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July 21, 2016

iNotesのArchive Policyの仕組みを解明したい! -7-

テーマ:Test Lab.
<話題の履歴>

iNotesのArchive Policyの仕組みを解明したい! -1-
iNotesのArchive Policyの仕組みを解明したい! -2-
iNotesのArchive Policyの仕組みを解明したい! -3-
iNotesのArchive Policyの仕組みを解明したい! -4-
iNotesのArchive Policyの仕組みを解明したい! -5-
iNotesのArchive Policyの仕組みを解明したい! -6-


前回は、既存のUserを含め、Archiveを有効/無効にするには何がKeyになっているかを確認し、運用Planを考えてみました。

今回は、Archiveを有効/無効にするために、どのProfile文書を更新するのが良いのかを考えていきます。


今回は、まず、新規にUserを作成して、Compact -Aを実行した後のArchive Profileの内容を確認してみます。

以前紹介したToolではNotes Clientから確認することになり、Archive Profileの更新が行われてしまいますので、今回は昔からあるNotesPeekで確認しながら進めてみたいと思います。
また、あのToolを使うと、意味不明なProfile文書が出来ていましたので、信用しないことにします。
もし、NotesPeekでもダメなら、LotusScriptでProfile DocumentのCollectionを収集して処理するしかないです。

さて、新規Userを作成します。
新規Userには、Organizational Policyが適用された状態で作成されます。
つまり、Archiveは全面禁止という状態です。

iNotes_Archive_35

これで、NotesPeekからProfile Documentの状態を確認します。

iNotes_Archive_36

CalendarProfileとiNotesProfileだけ作成された状態になっていることが確認できます。

ではここで、Archive Policyを適用して、Compact -AでArchiveを実施してみます。

> load updall names.nsf -t "($ServerAccess)"
[1078:0002-0118] 2016/06/15 20:43:09 Index update process started: names.nsf -t ($ServerAccess)
[1078:0002-0118] 2016/06/15 20:43:09 Updating C:\IBM\Domino\data\names.nsf view '($ServerAccess)'
[1078:0002-0118] 2016/06/15 20:43:09 Index update process shutdown
> load compact -A mail\
[0E80:0004-050C] 2016/06/15 20:43:18 Archiving documents from mail\administ.nsf (Administrator)
[0E80:0004-050C] 2016/06/15 20:43:18 Archiving documents from mail\hiwama.nsf(Hanako Iwama)
[0E80:0004-050C] 2016/06/15 20:43:18 Archiving documents from mail\iiwama.nsf(Ichiro Iwama)
[0E80:0004-050C] 2016/06/15 20:43:19 Pushing mail\iiwama.nsf to archive\a_iiwama.nsf
[0E80:0004-050C] 2016/06/15 20:43:19 Pushing mail\iiwama.nsf to archive\a_iiwama.nsf
[0E80:0004-050C] 2016/06/15 20:43:19 アーカイブ: データベース mail\iiwama.nsf
のアーカイブプロフィール文書に問題があるので、削除する必要があります。
[0E80:0004-050C] 2016/06/15 20:43:19 Archived mail\iiwama.nsf, 0 documents were archived and 0 were deleted
[0E80:0004-050C] 2016/06/15 20:43:19 Archiving documents from mail\siwama.nsf(Shinya Iwama)
[0E80:0004-050C] 2016/06/15 20:43:19 Archiving documents from mail\tiwama.nsf(Taro Iwama)
[0E80:0002-0DF0] 2016/06/15 20:43:20 Database compactor process shutdown

