晴れのち曇り時々Ameブロ

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ひとことで“旅行をする”といっても、様々な年齢層の方が其々のペースで旅をされていると思いますので、今回はいつもと少し趣向を変えて「旅の楽しみ方」という1つのテーマに沿って、「歩いてめぐる」「観光タクシーを利用する」という2つの方法で福島市内の温泉地や名所・史跡を巡ってみたいと思います。

晴れのち曇り時々Ameブロ-飯坂温泉街と十綱橋

福島からローカル線に乗って約25分、着いたのは秋保・鳴子とならぶ奥州三名湯に数えられる飯坂温泉です。
飯坂温泉は、2世紀頃にヤマトタケルノミコトにより発見されたと言われ、松尾芭蕉も奥の細道で立ち寄った由緒ある温泉地。
温泉街には9つの共同浴場が・・・9つもあるんですか!(☆_☆)
ということで、まず最初のお題の「歩く」という方法で、飯坂温泉の9つの共同浴場を、今回は端から端までかたっぱしに巡ってみたいと思います。(笑

晴れのち曇り時々Ameブロ-飯坂線(福島駅にて)

駅の改札を出て歩き始めると・・・さっそく道に迷いました。(^_^;)
迷い込んだ住宅街で地元の人に道を尋ねてみると、ここから一番近い共同浴場は波来湯(はこゆ)とのこと。
教わったとおりに歩いてみれば、何のことはない駅のすぐそばにありました。

晴れのち曇り時々Ameブロ-波来湯

外観は、ちょっと渋めチックなお洒落な感じです。
と、勝手な和製英語で表現しましたが、開湯は延暦年間、千二百年余の歴史がある飯坂温泉では2番目に古い共同浴場、現在ある建物は今年1月に新しく建てられたものだそうです。

エレベーターで地下1階まで降りると浴場があり、源泉掛け流しと適温に調整されている二つの湯船がありました。
飯坂温泉の泉質は、アルカリ性単純温泉で、主に神経痛・冷え性・疲労回復に効果があるとされています。
新しいだけあって、浴場内には清潔感があり、女性にもお薦めできる共同浴場だなと感じました。

ちょうど昼時、お風呂に入ると血行がよくなり、やっぱりお腹が空きますよね!
今回は時間が無かったので、駅前にある観光協会で昼食のとれるお店を聞いてみることにしました。
飯坂温泉の名物は?と聞くと、「飯坂ラーメン」に「福島ギョーザ」とのこと。
正直、ラーメンはあまり得意ではなかったのですが、伝えなければという使命感をもって、地元では人気の「万来」というお店に入ってみることにしました。

晴れのち曇り時々Ameブロ-万来の醤油ラーメン

そして頼んだのが、こちらの醤油ラーメンです。
盛り付け方が、すごく綺麗ですよね。
飯坂ラーメンの決まりごとは、味ではなく麺らしいです。
豚骨ラーメンで使う、真っ直ぐな細麺を必ず使わなくてはいけないということでした。
こちらの醤油ラーメンは、サッパリと上品な味がして、結構美味しかったですよ。

晴れのち曇り時々Ameブロ-万来のギョーザ

ただ、個人的にお薦めなのはギョーザ!!
皮がパリパリ、ニラが効いていて本当に美味しかった。
このパリパリ感、ちょっと“銀だこ”のたこ焼きを思い出してしまったので、もしかしたら同じように仕上げているのかもしれない。(謎
ともかく美味しかったので、ここのギョーザはお薦めです。
さて、お腹も満たされたことだし、さっそく湯めぐりに戻ることにしました。

晴れのち曇り時々Ameブロ-導専の湯

次に向かったのが、導専の湯(どうせんのゆ)という共同浴場です。
温泉街から少し外れた、住宅街の中にありました。
43℃と45℃の二つの浴槽があり、ちょっと熱めで下町っ子には最適かも?
“町の銭湯”という雰囲気なのですが、浴室内には富士山の壁絵ならぬ頭に手拭をのせたうさぎの石像があり、なんとも可愛らしかったな。

晴れのち曇り時々Ameブロ-切湯

導専の湯から5分ほど歩くと、こちらの切湯(きりゆ)に着きます。
写真正面は民家、手前の階段を下りると共同浴場がありました。
受付に居たお母さんが、「今誰も入ってないから、熱かったら水でうめてね。」と優しく声を掛けてくれました。

浴室に入ると可愛らしい湯船がひとつ、窓からは川を眺めることができました。
一言で表すと、街中の秘湯といった感じでしょうか?
お湯は、確かに熱かったです!(笑

晴れのち曇り時々Ameブロ-仙気の湯

切湯から、さらに2~3分歩いた場所にあるのが、仙気の湯(せんきのゆ)です。
ヘルニアにも効くという珍しい温泉。
構造は、導専の湯とまったく同じで、うさぎの像も湯船の横にちゃんとおりました。
導専の湯との違いは、お湯がさらに熱さを増しているといったところでしょうか。(笑
これなら、ヘルニアにも効くかもしれない。(謎

4箇所目にして、熱さでもうフラフラ、ここで少しインターバルを入れようと、近くにある愛宕山公園に行ってみることにしました。
ところが!!

