晴れのち曇り時々Ameブロ

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前編では、飯坂温泉を歩いて散策しましたが、この後編では観光タクシーを使って、城下町福島に点在する名所や史跡を巡ってみたいと思います。
2日目の朝は、前日に予約をしておいた観光タクシーを待つため、JR福島駅構内の観光案内所へ。
観光タクシーの予約は、観光案内所でも受付を行っていて、それぞれの用途に合わせたモデルコースが幾つか用意されています。
基本的に1時間5000円位なので、今回はモデルコースではなく、自分で行きたい場所を指定して3時間で周ってもらうことにしました。

今回のコース: 所要時間3時間
福島駅(発)→ 御倉邸信夫文知摺医王寺観光物産館(着)



☆ 御倉邸(おぐらてい)


晴れのち曇り時々Ameブロ-御倉邸

駅を出発して、まず最初に向かったのが中心街にある「御倉邸」です。
御倉邸は、日本銀行福島支店の役宅として、昭和2年に建築されました。
平成12年3月に福島市が取得し、一般公開され現在に至っています。
それでは、これから建物内を少しだけ紹介したいと思います。

晴れのち曇り時々Ameブロ-御倉邸内

こちらは応接室、近代和風住宅に洋室の組み合わせは珍しいと思うのですが、他国の外交官の家族が一緒に暮らしていたとのこと。
玄関の横に専用の入口があったことから、当時としては画期的な二世帯住宅?
応接室と隣接する寝室の2部屋だけで、家族3人が暮らしていたという話でした。
ちょっと狭いかな?と思ってしまうのですが、当時はその広さがあれば十分だったのかもしれませんね。

晴れのち曇り時々Ameブロ-御倉邸内

明るく開放感のある廊下。
邸宅内を一周できるよう、回廊になっていました。
贅沢な造りですよね。

晴れのち曇り時々Ameブロ-懐かしの黒電話

こんな可愛らしい電話ボックスがあったりして・・・
懐かしの黒電話、家にも昔あったような?
因みに、上の障子窓は、暑さ対策との話でした。

晴れのち曇り時々Ameブロ-御倉邸内

おや、玄関横に専用の車イスが!
実は、回廊に沿って車イスで邸宅内を見学できるそうです。
前日に行った堀切邸にしても、この御倉邸にしても、福島市は障害者に対して手厚い町なんですね。
福島駅構内にある観光案内所には、バリアフリーツアーセンターも併設されていて、障害者にも気軽に観光ができるよう色々な相談に応じているようです。
因みに、当日お世話になったタクシーのドライバーさんもヘルパー2級を取得していましたし、車イス対応のタクシーも会社で所有しているとの話でした。

福島市観光案内所: TEL:024-531-6428

晴れのち曇り時々Ameブロ-御倉邸内

船底型の天井とレトロな電球、差し込む光が優しく邸内を包み込む中、奥座敷では地元主催のお茶会が開かれていました。
こちらの御倉邸、大小6つの部屋があるのですが、市に事前予約をすれば、県外の人でも部屋を安価な料金で貸し出してくれるとのこと。
例えば、その中でも部屋数の多い8畳和室を午前10:00~12:00の間借りると300円、午後13:00~18:00で600円、全日借りると900円です。

お仲間同士、お菓子を持ち寄って“女子会”などいかがでしょう?
また、小さなバスで旅行している婦人会の方々が、途中2~3時間位邸内や庭を見学しながら休憩するのにも最適だと思います。
その場合、一番大きな18畳和室の使用料金は、8畳を利用した時の倍額になりますが、団体ということを考えると安いですよね!
たまには、仲間同士でゆっくりとした旅行も楽しいかもしれませんよ。

申し込み・問合せ先: 福島市都市政策部公園緑地課 TEL:024-525-3765

晴れのち曇り時々Ameブロ-ゆったりと流れる阿武隈川

庭園の傍らには、こんなお洒落なデッキもあります。
阿武隈川、綺麗だったな。(^_^)
ボランティアガイドも常駐していますので、福島市を訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみてください。


☆ 信夫文知摺(しのぶもちずり)


晴れのち曇り時々Ameブロ-信夫文知摺

ちょと珍しい名称ですよね。
信夫は、昔からある周辺の地名で、文知摺というのは染物から来ているようです。
この辺りは、もちずり絹の発祥の地で、境内には「もぢずり石」という伝説の残る大きな石がありました。

晴れのち曇り時々Ameブロ-人肌石(信夫文知摺)

それではさっそく、境内を散策してみたいと思います。
タクシーを降りて歩き始めると、どこからともなく突然呼び止める声が!
見上げれば、上にある資料館らしき建物の窓から、住職の奥様ですかね?こちらに向かって笑顔で話しかけてきました。