Archiveは正常に実行されたようなので、NotesPeekで再度確認します。

ここで、Archive ProfileとColorProfileが作成されたことが分かります。

iNotes_Archive_37

では、Archive Profileの内容を見てみます。
Archive Profileは作成されましたが、Archive Plicyで配布したArchive条件の文書をどこで指しているのかはわかりません。

iNotes_Archive_38

ColorProfileやiNotesProfileの内容を確認してみてもこれといった情報は見つからないのです。

iNotes_Archive_39

では、ここで、BrowserからiNotesでAccessしてみることにします。
iNotesでは既に、Archiveが有効な状態になっていることが確認できます。

iNotes_Archive_40

この時点で、再度NotesPeekから、Profile Documentの内容を確認します。
これまで無かったProfile文書が追加されたことが分かります。

iNotes_Archive_41

iNotesViewProfileとDolsOfflineConfigration、Archive Database Profileには大した情報は入っていません。
ただ、Archive Database Profileに値が入ったことで、Archive条件文書が参照可能になったのではないかと考えられます。

iNotes_Archive_42

iNotesViewProfileが新しく出来ているのも、Archive対象としてViewを指定しているからだと思われます。

こうして考えていくと、Archive Profile、iNotesViewProfile、Archive Database ProfileがArchive PolicyからiNotesでのArchive MenuをControlする要素になっているのではないかと考えられる訳です。

では、意地悪してこれらのProfile Documentを消してみたらどうなるのか?というのは、読者の皆さんも思われるのではないでしょうか?
私も、同じで、iNotes Accessから出来てしまったProfileというのは、iNotesでの用途に使われていることは明らかなので、順番に消してみたいという衝動に駆られます。

今回実行するには、記事が長くなってしまいますので、削除の試験は次回に持ち越したいと思います。


今回は、NotesPeekを使って、Profile Documentの内容を把握しながら、どのようなProfile Documentに変化があるのかを見てみました。

次回は、iNotesでAccessして追加されたProfile Documentを削除することでどのような変化があるのかを見てみたいと思います。

<続く>
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July 18, 2016

iNotesのArchive Policyの仕組みを解明したい! -6-

テーマ:Test Lab.
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iNotesのArchive Policyの仕組みを解明したい! -3-
iNotesのArchive Policyの仕組みを解明したい! -4-
iNotesのArchive Policyの仕組みを解明したい! -5-


前回は、新規Userを作成してiNotesだけで運用した場合の動作の検証を行いました。

今回は、既存iNotes UserのArchive Profileを再有効化した場合を検証します。


まずは、前回新規に作成したUserを再度Archive Policyを適用します。
PolicyがAssignされたことを確認後、BrowserでF5で更新して状態を確認すると、Archive Menuが復活することが分かります。

iNotes_Archive_34

どうやら、Preferenceの保存をすることなく、設定が反映します。
以前試験した際は、Preferenceを保存しなければ反映しなかったのですが、新規に作成したUserの場合は最初にPreferenceを保存するだけでArchiveが有効になり、その後はPreferenceの保存は必要ないようです。
ところが、このUserから再度Archive Policyを除外して見ると、Archive Menuは残ったままです。
この場合、Preferenceを保存することで、Archive Menuが消えました。
再度有効にした際も、Preferenceを保存することでArchive Menuが現れます。
同様に、Preference保存ではなく、HTTPをRestartすることでも、Archive Menuの状態が変化することが分かりました。
ということは、iNotes Preferenceの保存が重要なのではなく、HTTPのCacheがResetされることが重要なのではないかと思われます。
iNotes Preferenceの保存は、HTTP CacheをRefreshするための方法でしかないのでは
ないでしょうか?

他の既存User(新規Userとは異なり、最初はLocal Archiveが許可されていたUser)でも試してみると、同様にHTTP RestartでMenuの状態が変化することが分かりました。
しかし、運用を考えると、HTTP Restartを行うわけにはいきませんので、ProgramからPreferenceを更新することを考えた方が良いでしょう。

ただ、ProgramからPreferenceを再保存するにしても、複数Serverで運用されている環境では、Groupの更新はSystem Administration Serverで行われ、各ServerにReplicaが回ってから更新する必要があります。
そういう意味からは、Mail TemplateにAgentを仕込んで、毎晩実行される定期Agentとして運用するのが良いのかも知れません。

