上海蟹極上蟹玉 | ジャン=ピエールの霧の中の原風景

ジャン=ピエールの霧の中の原風景

こだわりの食とお酒を味わった思い出や情報を綴ります。

銀座一丁目駅に直結している柳通り沿いの中国料理店過門香で夜に連日食卓を囲んだ。


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初日は地ビールの生で乾杯し料理に向かい合う。


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その日の同席者は焼き物や上海蟹が食べられなかったりしたので料理を選ぶのも気を遣う。
まずは小籠包と


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スープ入り焼き餃子が届く。


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両方とも熱々で口の中にスープがほとばしりでる。
その美味しいスープを愛でながら皆味わうのであった。
そして、大海老の広東式マヨネーズ和えと


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大海老のチリソースが届く。


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どちらも海老がプリプリで味の変化も充分に楽しめた。
上海蟹味噌好きが一人いたので極上上海蟹玉子を頼んでみた。
上海蟹の味噌と身がたっぷり入っていてその上に京料理でいうならば銀餡がかけられている。


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こんなに贅沢な蟹玉子は滅多にお見かけしない。
蟹玉好きには卒倒モノの料理だと思う。
最後に担々麺と揚州黒酢炒飯をお願いした。
このお店は四川重慶出身の特級調理師がいるので、担々麺は基本的に重慶式で辛いのだが、辛いのが苦手な人がいたので、唯一のマイルドな担々麺にしてみた。


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この担々麺を食べると胡麻の香り高い薫りが鼻に抜けていく。
美味しいではないか。
シェンロン東京のマイルド担々麺を彷彿させる。
そして、揚州黒酢炒飯はしっかりとナマコや金華ハム等何種類もの具が入っている本物の揚州炒飯であった。


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それもパラパラに炒められていて、その美味しさは太田の金山中国茶苑の炒飯にひけをとらない。
最後に中国茶を飲みながら食べた者は皆満足そうな笑みを見せるのであった。
さて、翌日はこの日食べられなかった焼き物と上海蟹味噌三昧となる。