「ア・フュー・グッドメン」 (米、1992年) | 無節操ニンゲンのきまま生活

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ア・フュー・グッドメン
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トムさまの映画ですね。

15年前の映画で、トムさまはすんごく若いです。

トムさまと呼んでおりますが、別に好きじゃありません(笑)

監督は「スタンド・バイ・ミー」のロブ・ライナー監督

出演はトム・クルーズ、デミ・ムーア、ジャック・ニコルソン



☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*


米海兵隊基地で起きた、先輩が後輩を殴り殺すという殺人事件。

その弁護にあたった法務総監の若きメンバーたちは、

しごきのための暗黙の制裁“コードR”の存在を知る。

死に至らしめた暴力は、海兵たちの独自の判断で行ったことなのか

それとも上官からの命令なのか・・・というおはなし。


☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*


弁護士たちがトムとデミ・ムーア、

相手方の上官にジャック・ニコルソンなんですが、

ジャック・ニコルソンのアクの強いこと( ̄□ ̄)

前半からもう「お前が命令したに違いない」と思わせる演技で

色んな意味ですごかったです。


もちろん上官は馬鹿じゃないから、

直接「制裁しろ」なんて言わないわけで。

しかもニコルソン上官と実行犯の間にはさらにキーファー・サザーランドがいるので

結局制裁につながった上官の発言は制裁を意図したものだったのか、

命令は下ったのかどうかが問題となるわけです。


ましてやそれを証明するなんてことはとても難しく

ラストの法廷シーンではトムがニコルソンから

制裁を意図した命令を下したのかどうかを吐かせる、という緊迫したシーン。

ここは見ものだったな~。

どんどん2人が感情的になるんだけど、

どちらが理性を保つことができるのか。

誘導尋問を繰り出せるか、それとも誘導尋問をかわせるか。

なかなか圧巻なシーンでした。


トムは若いときのほうが個性が強すぎなくていいね。

デミ・ムーアとどうにかなっちゃうかと思ったけど

ワンパターンな作りじゃなくてよかった^-^



そういえばケビン・ベーコンも出てたな。

地味にキャストが豪華でした。