「おはようございます!今日はどちらからお越しですか?」と声を掛けられたので、「静岡から来ました。」と答えると、「今日は、無料で展示会もやってますので、ぜひ立ち寄ってくださいね。」と、親切に誘ってくださいました。
もしかして、待っていてくださったんですかね?(謎
それはともかく、こんな何気ない会話も旅の良い思い出になりますよね。
資料館には途中でお伺いするにして、まずはこちらから紹介させてもらいます。

晴れのち曇り時々Ameブロ-多宝塔(信夫文知摺)

こちらの多宝塔、以前から観たかったんですよ。
昔、何かの写真で目にしてから、「いったいどこにあるんだろう?」ずっと気になっていたのですが、やっと辿り着くことが出来ました。
東北らしい素朴な雰囲気が、凄く素敵だと思いませんか?
ちゃんとした一眼レフカメラを持ってきて、雪の景色と一緒に撮ってみたいな。

晴れのち曇り時々Ameブロ-多宝塔(信夫文知摺)

見る位置によって、表情が変わります。
屋根の裏側の細工が、色彩豊かでとても見事な造りでした。
この多宝塔を拝見できただけでも、本当に来てよかったなと思いました。

晴れのち曇り時々Ameブロ-資料館(信夫文知摺)

そして、こちらが多宝塔の横にある資料館。
この日は、著名な先生が手がけた陶磁器の展示が行われていて、久しぶりに心落ち着く時間を過ごすことができました。
普段は、絵が展示されているとのことです。

晴れのち曇り時々Ameブロ-もぢずり石(信夫文知摺)

これが伝説の残るもぢずり石。
身分の違う男女の悲恋話が、今もこの大きな石を通して語り継がれています。

晴れのち曇り時々Ameブロ-信夫文知摺

境内には、自然を生かした遊歩道が整備されていて、とくに紅葉の時期が綺麗だということ。
松尾芭蕉はじめ、多くの文人・歌人が訪れた東北を代表する古刹、今度はまた違う季節に歩いてみたいと思いました。


☆ 医王寺(いおうじ)


晴れのち曇り時々Ameブロ-医王寺

実は、信夫文知摺を巡った後は、福島県観光物産館で終わる予定だったのですが、時間が余ったことからドライバーさんの提案により、もう1箇所「医王寺」に行ってみることにしました。
福島の市街地から離れて、ここはもう飯坂温泉が近いんですね。
医王寺は、源義経の家臣、佐藤継信・忠信一族の菩提寺、あの松尾芭蕉も訪れた・・・松尾芭蕉って、どこにでも現れるんですね。(^_^;)
芭蕉も、参拝後に飯坂温泉に泊まったみたいです。
それでは、これから境内を少しの時間散策してみることにましょう。

晴れのち曇り時々Ameブロ-医王寺本堂

こちらは本堂、医王寺の起源は平安時代天長三年(826)で、その後、大鳥城の城主でもある佐藤基治氏の働きかけにより佐藤家の菩提寺となりました。

晴れのち曇り時々Ameブロ-医王寺参道

境内は広く、入口から薬師堂に続く杉並木の参道が見事でした。

晴れのち曇り時々Ameブロ-薬師堂(医王寺)

杉林を抜けると正面に薬師堂が見えてきます。
医王寺は、別名「鯖野お薬師様」と呼ばれ、言い伝えによれば、飯坂温泉を発見した鯖湖親王を祭ったことが由縁だそうです。
なるほど、昨日入った飯坂温泉の共同浴場、「鯖湖湯」の由来は、そこからきていたみたいです。

晴れのち曇り時々Ameブロ-佐藤継信・忠信兄弟の墓

薬師堂の横にあるのが、佐藤継信・忠信兄弟のお墓です。
源平合戦の折には、身を挺して義経を守り亡くなられたそうです。
その後、義経が平泉に向かう途中にこの地を訪れ、二人の死を痛み追悼されたとのことでした。
弁慶にしても、義経の周りには、ちょっと悲しい話が多いですよね。


☆ 福島県観光物産館


晴れのち曇り時々Ameブロ-こらっせふくしま

そして、最後に訪れたのが福島県観光物産館です。
お土産を買うのは、やはりこちらがお薦めです。
この近代的な建物の1階が、観光物産館になっていました。

晴れのち曇り時々Ameブロ-相馬焼

相馬焼発見!!
窯元が被災して、現在生産がストップしていると聞いていたのですが・・・
恐らく、在庫として残っていたのかもしれませんね。
右奥の4万2千円の花器、半分切れてしまっていますが、あれ良かったな。(笑
相馬焼イイですよねー、1日も早く復興できることを願っています。

晴れのち曇り時々Ameブロ-会津のこがねべこ

福島県観光物産館には、福島市周辺のみならず、会津地方をはじめ福島県全域の地場産品や伝統工芸品を数多く取り揃えていました。
福島駅西口から徒歩5分位の場所にありますので、ぜひ立ち寄ってみてください。

