ドラマ「隣の家族は青く見える」２8
こんにちは、カウンセラーの神谷です。
前回からの続きです。
Eさん
「そうですよね。自分がどんなベースがあるか見る必要がありますね。
そのベースが、普通とか、常識とか、価値観とかになっているんだと思います。
そもそも、価値観とかになっていたら、見直すことなんてしないですね。
私も見直すことはなかったですし、見直すということを考えることすら思いつき
もしなかったと思います。
ドラマ「隣の家族は青く見える」でも、価値観の話が出ていましたね。
～～～
広瀬
「誰だってそうですよ、自分が信じてきた価値観を覆すのは勇気がいります」
～～～
価値観を覆すということは、見直すってことですね。
それをすることが勇気がいると話していますが私もそうでした。
今までやってきたことを否定することにもなってしまうことにかなり引っかかって
いました。
否定されることが嫌でしたし、怖かったんだと思います。
ここで向き合ってわかりましたが、結果が出ていないことを守っても仕方がないん
ですよね。
私は、今からを大切にする感覚がなかったんです。
今までを守り、今からを希望あるものにしていませんでした。
未来をよくしていくより、今を守ることで精一杯だったんですね。
今は、自分の価値観だろうが、常識だろうが、普通だと思っていることであろうが
結果の出ないことならば、価値がないと把握できるようになりました。
以前話に出ていたタバコと同じですよね。
タバコに価値をもっていて、いくら本当に、タバコがおししくても、吸うと落ち着いても、
コミュニケーションツールになったとしても、実際はタバコは毒であり、体を蝕んだり
周りに不快感を与えたりといいことがないんですね。
価値がないことがわかったからすぐにタバコをやめることができました。
自分の価値観を大事にする必要がないことはタバコでも学ばせてもらいました。
こういうことを日常にやっているこういう場所はたくさんあった方がいいですよね。
私も作れるようになりたいです♪」
Bさん
「そうですよね。普通、常識、自分の価値観って大切にしがちなんですよね。
私も、大切にしていました。
大切にしていたというよりも、やはり、それを頼りにしていたんだと思います。
そういう基準がないと落ち着かなかったですね。
それも、私がいた環境で見て学び、身につけてしまったことだと思います。
本当はそんな基準がなくても・・本当はないほうがきちんと把握ができるんですね。
ここにきてはじめて知りました。
でも、まだ、知っただけの段階なので、少しずつ体に染み込ませていかないと
いけないです。
こういうこともここではじめて知りました。
以前の私は、知ったらOKであり、その時点でわかったことになっていました。
でも、きちんと考えて見るとそんな訳がないんですよね。
車の構造をいくら知ったって、運転ができるようになるわけないし、いくら勉強して
国家資格をとったってそこから実際の実務を積んでいかなければ役に立たない
だろうし、こういう風に見ると、知ったぐらいで、わかったと思っていた私の浅はかさ
は恥ずかしいです。
こういうことも、学んできてしまったことなんだとは思います。
こんなことさえ、わからないように学んできて身につけてきてしまった環境を
ベースにしたりすること自体わかってしまうとありえないですよね。
でも、気が付かないんです。
ここにこなければ一生気づかないでいたと思います。
これだけシンプルなことでさえも気づかなかった自分にびっくりですが、
それだけ、普通、常識、自分の価値観を基にしか判断していなかったんだと
思います。
自分が判断するばかりで、話し合うとか、一緒に考えるということを重要視
する感覚がありませんでした。
ドラマ「隣の家族は青く見える」でも、話し合うことでわかりあえるかも？
という話をしていましたね。
～～～
川村
「悪気なく誰かを傷つけていることもあるんだろうなって思いますしね」
朔
「誰のことも傷つけずに自分も傷つかずに生きることって無理なんじゃないかな」
杉崎
「誰かが傷つくことを恐れて言いたいことを全部引っ込めちゃうのも違う気がするしね」
大器
「問題はその後かもしれないですね。
傷つけたとしても後で声に出して話し合えばもしかしたらわかりあえるかもしれない」
朔
「わかりあえないかもしれない」
奈々
「いつかわかりあえる時がくるといいですよね」
～～～
確かに、傷つけことはあるんだと思います。
何が起きようが話し合うことで解決することができるんですよね。
でも、私は、その話し合うことが習慣にありませんでした。
そして、きちんと向かい合ってみると、話し合うってどういうこと
かもよくわかっていませんでした。
私が話し合うと思っていたことは、一方的に思いを話してそれを
わかってもらうとか、相手の話を一方的に聞かされるとか、お互いが
言いたいことを言い合うとかでした。
それが間違っているわけではないとは思いますが、やはり結果がでなかった
ですね。
いい結果になるようにとか、スムーズにいくようにとかを目的にしていき、
実際どうなる可能性があって、それがどのような結果になっていくのかを
捉えられるようになれないと、話し合い自体は難しいですね。
今私にできるそこに近づくことは知ろうとすることだと思います。
それを積み重ねれば・・・・楽しみです♪」
このように話は続いていきますが、
この続きはまた次回させていただきます。
最後まで読んで頂きありがとうござました。
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