晴れのち曇り時々Ameブロ-愛宕神社の長い石段

初っぱなからこれです。(笑
延々と続く長い階段、風呂上りにこれはちょっとキツイと思う。(^_^;)
そんなもので、階段を避け頂上まで続く側道へ!

晴れのち曇り時々Ameブロ-愛宕神社

頂上に着くと、愛宕神社(あたごじんじゃ)の祠と二頭の狛犬が出迎えてくれました。
ここ愛宕山は、標高が141メートルあり、温泉街を見渡すには、絶好のビューポイントでもあります。
ということで、さっそく頂上からの眺めを及ばずながら1枚写真に収めて来ました。

晴れのち曇り時々Ameブロ-愛宕山公園からの眺望

温泉街を写したものなのですが、すぐ下に最初に入った共同浴場「波来湯」が見えますよね。
大きなマンションの手前が、飯坂温泉駅の周辺です。
この日はあいにくの雨模様でしたが、晴れた日にはこんな素晴らしい景色が!・・・
と、紹介したいところだったのですが、写真が無いので次にいきたいと思います。

晴れのち曇り時々Ameブロ-天王寺・穴原湯に向かう途中にて

続いての共同浴場は、愛宕山公園から川沿いに約2キロほど上った場所。
道は次第に険しさを増し、雨も強く降り始めました。
山道を寂しく歩いていると、バイクでツーリングをしている人たちに出会いました。
どうやら、今日は飯坂温泉に泊まるよう。
雨でずぶ濡れ状態でしたが、こんな時にでも来てくれるなんて、バイク乗りの方々は皆さん優しいんですね。(^_^)

晴れのち曇り時々Ameブロ-天王寺・穴原湯

そうこうしているうちに、目指していた天王寺穴原湯(てんのうじあなばらゆ)に到着。
明るく開放感のある浴室は、地元の人たちの社交の場となっていました。
小さいながらも、畳敷きの休憩室があり、例えると町の公民館的な共同浴場といったところでしょうか?
元々は、すぐ下を流れる摺上川沿いにあったようなのですが、水害を避けるために現在の場所へ移転したとのことでした。

晴れのち曇り時々Ameブロ-摺上川

そして、こちらが飯坂温泉を流れる阿武隈川の支流摺上川。
木々が少しずつ色付き始めていました。

晴れのち曇り時々Ameブロ-りんご園

天王寺穴原湯の近くには、りんごを栽培している果樹園もありました。
林檎の木、初めて見ましたが、本当に絵画に描かれているような木なんですね。
因みに、りんごの栽培が始まったのは8000年位前のこと、コーカサス地方が起源とされています。

晴れのち曇り時々Ameブロ-赤川橋

川沿いを1.5キロほど戻り、風情のある赤川橋を渡ると、戦いの場は再び温泉街へと変わります。
次の共同浴場を目指す前に、ちょっと寄りたかった場所があるので、少し寄り道してみることにしました。

晴れのち曇り時々Ameブロ-旧堀切邸十間蔵

わたくしの散策には、歴史的建造物は欠かせません。
ということで、立ち寄ったのは安永4年(1775)建造の「旧堀切邸」です。
旧堀切邸は、江戸時代から続いていた豪農・豪商の旧家で、敷地面積は約4000㎡あり、邸内には推定260年を超えるケヤキやシャクナゲ、ハナミズキやハクモクレンが四季折々に訪れる人の目を楽しませてくれます。
それでは、これから邸内を散歩してみることにしましょう。

晴れのち曇り時々Ameブロ-旧堀切邸十間蔵

まず目に留まったのが、十間蔵という立派な建物です。
こちらの蔵は、唯一創建当初から残っているもので、あの東日本大震災の揺れでもヒビひとつ入らなかったとのこと。
県内最古の土蔵として、平成19年に福島市の有形文化財に指定されています。

