今回は完全ネタバレで行きます！！(笑)
この映画の存在は全く知らなかったのですが、
レンタルショップでたまたま見つけ
オダギリジョーだ♥ってことと
共演がマギー・Ｑだということで
面白いんじゃ？！とちょっと惹かれてレンタルしてみました♪
が・・・
観る前にレビューをチェックしてみたら散々書かれてて！(´Д｀；)(笑)
ま、観てみて納得の意味不明な映画でしたね(￣Д￣；；(笑)
でも、あまりの酷評に覚悟して挑んだからか
そこまで嫌いな作品ではなかったですが
それは私がオダギリジョーファンだからなのかもしれませぬな。。。
なんかですね、まず、物語、矛盾が多いんですよ(￣ー￣；
時は紀元前の中国、秦の時代が舞台で
抵抗する部族から国境を守るために戦う軍人たちの物語なのですが
この一員にオダギリジョー演じる陸がいるんです。
で、この陸が隊長からどうやら目をかけられているようなのですが
軍人なのに人を殺すことができないんですね。
優しすぎるんでしょうか。。。
それなのに
なぜか位はけっこう上のようで
隊長が敵の捕虜として捕えられてからは
軍の指揮をとってるんですよΣ(･ω･ﾉ)ﾉ！
いや、無理でしょ・・・
だって敵を殺せず、狼の子どもを育ててたような人が・・・みたいな。
で、冬が来て戦いは一時休戦で
猛吹雪に襲われたので
途中にたどり着いたハラン族の村に避難しようと立ち寄るんですが・・・
そこで見つけた家の中に
マギー・Ｑ演じる未亡人の女がいるんです。
で、この女を見つけた陸は
なんといきなり欲情しちゃって嫌がる彼女を無理やり襲う！わけで。。。
いや、いや、いや(￣Д￣；；
軍人として敵も殺せず震えてた奴が
死んだ敵の軍人抱きしめて泣いてたような奴が
平気で女を襲うってどうよ(￣ー￣；
普通はそんな男は
“女、子どもにだけは手を出すな”な主義じゃね～のかよ。
とキャラに矛盾を感じまくったわけで(￣ー￣；(笑)
で、しかも一度ではなく何度も無理やりやっちゃうわけですよ。
で、映画はそんなシーンが何度も何度も続くわけなのですが
これがはっきりくっきり映っていれば
まだ見応えもあるかもしれないけれども・・・(笑)
画面が暗すぎて超観にくいんですわ(;´Д`)ノ
なんか汗まみれでヌタヌタと光った背中ばかりが目立ち・・・
さらに何度やってても同じ体位（;´▽｀A``(笑)
最終的にはマギー・Ｑ演じる女も
そんな陸に惚れちゃってる感じになるんですが！(´Д｀；)
愛が芽生えてからのＨも最終的には同じ体位にたどり着く。。。
どんだけワンパターンやねん！みたいな(笑)
映画としてそれだけ同じようなシーンを繰り返せば
それはけっこう無駄っていうか
観客も飽きますよね(￣ー￣；
レビューの中にはＨばっかりしているみたいな感想が多かったですが
原因はそこにあるんじゃないでしょうか。
この映画、原作が井上靖ということなんですが
井上靖の原作もこんななの？？？と
今それが一番の謎なんですけどね（;´▽｀A``
多分違いますよね？？
でも原作読む気にはならない(^▽^;)(笑)
で、最終的には２人の間に愛が芽生えるんですが！
そこからまたしても驚きの展開が待っているわけです！！
このハラン族には掟があって
“他の部族とは決して交わってはいけない”そうなんです。
で、破るとどうなるのか？？
“呪い”で“狼になってしまう”というんです！
まさか～(^_^;)と思ってたら
ほんとに２人して狼になっちゃいました(;´Д`)ノ！！(笑)
なので
ウォーリアー＆ウルフではなく
ウォーリアー and ウルフってことだったてことですね。
「ウォーリアー そして ウルフ」(笑)
で、狼になってからの展開もまた意味不明で。。。
狼になった２人が軍人たちの前に現れるんですが
これがあの２人だよというのを表したかったのか？？
軍人たちの前で交尾する狼が映し出されるんです。
でも、これがあの２人だというのなら・・・
お前たちは一体どこまで恥じらいというものがないねん！
みたいな超興ざめ違和感アリアリな陳腐なシーンに見えて(￣Д￣；；
さらにその後の
多分あれは戻ってきた隊長と戦ってたんですが
あんなにお世話になった隊長と戦って噛み殺すっていう展開も
お前、昔は敵ですら殺せなかったのに！
なぜ隊長を！！ みたいな意味不明感が残りましたね(￣ー￣；
全体的に画面が暗く
セリフもそんなに多くなく
理解に苦しむ点も多くて
何より展開の仕方がかなり退屈で
面白いとは言えない映画でした(￣Д￣；；
でも
禁断の愛とか
掟を破ると狼になる
なんて設定は嫌いではないので
もう少し物語の展開がどうにかなってたら
好きな作品にもなったんだろうになぁと
ちょっと残念でありました。
それにしても
マギー・Ｑ
よくこの映画に出るって決めたなぁ。。。
出演シーンはほぼ“それ”しかなかったのに(;´Д`)ノ
満足度・・・３８％
