July 14, 2016

iNotesのArchive Policyの仕組みを解明したい! -5-

テーマ:Test Lab.
<話題の履歴>

iNotesのArchive Policyの仕組みを解明したい! -1-
iNotesのArchive Policyの仕組みを解明したい! -2-
iNotesのArchive Policyの仕組みを解明したい! -3-
iNotesのArchive Policyの仕組みを解明したい! -4-


前回は、iNotesでのArchiveが有効になる条件を探してみましたが、Compact -AでArchiveすることが重要なことが分かりました。

今回は、Notes Clientを使うことなく、iNotesのみで追試を行ってみます。


前回と同様に以下のStepで実験を行います。
Archive Policyの除外の場合は前回は、直ぐに反映していましたが、反映しない場合を考えて、Archiveを実施するというパターンを入れています。

【新規にArchive Policyを設定】
1) 新規にUserを作成 => 状態確認
2) Archive PolicyをAssign => 状態確認
3) Server Side Archiveの実施 => 状態確認

【Archive Policyの除外】
1) Group文書からUserを除外 => 状態確認
2) Server Side Archiveの実施 => 状態確認

では、順番に確認していきます。

【新規にArchive Policyを設定】

1) 新規にUserを作成

iNotes_Archive_25

Customized Tempateが適用された状態で、Archiveは無効であることが分かります。
勿論、PolicyはOrganizational Policyが適用され、Archiveが禁止された状態です。

2) Archive PolicyをAssign

iNotes_Archive_26

前回と同様に、Archive Menuは現れていない状態です。
勿論、PlicyはDynamic Policyが適用され、Archive可能な状態です。

3) Server Side Archiveの実施

アーカイブ対象のMailが届いていることを確認してから、Archiveを実行します。

iNotes_Archive_27

> load compact -A mail\
[0BE0:0004-0C90] 2016/06/12 16:09:08 Archiving documents from mail\administ.nsf (Administrator)
[0BE0:0004-0C90] 2016/06/12 16:09:08 Archiving documents from mail\hiwama.nsf(Hanako Iwama)
[0BE0:0004-0C90] 2016/06/12 16:09:09 Pushing mail\hiwama.nsf to archive\a_hiwama.nsf
[0BE0:0004-0C90] 2016/06/12 16:09:09 レプリケータは 1 文書を archive\a_hiwama.nsf へ mail\hiwama.nsf から追加しました
[0BE0:0004-0C90] 2016/06/12 16:09:09 Pushing mail\hiwama.nsf to archive\a_hiwama.nsf
[0BE0:0004-0C90] 2016/06/12 16:09:09 アーカイブ: データベース mail\hiwama.nsf のアーカイブプロフィール文書に問題があるので、削除する必要があります。
[0BE0:0004-0C90] 2016/06/12 16:09:09 Archived mail\hiwama.nsf, 1 documents were archived and 1 were deleted
[0BE0:0004-0C90] 2016/06/12 16:09:09 Archiving documents from mail\siwama.nsf(Shinya Iwama)
[0BE0:0004-0C90] 2016/06/12 16:09:09 Pushing mail\siwama.nsf to archive\a_siwama.nsf
[0BE0:0004-0C90] 2016/06/12 16:09:09 Pushing mail\siwama.nsf to archive\a_siwama.nsf
[0BE0:0004-0C90] 2016/06/12 16:09:09 Archived mail\siwama.nsf, 0 documents were archived and 0 were deleted
[0BE0:0004-0C90] 2016/06/12 16:09:09 Archiving documents from mail\tiwama.nsf(Taro Iwama)
[0BE0:0002-115C] 2016/06/12 16:09:10 Database compactor process shutdown

これで、Archive DBが作成されましたので、iNotesのBrowserからF5で更新します。
しかし、Archive Menuは表示されません。

iNotes_Archive_28

ここでNotes ClientからAccessしてしまっては意味がありませんので、LotusScriptから、ArchiveProfileの状態を確認してみます。

iNotes_Archive_29

Arciveを実行した時点ではないですが、ArchivePolicyが作成されていることが分かります。
LotusScriptから参照しただけで、文書が作成されているとは思えませんが、ArchivePolicyの変更があったことは確かです。