晴れのち曇り時々Ameブロ-十間蔵の内部

素晴らしいですね!
内部は十間(約18m)もある広い空間で、主に米蔵に使われていたそうです。

晴れのち曇り時々Ameブロ-旧堀切邸主屋

そして、こちらが主屋になります。
現存する主屋は、明治13年(1880)の火災で焼失した翌年に再建されたもので、其々に赴きの異なる座敷が9部屋もありました。
その幾つかを見てみましょう。

晴れのち曇り時々Ameブロ-旧堀切邸(居間と裏部屋)

まずこちらが、玄関を入るとすぐにある居間と裏部屋です。
典型的な、近代和風住宅の造りになっていました。

晴れのち曇り時々Ameブロ-旧堀切邸(通り間)

こちらは、通り間と呼ばれている部屋で、まるでホールのように湾曲した天井に特徴があります。
こういう天井の造りは、初めて見ました。

晴れのち曇り時々Ameブロ-旧堀切邸(奥座敷)

奥座敷だったかと思うのですが、部屋に掛けてあった大きな書。
この部屋、落ち着けて個人的に凄く気に入りました。

晴れのち曇り時々Ameブロ-旧堀切邸(廊下)

廊下の造りは、こんな感じです。
庭に小さな蔵が3つあり、この廊下から渡り廊下で繋がっていました。

晴れのち曇り時々Ameブロ-旧堀切邸(新蔵)


蔵の中を覗いてみると、天井裏に続くこんな階段もありました。
江戸時代の商家では、こういう階段をよく見かけますよね。

晴れのち曇り時々Ameブロ-旧堀切邸

旧堀切邸には、飯坂温泉の情報を発信する案内所や、車イスでも利用できる足湯もあったりします。
段差を無くすスロープが設置されていたので、車イスで庭を散歩したり、十間蔵を見学することも可能なようでした。
「やわらかい日差し」「四季の移り変わり」「静寂」・・・ 飯坂温泉に来られた際には、絶対に外すことのできない場所だと思います。

■ 旧堀切邸
営業時間: 9時~21時
休館日: 無休(臨時休館日を除く)
入館料: 無料
駐車場: 旧飯坂支所駐車場・パルセいいざか駐車場(徒歩5分)


晴れのち曇り時々Ameブロ-鯖湖湯

さて、堀切邸でしばらく時間を過ごした後、すぐ隣にある鯖湖湯(さばこゆ)へ行ってみることにしました。
鯖湖湯は、飯坂温泉発祥の湯で、ここから飯坂温泉の歴史が始まったようです。
浴場の造りは、脱衣所と浴槽の仕切りが無く、何と表現したら良いんだろう?・・・
江戸時代の浮世絵に描かれているような銭湯の雰囲気です。

今は、其々の旅館が源泉を持っていたり、温泉を引いていたりするのですが、昔は持っていなかったことから、湯治客は皆この鯖湖湯まで入りに来ていたとのこと。
平成5年に現在の建物が建築される以前は、隣りにもうひとつ小さな共同浴場があり、鯖湖湯と道を挟んで向かいにある老舗旅館「なかむらや」は、渡り廊下で行き来できるようになっていたなど地元ならではの話も聞くことができました。

晴れのち曇り時々Ameブロ-湯Cafe

風呂上りには、やはり水分補給は欠かせません。
鯖湖湯の前にある喫茶店で一休みすることにしました。

晴れのち曇り時々Ameブロ-珈琲フロート

“頼んだのは珈琲フロート”
あっという間に飲みきり、次の共同浴場を目指すことにしました。
店員のお姉さんが、「もう行っちゃうんですか?」ぐらいの表情を浮かべていたのですが、あと3箇所も残っているので仕方がないのです。
5分ぐらいの間に、バタバタとやって来て、一気に飲み干し、嵐のように去っていったというかんじでしょうかね?
だったら、自販機でもよかったかもしれない。(^_^;)

晴れのち曇り時々Ameブロ-八幡の湯

さあ、そして次に紹介するのが、八幡の湯(やはたのゆ)です。
さすがに7件目ともなると、もうコメントも無くなってきました。(笑
名前の由来は、近くにある八幡神社からきているとのこと。

晴れのち曇り時々Ameブロ-八幡神社

そして、こちらがその八幡神社です。
飯坂温泉街のほぼ中心にあり、創建は明らかではないのですが、飯坂にある社寺仏閣の中では、かなり早い時期から存在したようです。
日本三大けんか祭り、「飯坂けんか祭り」の舞台としても有名な神社です。

