徳川家康の側室となり蔭山殿(かげやまどの)と呼ばれた
お万の方は伊豆の人でした。
江川家の養女という名目で、家康の側室となりました。
大変美しい容姿を持っていたということで、
「伊豆の伝説集」という本には、伊豆には美しい人が多かった
のであろうと書いてあります。
お万の方の美貌は、
「お万、髪の毛、七尋、八尋、三つつなげば江戸まで届く、牛につけても十駄ある」
といわれ、黒髪が美しかったそうです。
伊豆市加殿 妙国寺
お万の方が幼少の頃に過ごしたであろうと言われてます。
山門
山門の前の橋
綺麗に整えられています。
山門の横のカヤの木
伊豆市指定天然記念物のカヤの木は樹齢が700年~800年
ということですが、イキイキとしています(^^)
立派な大樹です。
お万の方は熱心な日蓮信者で、伊東市の仏現寺にも
訪れています。
こちらは妙国寺の日蓮上人
80年ぐらい前の本には、「お万柿」、「お万井戸」が妙国寺境内に
残っていると書いてありますが、現在あるのかは判りません。
この辺りの日蓮宗門はお万の方の寄進にかかる寺領を
数多く持っている・・・ということですが、
80年ほど前のお話です(≧▽≦)
家康は二人の正室と十五人の側室という恵まれた環境!?(笑)
子孫を残すということでしょうか。
お万の方は多くの側室の中でも特に家康に寵愛されていた
ということです。
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