福も滑らかな味わいで好感が持てた。
高級煎茶は狭山茶100%の地元の高級品で、かぶせ茶とまではいかないが甘みも感じられすっきりとした透明感のあるピュアな味わいのものであった。
抹茶は上等なもので濃茶にも使えるレベルである。
縦の広がりを感じさせる綺麗な味わいの抹茶であった。
美味しかったので帰りにこの上の最上級の金輪という缶入りの抹茶を購入した。
ここはいいお茶のお店である。
お茶好きは小手指駅に来たら北口に降りて訪れるべし。