生徒さんを教えていて、上達が早い方というのは、


自分がうまくなっていることや身体がきれいに変化してきていることに、気が付いている方のように思います。


そうでない方は、良くなったと褒めても


「いえいえ、私なんかまだまだ」


「でもここが出来ません」


と、やけに謙虚しょぼん



真面目で、努力家で、一途。


でもそれが、時には上達を妨げているように思えてなりません。



表面上は、「先生のおかげですから!」「いえいえまだまだ」


と言ったとしても、内面では「さすが!わたしドキドキ」「イェイにひひ


と自分を褒めまくった方が、いい。


断然、いいです。



ある時、6歳の少女に「今上手だったよ!」と褒めたら、


「うんチョキ」と嬉しそうに納得していました。


これには、褒めた私も嬉しくなりました。



それが中学生くらいになるともう、褒めても難しそうな顔になっちゃう。



大人の方は、レッスン中にお名前を呼んで褒めて差し上げても、気が付いて下さらない場合もありますあせる


自分が褒められるはずは無いと思っているから、聞こえないのでしょうね。



これも心理的盲点、"スコトーマ"です。



プリマバレリーナなんて、注意は他人のことだと思い、褒められたら自分のことだと思う・・・(笑)



冗談のようなホントの話のような・・・ご想像にお任せしますが、表面上はそういう感じ、であると言えます。



そのくらい自己評価が低いか高いかは、上達する上でとても重要だと思います。



明日から、褒められたら先ず「ありがとう」と言い、


「さすが、私!」 「Yes. I'm good」と、内心で褒めちゃいましょう。



上達していく自分を感じることは、気持ちいいですよアップ




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