この時点で、iNotesのBrowerからF5で更新してもArchive Menuは現れません。

ここで、iNotes Preferneceを更新してみると、Archive Menuが現れます。

iNotes_Archive_30

この動作から判断すると、iNotesでPolicyによるArchiveを有効にするためには、

1. Compact -Aによって、ArchivePolicyが更新されていること(Archive条件の表示に利用)
2. iNotes Preferenceの更新が行われ、ArchivePolicyの内容を読み込むこと

ではないかと思えます。

ここで、Notes Clientから、Profile Documentを確認してみます。
というのは、新規作成UserではiNotesArchiveProfileというProfile Documentは存在しなかったことが気になっていたからです。

iNotes_Archive_31

確認してみると、やはり、iNotesArchiveProfileというProfile Documentは存在していませんでした。
恐らく、このProfile DocumentはiNotesでArchiveが許されたUserがArchive条件を設定した際の情報が記録されるのだと思われます。

では、次に、ArchiveをPolicyから無効にした場合の動作を見ていきます。

【Archive Policyの除外】

1) Group文書からUserを除外

iNotes_Archive_32

この場合は、iNotesのBrowserからF5で更新しただけでArchive Menuが消え去りました。
これは前回の試験と同じ結果です。

ここで、Profile Documentを確認してみると、特に変わった状態は確認できません。

iNotes_Archive_33

つまり、Archive Policyの無効化は何もしなくても反映するということだと思われます。

これであれば、最初にArchiveを有効にするためのiNotes Preferneceの更新さえ行えば、問題がないのではないのではないでしょうか?

しかし、最初に試験した時とServer設定など条件も変更していますので、最終的な状態で確認して、本番適用する必要はあるかと思います。

これまでの実験で、ある程度iNotesの場合の動作が把握できたのではないかと思います。


今回は、新規Userを作成してiNotesだけで運用した場合の動作の検証を行いました。

次回は、既存iNotes UserのArchive Profileを再有効化した場合を検証します。

<続く>

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July 11, 2016

iNotesのArchive Policyの仕組みを解明したい! -4-

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iNotesのArchive Policyの仕組みを解明したい! -2-
iNotesのArchive Policyの仕組みを解明したい! -3-


前回は、新規にUserを作成して、PolicyがAssignされた後の動きを見てみましたが、残念ながら動作を解明することはできませんでした。

今回は、もう少し調査を進めます。


前回は、Notes ClientではArchive Menuが現れているのに、iNotesでは表示されないという状態でした。
しかし、Archive MenuにArchive条件が表示されているNotes Clientでも、ErrorでArchive DBにAccessすることは出来ません。

iNotes_Archive_18

これは、まだArchiveが行われていないため、Archive DBが生成されていないからです。
この状態では、Userにとって意味がありませんので、Archive Policyが適用されて、直ぐにNotes ClientのMenuに反映してしまうNotes Clientの方が問題かも知れません。

では、ここでArchiveの対象になるMailを実験対象のUserに送付して、Server SideでArchiveを行い、Archive DBを作成します。

> load compact -A mail\
[0590:0004-0A6C] 2016/06/12 14:11:23 Archiving documents from mail\administ.nsf (Administrator)
[0590:0004-0A6C] 2016/06/12 14:11:24 Archiving documents from mail\siwama.nsf(Shinya Iwama)
[0590:0004-0A6C] 2016/06/12 14:11:24 Pushing mail\siwama.nsf to archive\a_siwama.nsf
[0590:0004-0A6C] 2016/06/12 14:11:24 レプリケータは 1 文書を archive\a_siwama.nsf へ mail\siwama.nsf から追加しました
[0590:0004-0A6C] 2016/06/12 14:11:24 Pushing mail\siwama.nsf to archive\a_siwama.nsf
[0590:0004-0A6C] 2016/06/12 14:11:24 Archived mail\siwama.nsf, 1 documents were archived and 1 were deleted
[0590:0004-0A6C] 2016/06/12 14:11:24 Archiving documents from mail\tiwama.nsf(Taro Iwama)
[0590:0004-0A6C] 2016/06/12 14:11:25 Pushing mail\tiwama.nsf to archive\a_tiwama.nsf
[0590:0004-0A6C] 2016/06/12 14:11:25 レプリケータは 1 文書を archive\a_tiwama.nsf へ mail\tiwama.nsf から追加しました
[0590:0004-0A6C] 2016/06/12 14:11:25 Pushing mail\tiwama.nsf to archive\a_tiwama.nsf
[0590:0004-0A6C] 2016/06/12 14:11:25 アーカイブ: データベース mail\tiwama.nsf のアーカイブプロフィール文書に問題があるので、削除する必要があります。
[0590:0004-0A6C] 2016/06/12 14:11:25 Archived mail\tiwama.nsf, 1 documents were archived and 1 were deleted
[0590:0002-1230] 2016/06/12 14:11:25 Database compactor process shutdown