晴れのち曇り時々Ameブロ-大門の湯

ちょっと道に迷いました。
そして、行き着いたのが8件目の共同浴場大門の湯(だいもんのゆ)、住宅街の中にある隠れ家的共同浴場といった感じでしょうか?
住宅街の奥まった場所にあり、見つけるのが大変でした。
立地も手伝ってか、近所のお父さんたちが多かったです。
そんな出会いの中で、先ほど入った鯖湖湯の歴史とか、地元でしか聞けない話も色々教えてもらいました。

日もすっかり落ち、最後の共同浴場を探して住宅街をひたすらさ迷っていると、一人で歩いているお父さんを見かけたので、道を尋ねてみることにしました。
「なんだぁ、オレも今から行くとこだよ!」と、まさに旅の情報番組バリにとってつけたようなグッドタイミング☆
連れて行ってもらう途中、静岡県から来たことや、今まで8箇所の共同浴場を巡って来たことなど、家族のように沢山話をしてしまいました。

晴れのち曇り時々Ameブロ-十綱の湯

そして着いたのが、こちらの十綱の湯(とづなのゆ)、昼前から始まった湯めぐりも、最後はこんな真っ暗な時間に・・・
中に入ると、先ほどのお父さんをはじめ、地元の方々が沢山入りに来ていました。
他所から来た自分に対して、優しく声を掛けてくれたり、熱いからといって湯船に沢山水を入れてくれたりと、本当に親切にしてもらいました。

私事で申し訳ないのですが、亡くなるまで父親と離れて暮らしていた自分にとって、父の優しさというものを初めて教えてもらった気がします。
一つの浴槽を皆で囲って入った温泉は、家族的で温かく、色々な意味で思い出深い湯めぐり旅になりました。
それと、最後に外まで出て駅までの道を教えてくれた番台のお母さん、“ありがとう”

さて、前編のまとめになりますが、今回わたくしがやっていたのは、「入湯めぐり」と「ウォークラリー」、さらには「食べ歩き」を併せたようなものです。
温泉だけを目的に巡るのではなく、その土地の風景や名所・史跡、味も楽しみながら歩く、飯坂温泉に限らずこういう場所って、全国に沢山あると思うのですよ。
温泉に来て、宴会をやって帰るというのも悪くないとは思うのですが、このように自分自身で楽しみ方を模索するというのも、ひとつの「方法」ではないのでしょうか?

もし、町側で主催するのではれば、併せてフォトコンテストで撮った写真を募ったり、飲食店などにも協賛してもらい、割引券を発行するのも悪くないと思います。
それと、飯坂温泉に限っては、開催する日に限って、お湯の温度を下げておく配慮も必要かもしれませんね。(笑
旅行記後編では、もうひとつの方法として、福島市内の名所・史跡を観光タクシーで巡ってみたいと思います。

晴れのち曇り時々Ameブロ-花水坂駅のホームにて


-被災地福島を歩いてみて-

小耳に挟んだ話なのですが、現在福島県で生産されている農作物の殆どが県内で売られているようなのです。
消費しきれない部分は、同じ震災を経験している東北地域で買ってもらっているようなのですが、利益の出ないような安価でしか引き取ってもらえないということでした。
首都圏をはじめ、他の地域では買ってもらえない上、町によってはPR活動すらさせてもらえない現状から、こういうことになっているのだと思うのですが、本当にこんなことでいいんでしょうかね?

子供の居る家庭等は仕方がないと思うのですが、私自身は基準さえ満たしていれば普通に食べますし、頑なに拒絶してまで90歳・100歳まで生きようとは思いません。
飯坂温泉から福島に戻る電車の中で、「今、自分の目の前にいる人たちが、何か悪いことでもしたんだろうか?」とか、「県境って、何のためにあるんだろう?」とか、涙を抑えながら頭の中で自問自答を繰り返してしまいました。
すみません、ちょっと感情が入ってしまいましたが、これは独り言なので聞き流していただいて結構です。

それと、意見というよりかはお願いになるのかもしれませんが、こういう問題というのは、離れれば離れるほど遠い出来事のように見られてしまいます。
全国津々浦々、原発が存在している今、各市町村の行政に携わる方々には、市民を守る立場として、ぜひ福島に数日間視察に来てもらいたいです。
そこで、きちんと福島の現状を知っていただき、もし将来自分たちの町が同じ状況に立たされた時の危機管理として、しっかり議論を重ね対策を講じて欲しいのです。
また、観光地や農作物の風評被害がどのようなものなのかも、その目に焼き付けていただければと思います。
自らの目でしっかり真実を見ないと、身勝手な少数意見に惑わされて正しい判断ができなくなりますので、ぜひ直接来ていただき、その経験や知識を持ち帰り、今後の行政に生かしてもらえれば幸いです。

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