今回の一連の実験から分かったことは、

1) 新規Userの場合は、Compact -AでArchiveを実行することで"Archive Profile"にArchive条件が書き込まれ、Archiveが有効になる。

2) Archive Policyを即時に反映させたい場合は、Updall names.nsf -t "($ServerAccess)"を発行し、Serverの隠しViewを更新してGroup Cacheを最新の状態にする必要がある。

3) Archiveの有効/無効化を行った後、Archive Menuの表示を適切にするには、iNotes Preferenceを保存するか、HTTPをRestartして、HTTPのCacheを最新の状態に更新する必要がある。

ということだと思います。

これが分かれば、どういう運用をすれば良いかが見えてきます。

つまり、

1) System Administration ServerでArchiveを有効にするUserを含んだGroupのMemberの変更処理を夜間のAgentで実行する。

2) 同時に、GroupのMemberの増減をCheckして、削除されたMemberのArchive Viewへの振り分けAgentを無効にし、追加されたMemberのArchive Viewへの振り分けAgentを有効にする。

3) Replication Scheduleを考慮し、System Administration Serverからの
names.nsfのReplicationが終わった後に、各Mail ServerのProgram文書でCompact -Aを実行する。

4) UserのMail DBに定期実行Agentを仕込み、出社前とかにProfile Documentを更新する。

これで、ほぼ目的は達成できるのではないかと思われます。

最後のProfile Documentの更新ですが、これまでの実験結果から、Archive Profileが更新されればArchive Menuの表示が変わると思われますが、この点はもう少し検証してみたいと思います。

今回は、既存のUserを含め、Archiveを有効/無効にするには何がKeyになっているかを確認し、運用Planを考えてみました。

次回は、Archiveを有効/無効にするために、どのProfile文書を更新するのが良いのかを考えていきます。

<続く>
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July 14, 2016

iNotesのArchive Policyの仕組みを解明したい! -5-

テーマ:Test Lab.
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iNotesのArchive Policyの仕組みを解明したい! -3-
iNotesのArchive Policyの仕組みを解明したい! -4-


前回は、iNotesでのArchiveが有効になる条件を探してみましたが、Compact -AでArchiveすることが重要なことが分かりました。

今回は、Notes Clientを使うことなく、iNotesのみで追試を行ってみます。


前回と同様に以下のStepで実験を行います。
Archive Policyの除外の場合は前回は、直ぐに反映していましたが、反映しない場合を考えて、Archiveを実施するというパターンを入れています。

【新規にArchive Policyを設定】
1) 新規にUserを作成 => 状態確認
2) Archive PolicyをAssign => 状態確認
3) Server Side Archiveの実施 => 状態確認

【Archive Policyの除外】
1) Group文書からUserを除外 => 状態確認
2) Server Side Archiveの実施 => 状態確認

では、順番に確認していきます。

【新規にArchive Policyを設定】

1) 新規にUserを作成

iNotes_Archive_25

Customized Tempateが適用された状態で、Archiveは無効であることが分かります。
勿論、PolicyはOrganizational Policyが適用され、Archiveが禁止された状態です。