黄色の部分が気になりますので、この時点でProfile Documentを確認してみます。

iNotes_Archive_19

丁度、Compact -Aを発行した時間にArchiveProfileが更新されていることが分かります。

では、ここでArchiveProfileの内容を確認してみます。
ArchiveProfileはNotes ClientからUIで確認できる内容なので、導入したProfile確認Toolからも参照できるかと思いましたが、以下の画面が出るだけで、確認することが出来ません。

iNotes_Archive_20

Notes Clientから、アクション(Action)>アーカイブ(Archive)>設定(Configuration)を選択すると確認することができますので、確認してみると、Archive Settingsで設定した条件が配布されていました。

iNotes_Archive_21

この状態になると、Notes ClientからArchive DBが開ける状態になります。
iNotesはというと、この時点でArchive Menuが現れ、Archiveが参照できる状態になりました。

iNotes_Archive_22

別に、iNotesProfileを更新している訳でもありませんが、ちゃんとArchive Menuが現れるのです。
IBMはiNotesでArchiveの有効/無効を切り替える場合は、iNotesのPreferenceの更新が必要と言っていましたが、実験結果は異なります。

今回の実験結果から、Archiveの有効化はCompact -Aがトリガーとなり、Notes ClientもiNotes ClientもArchiveが使える状態になり、Archiveの条件文書はNotes/iNotes共通のArchiveProfileに配布されるということです。

ここで、UIからではなく、ArchivePolicyの内容をLotusScript Debuggerから確認しておきます。

iNotes_Archive_23

このProfile文書には、殆どItemが無く、UIで確認した情報とは全く異なります。
ここはもう少し、設計を調べてみる必要がありそうですが、別途調査することにして実験を先に進めたいと思います。
※後で気が付いたのですが、ProgramのProfile名のミスで新規のProfileが表示されてしまっていたようですので、この部分は無視してください。

次に実験しないといけないのは、Archive Policyの対象から除外した場合の動作です。

再度、実験対象のUserをGroup文書を編集することで、Archive Policyの対象から外してみます。

Dynamic Policyが適用されなくなったことを確認してから、Notes Clientで確認すると、Notes ClientからはArchive Menuの中のArchive条件は表示されなくなります。
この時点で、iNotesからAccessすると、Archive Menuが消えていることが確認できました。

Profile Documentの状態を確認しても、変更された形跡はありません。

iNotes_Archive_24

私は、Archive Menuが残ったままになると予想していたのですが、意外な動作に驚いてしまいました。

もしかしたら、Notes Clientを使って確認をしていることが原因かも知れません。
これは、Profileの確認などを行わずにiNotesだけで実験する必要がありそうです。


今回は、iNotesでのArchiveが有効になる条件を探してみましたが、Compact -AでArchiveすることが重要なことが分かりました。

次回は、Notes Clientを使うことなく、iNotesのみで追試を行ってみます。

<続く>
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July 07, 2016

iNotesのArchive Policyの仕組みを解明したい! -3-

テーマ:Test Lab.
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iNotesのArchive Policyの仕組みを解明したい! -1-
iNotesのArchive Policyの仕組みを解明したい! -2-


