先週 2月27日 日曜日は
阪急ハイキング
大文字火床から京都盆地を眺める
大文字山・蹴上コース
に参加しました
スタートは、京阪電鉄 京阪本線の終着駅 出町柳駅を下車します
阪急ハイキングですが、
今回は、阪急沿線から離れた場所での開催でした。
阪急と、京阪はお互い、京都と大阪を結ぶ路線を持っていて
ライバル同士ですが、垣根は、とても低い印象で
このようなハイキングの開催も、時々見られます。
場所は、京都市 左京区 賀茂大橋東詰になります。
駅の地下通路を通って、4番出口に出てきました。
ここから、今出川通を、東方向へ歩いていきます。
今日の天候は、とても気持ちのいい晴れ
2・3日前の天気予報では、雨の予想だったので、とてもうれしいこと
で、気温も、今日は春の陽気になりそうです。
前方に東大路通と交差する百万遍交差点が見えてきました。
ここを横断して、左へ曲がっていきます。
少し東大路通を歩いていくと、右側にお寺の山門が見えてきました。
百万遍知恩寺です。
今日の、スタート場所は、この寺からになります。
境内を進んでいくと、マップをもらいました。
今回は、送り火で有名な大文字山(465.4m)を登ります。
阪急ハイキングは年度によって、シーズンが区切られていて
2010年度、3回参加したため、レジャーシートをもらいました。
まったく別の場所にあり、歴史も異なります。
百万遍とは、元弘元年(1331)に京都で疫病が蔓延し、後醍醐天皇の
勅によって、第八世善阿上人が、七日念仏百万遍を行い
疫病を治めたことから、「百万遍」の号が下賜されました。
スタートです。
南側の山門をくぐって、左へ曲がっていきます。
両側には、大きな学校の建物が見えています。
この吉田キャンパスは、7つの構内という地区に区分されていて
とても広大なキャンパスとなっています。
やがて左側に、祠が見えてきました。
少し先に進んで、振り返ると大きな岩を彫って作られた
子安観世音で、鎌倉期の石仏と伝えられています。
さらに歩いていくと、白川通と交差する信号交差点がありました。
ここから大文字山を見ると、「大」の文字がはっきりと確認できます。
8月16日には、
ここに火が灯される、送り火の行事が行なわれるそうです。
その火床は、どのようになっているのか、
どのようにして「大」の文字が浮かび上がるのか、
その秘密を、これから探ります
白川通を横断して、さらに東へ進んでいきます。
ここからは琵琶湖疏水が流れる、とても風情のある場所を歩きました
「哲学の道」とも呼ばれる小路で
哲学者 西田幾多郎が散策しながら、思索にふけったことから
この名がつけられました。
途中には、国旗掲揚台というのがありました。
上部に棒をたてて、国旗を掲揚するための、台座のようです。
やがて、
銀閣寺橋を渡って行くと、賑やかな雰囲気になってきました。
土産物店を見ながら歩いていくと、前方にお寺の門が見えてきました
銀閣寺として知られる慈照寺です。
二層からなる、とても優美な建物で
足利義政が、鹿苑寺の金閣舎利殿を模して造られた観音殿です。
「銀沙灘」と呼ばれる砂盛の庭園が東側にありました。
この建物が、慈照寺の本堂です。
それにしても、「銀沙灘」がとても美しいです。
檜皮葺きの現存する最古の書院造りです。
境内の東側に、高台があるので、石段を上がってみました。
ここからは、慈照寺の境内と、背後に京都の街並みが見渡せました。
それぞれの建物の配置や、向きなどがとても興味深いです。
続きは、明日です。