晴れのち曇り時々Ameブロ-福島市のキャラクター「ももりん」

こちらは、福島市の観光PRキャラクター「ももりん」
以前、ホテルに勤めていた頃、よく年配の方が売店でお孫さんに何を買って帰ったらよいのか迷っている姿を見かけました。
お孫さんへのお土産は、こちらなどお薦めではないかと思います。
観光物産館でも見かけましたが、駅構内の観光案内所に沢山置いてありました。

晴れのち曇り時々Ameブロ-観光タクシー

写真は、今回観光タクシーで案内してくださった大和交通のドライバーさんです。
観光タクシーを利用したのは、実は生まれて初めてだったのですが、普段は歩きが中心のわたくしにとっては、贅沢な旅をさせてもらったなというのが実感です。
昨日は、雨の中を歩き回ったので、たまにはこういう旅も良いかもしれませんね。
ここで、観光タクシーのメリットを幾つか挙げてみると・・・

① 観る範囲が広がり、短時間で離れた名所や史跡を巡ることができる。
福島市は、花見山や大蔵寺の枝垂桜、慈徳寺の種まき桜と少し離れた場所に桜の名所が点在していますので、桜の時期には特にお薦めです。

② 地元のドライバーさんが案内してくれる安心感。
旅行とはいえ、初めての土地というのは不安ですよね。
観光案内所や観光タクシーなど、積極的に利用してみてはいかがでしょう?

③ 放射線への不安の軽減。
わたくしは、別段気にしているわけではないのですが、やっぱり気になる方も多いと思います。
車内での移動がメインになる観光タクシーなら、そういった不安も少しは軽減されるのではないでしょうか?

今回、2日間に渡り、福島市を観光してきましたが、地元の皆さんも良くしてくれて、本当に楽しい旅になりました。
次回、ここに帰って来るのは、桜の花が咲く頃ですね。
満開の花見山、一度見てみたいな。
またその時には観光タクシーを・・・といきたいところなのですが、ちょうどその時期は税金等の支払いに追われ、春なのにふところ寒いわたくしなので、レンタサイクルでめぐりたいと思います。(笑



-思ったこと考えたこと-

今回の原発事故の厄介なところは、風評被害を何とかしようとすると放射線問題が軽視されてしまい、逆に放射線問題を重視すると風評被害が拡大するという、あっちをとればこっちがたたず状態で、とくにマスコミ関係の方々は社会的責任も相まって苦悩されていることと思います。
わたくしは個人なので、素直に言わせてもらいますが、除染については子供たちの将来のために早急にやっていただかないと困ります。
しかしながら、数日間しか滞在しない旅行者にとっては、福島市周辺の線量だったら別に気にするような値ではないと、自分自身では認識しております。

今回、とくに観光業への風評被害に関しては、主な原因が二つあるように見受けられました。
ひとつは、放射線量の問題、これは個々の判断に委ねるしかないのですが、わたくしのように大丈夫だと認識していても、いざ行くとなると何故か足が重くなってしまう・・・結構多いのではないでしょうか?
その原因というのは、現地の様子が殆ど見えてこないことからの不安です。
極端な話、「福島市は人っ子ひとり歩いていないんじゃないか?」とか、「観光施設も店もやってないんじゃないか?」とか、「こんな大変な時期に行ったら迷惑を掛かけるのでは?」などなど。
とくに最後の項目は、気持ちの優しい年配の方々に多いかもしれませんね。

ハッキリ言いますが、そんなことはありません!
いつもと変わらない街並み、子供が外出を控えているということや、経済的にかなり落ち込んでいることを除けば、地元の方々は普段通りの生活を営んでいました。
「福島を支援したい!」と思っている人たちは、全国に沢山いると思うのですよ。
もし、上記のような不安から足が遠のいているのでしたら、「そういう心配はありません」ということだけは伝えさせてもらいます。
地元の方々は、皆さん明るく前向きに頑張っていましたし、わたくしのような観光客に対しても、凄く親切にしてくれた上、来てくれたことに対して感謝もしてくれました。
「しっかりサポートして、みんなで被災地の復興を応援しましょうよ!」
今、わたくしが言えることはそれだけです。(^_^)

最後に、今回は難しい問題が山積みでしたが、様々なことを見て感じて考えることで視野が広がり、人としてまたひとつ成長することができました。
誰ということは言えませんが、この時期に福島に入るきっかけをくださった方々には、心から感謝しています。

ありがとうございました。



【関連リンク】
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福島市の総合観光情報
飯坂温泉観光案内
土湯温泉観光協会
高湯温泉観光協会
岳温泉観光協会
福島県観光物産館
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