2) Archive PolicyをAssign

iNotes_Archive_26

前回と同様に、Archive Menuは現れていない状態です。
勿論、PlicyはDynamic Policyが適用され、Archive可能な状態です。

3) Server Side Archiveの実施

アーカイブ対象のMailが届いていることを確認してから、Archiveを実行します。

iNotes_Archive_27

> load compact -A mail\
[0BE0:0004-0C90] 2016/06/12 16:09:08 Archiving documents from mail\administ.nsf (Administrator)
[0BE0:0004-0C90] 2016/06/12 16:09:08 Archiving documents from mail\hiwama.nsf(Hanako Iwama)
[0BE0:0004-0C90] 2016/06/12 16:09:09 Pushing mail\hiwama.nsf to archive\a_hiwama.nsf
[0BE0:0004-0C90] 2016/06/12 16:09:09 レプリケータは 1 文書を archive\a_hiwama.nsf へ mail\hiwama.nsf から追加しました
[0BE0:0004-0C90] 2016/06/12 16:09:09 Pushing mail\hiwama.nsf to archive\a_hiwama.nsf
[0BE0:0004-0C90] 2016/06/12 16:09:09 アーカイブ: データベース mail\hiwama.nsf のアーカイブプロフィール文書に問題があるので、削除する必要があります。
[0BE0:0004-0C90] 2016/06/12 16:09:09 Archived mail\hiwama.nsf, 1 documents were archived and 1 were deleted
[0BE0:0004-0C90] 2016/06/12 16:09:09 Archiving documents from mail\siwama.nsf(Shinya Iwama)
[0BE0:0004-0C90] 2016/06/12 16:09:09 Pushing mail\siwama.nsf to archive\a_siwama.nsf
[0BE0:0004-0C90] 2016/06/12 16:09:09 Pushing mail\siwama.nsf to archive\a_siwama.nsf
[0BE0:0004-0C90] 2016/06/12 16:09:09 Archived mail\siwama.nsf, 0 documents were archived and 0 were deleted
[0BE0:0004-0C90] 2016/06/12 16:09:09 Archiving documents from mail\tiwama.nsf(Taro Iwama)
[0BE0:0002-115C] 2016/06/12 16:09:10 Database compactor process shutdown

これで、Archive DBが作成されましたので、iNotesのBrowserからF5で更新します。
しかし、Archive Menuは表示されません。

iNotes_Archive_28

ここでNotes ClientからAccessしてしまっては意味がありませんので、LotusScriptから、ArchiveProfileの状態を確認してみます。

iNotes_Archive_29

Arciveを実行した時点ではないですが、ArchivePolicyが作成されていることが分かります。
LotusScriptから参照しただけで、文書が作成されているとは思えませんが、ArchivePolicyの変更があったことは確かです。

この時点で、iNotesのBrowerからF5で更新してもArchive Menuは現れません。

ここで、iNotes Preferneceを更新してみると、Archive Menuが現れます。

iNotes_Archive_30

この動作から判断すると、iNotesでPolicyによるArchiveを有効にするためには、

1. Compact -Aによって、ArchivePolicyが更新されていること(Archive条件の表示に利用)
2. iNotes Preferenceの更新が行われ、ArchivePolicyの内容を読み込むこと

ではないかと思えます。

ここで、Notes Clientから、Profile Documentを確認してみます。
というのは、新規作成UserではiNotesArchiveProfileというProfile Documentは存在しなかったことが気になっていたからです。

iNotes_Archive_31

確認してみると、やはり、iNotesArchiveProfileというProfile Documentは存在していませんでした。
恐らく、このProfile DocumentはiNotesでArchiveが許されたUserがArchive条件を設定した際の情報が記録されるのだと思われます。

では、次に、ArchiveをPolicyから無効にした場合の動作を見ていきます。

【Archive Policyの除外】

1) Group文書からUserを除外

iNotes_Archive_32

この場合は、iNotesのBrowserからF5で更新しただけでArchive Menuが消え去りました。
これは前回の試験と同じ結果です。

ここで、Profile Documentを確認してみると、特に変わった状態は確認できません。

iNotes_Archive_33

つまり、Archive Policyの無効化は何もしなくても反映するということだと思われます。

これであれば、最初にArchiveを有効にするためのiNotes Preferneceの更新さえ行えば、問題がないのではないのではないでしょうか?

しかし、最初に試験した時とServer設定など条件も変更していますので、最終的な状態で確認して、本番適用する必要はあるかと思います。

これまでの実験で、ある程度iNotesの場合の動作が把握できたのではないかと思います。


今回は、新規Userを作成してiNotesだけで運用した場合の動作の検証を行いました。

次回は、既存iNotes UserのArchive Profileを再有効化した場合を検証します。

<続く>

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