『AERAの1000冊』 朝日新聞出版 AERAムック (2015)
1000冊とはちと欲張ってはいませんか?とは言え、
本好きにとって紹介される本の種類や冊数は多け
れば多いほど楽しめるのです。はい。
本書は週刊アエラが読書特集で取り上げたものを
再編集し加筆したものです。
「教養」、「カルチャー」、「マンガ」と題し、ゲストを交
えての対談やインタビュー、コラムなどで構成され
いろんな角度から本を取り上げます。
「カルチャー」の章で、姜尚中さんが漱石について10
ページほど書かれているのは朝日新聞社のご愛嬌
だとしても、総ページの1/4を「マンガ」で占めるあたり
新聞社系列ではあまりない?ような気もします。
リードを引用しますと「恋愛から社会問題まで。日常
の機微から、壮大な歴史ロマンまで。もはやマンガ
がその対象としないものは、ない。・・・マンガは、世
界だ」というわけなのです。はい。
冒頭で申しましたように1000冊を越える本の紹介
ですから自然科学から社会科学系、小説もエッセイ
も・・・と中身については各自で判断していただいく
にしても、普段興味のないジャンルの本を読んでみ
たくなるとういう発見もあるかもしれません。
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