良いこと悪い事含めて、私の周りでは色んな事が転がり始めています。
流れに身を任すのもよし、流れに引っ張られるのもよし、兎に角今は転がってみましょう。
そんな日常を送っている私が読み終えたのはこれ!
「災転」 霞流一
災転と書いてサイコロと読みます。
上手い当て字ですね。
角川ホラー文庫から出ているんでホラー小説なんでしょうが、それ程怖くないです。
売り文句として(リングに似た呪いの小説)みたいな事があったので期待して読みました。
何故か石のお墓が奇妙な形にねじ曲がったシーンから物語は始ります。
しかもその墓は先日亡くなったばかりのヤクザの親分のお墓。
墓を依頼された主人公は、手下に呼び出され原因究明を求められます。
そして調べていくうちに親分の死に方がおかしい事を突き止めます。
その裏には一人の女性の呪が!
果たして真相は、と言う感じです。
ん~どうだろう?
これhホラーなんだろうか?
奇天烈な話であるには間違いないですが、流石霞さん一筋縄ではいきません。
バカミス常連作家だけあり一ひねりも二ひねりもしてあります。
ただ面白か?と聞かれると疑問符もあります。
そもそも怖くないしワクワク感が少ない。
着眼点は面白かったんですけどね。
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