街づくり・店づくり総合展 取材 | jafca blog

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トレンドカラーの情報を発信する一般社団法人日本流行色協会がお届けするブログです。


街づくり・店づくり総合展が
2013年3月5日~8日に東京ビッグサイトで開催されました。


この展示会は、日本経済新聞社が
・JAPAN SHOP
・建築・建材展
・リテールテックJAPAN
・NFC & Smart WORLD
・SECURITY SHOW
・フランチャイズ・ショー
・ライティングフェア

などの各展示会をまとめて 「日経メッセ 街づくり・店づくり総合展」としているので
ビッグサイトを全部使ったかなり大きな展示会です!



今回はライティング・フェア、JAPAN SHOP、建築・建材展を取材してきましたので
気になったところをご紹介します。


ライティング・フェアは
やはりどこもLEDの見え方を比べる展示などが目立ちました。



こちらは三菱電機照明。


光源の色の違いは「色温度=K(ケルビン)」で表されるのですが、

一般的に色温度が低いと赤みを帯び
高くなるにしたがって白から青へと変化します。
自然光は約6500Kで、
JAFCAで色を測るときにもそれをもとにした
標準イルミナントD65という約6504Kの光を使っているんですよ。


光源の違いを理解すると
目的に応じて使い分けたり
見せ方を考えたりすることができます。

こうして比べてみるとかなり光の見え方が違いますね!
色温度の違い + 左はカラーフィルターをつけているようです。

↑左の暖色系のフィルターを付けて、食品を鮮やかに見せる!という提案、

こういう場で見ると私には不自然に見えたのですが、
店舗等では意外に違和感なく見えるのかもしれません。


LEDはまだ色がいまいち・・・という印象がありますが
どの会社も、さまざまなシーンに合わせて色が調整できることもLEDの特徴!として打ち出していました。




パナソニックさんでは
LED照明×データ配信の提案も。

照明の下に立つと、
スマートフォンに情報が届き、
お店での購買を促します。



一方、有機ELはLEDに比べ光が弱いものの、
面で光るという点を利用して
デザイン性をアピールした展示が多かったです。

コニカミノルタは
羽ばたく鳥をイメージした照明インスタレーション。

有機ELの光る面が

見る角度によって変わり、虹色のカモメが飛んでいるようでした。


街づくり・店づくり総合展ご報告続きます!



★tm