心を救われた出来事。。。 | ピアニスト・シンガー泉沢果那のブログ

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ニューオリンズをこよなく愛するピアニスト&シンガー。
リウマチとかシングルマザーとか育児とかお料理とか。。。(*^^*)

2週間程前、インフルエンザの息子が23時頃耳が痛いと急に泣き叫びもがきだしました。

あまりの姿にどうしたらよいかわからず、
とにかく病院を探さなきゃと、
医療情報センターへ電話。


この時間で対応してくれる病院を探してもらいましたが、

小児も耳鼻科もこの時間ではないといわれ、

近所の総合病院を3件教えてもらいました。

インフルの時期でどの病院も2時間以上待ち、来ても結局専門医はいないので、痛み止を出すだけの対応になると言われました。


二時間待って痛み止め…。

痛み止めなら家にある。

明日大事なライブもあるし、

自分の体調も限界に近いくらい悪い。


これは痛み止めを飲ませて様子を見ればいいんだろうか…。

私は耳の病気になったことがないので、
痛みの度合いや何が起きているのかさっぱりわからない、

ただ苦しむ息子を見ているだけ、


でももし、これが何か重大なことで、
息子の耳が聞こえなくなってしまったらと思ったら、

今救急に連れていかないことで後悔しきれないくらいの後悔をするなら動かなきゃ。


でも病院が。。。

どうするのがベストなのか、途方に暮れました。


そこで、ふと、
実家の近くで昔よくお世話になっていた、中規模の救急病院に電話をしました。


すると夜勤のベテラン看護師さんが出て、


「その症状だと、小児か耳鼻科じゃないと難しいね、うちは今日は外科の先生しかいないから、小児で診てもらえるところを医療情報センターに電話して聞いてみてください。」

と言われ、


それが…と半泣きでいままでの経緯を伝えました。


すると、「ちょっと待って。」と、


電話口で他の看護師さんと相談しだし、


「○○病院だったら24時間小児の先生がいるはず、電話番号教えるから聞いてみて」

「それでもしダメだったらもう一回うちに電話してきて!!

また先生と相談して良い方法を考えるから!!」

と言われました。


なんだか急に心が軽くなって、
我にかえり、頑張らなきゃって。


その看護師さんの、
「ダメならまたかけてきて!!」
の一言に心が救われました。


そして教えてもらった病院は待ち時間も少なく、しっかり対応してくれる先生がいて、息子も楽になり、

涙が出るほど安心しました。


一人の力ではどうしようもない時、
見ず知らずの人の優しさにどれ程助けられてきただろう。


私もそうゆう人でありたい。。。