ネットでたくさんのお料理レシピが出回っているのに、何故お料理上手の人が少ないの? | ピアニスト・シンガー泉沢果那のブログ

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ニューオリンズをこよなく愛するピアニスト&シンガー。
リウマチとかシングルマザーとか育児とかお料理とか。。。(*^^*)

息子にママのお料理のレシピを書いてと言われたので、


じゃあ、
一緒に買い物に行って、
一緒に作ろうよ。

といったら、

えー、買い物もー、遊びたいー、
今はネットにいっぱいレシピ載ってるよねー、

と言うので、

なんで、
ネットや本でたくさんのお料理の情報が流れているのに、お料理上手の人が少ないと思う?

ときいたら、

わかんない。と答えたので、


そこには

温度や香りや味を感じることができないからだよと、


食材の状態を見極める力もいる。

自分の体温や体調でも味付けが変わるし、

食材や調味料を入れるタイミングでも違うし、

手際は凄く大事。

料理は生き物だから。


私は小さい頃から料理屋の父親の仕入れによくついていって買うものをいつも見てた、

仕入れの食材選びや、
仕込みを見るのは大好き、


温度と音と匂いと色の微妙な違いで、
仕上がりが全く違うものになるのは本当に感動してた。


仕込み中の味見も勝手にして、

出来上がりも真っ先に食べて、

作り置きのものはお客さんに出す頃の味も食べて、

営業中も邪魔と言われながらもくっついて見てた。


父が体調を崩したときは私が厨房に入った。

でも焼き魚や揚げ物は
父のようにあんなにフワフワしっとりにはできない。

プロは凄いなぁと改めて尊敬。


高校の頃は魚がさばけなければ料理はできないと、仕入れ先の魚屋で修行した、


午前中鯛30匹をサクまでおろし、
午後からは変わり種の魚たちのさばきかたを習う。


前髪にウロコがついた変わった女子高生。。。

毎朝魚屋さんに行く私の自転車、
サドルにハエがたかってた時は落ち込んだけど。。。(*_*)


自分より味の劣る料理は食べたくないし、衛生安全も確保したい、

お料理は人の生死を左右してしまうことだってある。


どうせ作ってくれるならより良いものを。。。

小学生の息子にそのクオリティを求める母(笑)


でもね料理ができて困ることは何もないんだよ、むしろ人生がより豊かになる。


食は大事✨

病み上がりに熱く語ってしまった。
病でしばらくイオン飲料で過ごしていたストレスだな、きっと。


息子のためにも早くお肉が食べられるようにならなくては(*´-`)