前回は、PolicyのAssignによってProfile文書がどのように変更されるかを試してみましたが、残念ながら解析できませんでした。

今回は、もう少し考えるところがあるので、再度実験してみたいと思います。


前回の試験は既に一度Policyが適用されたUserを使っての試験となっていましたが、新規Userの場合はどういう動作になるのかを試してみたいと思います。

というのは、Archive Menuを表示(Archive条件の表示)する場合、Mail DBのどこかにその情報を持っていると思われるからです。

その前に、前回のProfile文書で気になっていた"iNotesArchiveProfile"の内容を覗いてみたいと思います。
前回導入したProfile文書の確認Toolでは、iNotes系のProfile文書はFormが無い為、表示することが出来ません。
このようなProfile文書を確認するには、LotusScriptのGetProfileDocument Methodを使って内容を確認する必要があります。
目的とするProfile Documentの名前は分かっているので、このMethodで確認が出来る訳です。

新しくDBを作成して簡単なLotusScriptのAgentを記述します。

Sub Initialize
Dim ss As New NotesSession
Dim db As NotesDatabase
Dim prof_doc As NotesDocument

Set db = ss.Getdatabase("DomSrv9/Lotus", "mail\siwama.nsf", False)
Set prof_doc = db.Getprofiledocument("iNotesArchiveProfile")

End Sub

このAgentを対象文書は無しに設定して、LotusScript Debuggerを有効にしてMenuから実行すると、Profile Documentの内容がDebuggerの変数として確認できるのです。

iNotes_Archive_6

しかし、この内容のItemを見ても、何ら参考になる情報はありませんでした。

iNotes_Archive_7

このProfile文書には、iNotesの個人で設定するArchive条件が保存されているのかも知れません。


では、新規にUserを作成して試してみることにします。

その前に、Server Configuration文書でLocal ArchiveもOffline Serviceも使えなくしておきます。

iNotes_Archive_8

これで、新規にUserを作成して、CustomizeしたTemplateを適用します。
また、Profile Documentを確認するためのFormも入れておきます。

この状態でNotes Clientから確認すると、Oganizational Policyが適用された状態で、Archive Menuは表示されない状態になっていることが確認できます。

iNotes_Archive_9

同様に、iNotesでもOfflineもArchiveも利用できない状態になっています(OflineだけはPreferenceのMenuに出てきますが、内容を設定することはできません)。

iNotes_Archive_10

iNotesからAccessした時点でProfile Documentの状態を確認すると、以下のようになっています。

iNotes_Archive_11

PreferenceをUIから更新した訳ではありませんが、UIで更新した時と同じProfile Documentが更新されています。
これは、iNotesに最初にLoginした際の動きだと思われます。

では、このUserにDynamic Policyを適用するために、GroupのMember編集を行い、Dynamic Policyが適用されたのを確認します。

iNotes_Archive_12

この時点でNotes ClientからMail DBを開くと、Archive MenuにArchive条件が表示されていることが確認できます。

iNotes_Archive_13

一方、iNotesではArchive Menuは表示されないままとなっています。

iNotes_Archive_14

IBMによると、iNotesの場合は、Dynamic PolicyのGroupが変更されたりして、Archive Policyが変わった場合はPreferenceを保存しないと有効にならないというのが仕様となっているとのことです。

Profile Documentを確認しても、この時点では何も変更されていないことが確認できます。
つまり、Dynamic Policyの適用により、強制的にProfileが更新されるような動作にはなっていないようです。

iNotes_Archive_15

ここから、最初に定義した、

3) iNotes Preferneceを手動で更新した際の動作

の検証になります。

ここで、iNotesのPreferneceを保存してみます。

しかし、Archive Menuは表示されません。

iNotes_Archive_16

Browserを起動し直しても、Archive Menuは表示されないのです。
この時点でProfile Documentの状態を確認しても、通常変更されるProfile Documentの更新しか行われていません。

iNotes_Archive_17

つまり、Preference保存で、Archive Policyが有効になるというIBMの説明は間違っていると思われます。
HTTPをRestartしてみても状況は変わりませんし、再度Preferenceを保存しても状況は変わりません。

iNotesの場合は、Notes Clientのように、DBにAccessした時点でPolicyが配布される動きにはなっておらず、別の要素が関係しているようです。
記事が長くなりますので、更なる解析は次回に行いたいと思います。

今回は、新規にUserを作成して、PolicyがAssignされた後の動きを見てみましたが、残念ながら動作を解明することはできませんでした。

次回は、もう少し調査を進めます。

<続く>
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