精神を集中しようと思うと、周りで邪魔する奴が出てくる。
昨日もカミさんが、買ったばかりの定期券を落としただのパソコンが壊れただの大騒ぎ。
やれ一緒に探してくれだの、直してくれだのと、余りにも煩いので、コンビニに行くついでに定期代を出してやろうとATMで金をおろして帰ったら妙に静かだった。
で、話を聞くと、定期券は自室で見つかり、パソコンは、ソフトの説明書をよく読んでなかっただけだったらしい。
本人は、買い替えずに済んだと喜んでるが、騒ぎに巻き込まれるコッチは、集中して頭を使うことが出来やしない。
そもそも定期券なんてものは、そうそう落とすようなものではない。
落とすとしても、たいていの場合、バッグや衣類を置く&脱ぐ屋内で、仮に屋外で落としたにしても駅の改札付近と相場が決まっている。
駅の改札付近で落とした場合、余程のことでもない限り、駅員か誰かが拾って保管してるケースが多い。
それ以外の場所で落としたり、拾った誰かがネコババする可能性は、極めて低いはず。
そもそもカミさんは、超が着くほどのネガティブタイプで、不安や問題が起こると、最悪なケースを想定して1日中大騒ぎする。
それも自分ひとりで騒いでくれるならいいんだけど、どうすることも出来ない周囲の人間も巻き込んでしまう困った女なのだ。
まあ、僕が逆に超の着くポジティブタイプだから釣り合いが取れてるのかもしれないけど。
で、なんとか一件落着してくれて、今日こそ気合を入れて、、、と思ってたところに、書棚の裏から六尺棒が出てきちまった。
六尺棒といっても武術に興味がない人には判らんと思うが、要するに六尺(約180cm)の長さの棒で、武器として使用するもの。
実は私、若い頃、棒術には少しばかり精通しておりまして、棒術は、六尺も半棒(三尺)も段位を持ってるのです。
で、何年かぶりに再開した六尺棒をリビングに持っていって振り回してたらシャンデリアのランプを2個割っちまった。
思いっきりテンション下がっちまって、結局、今日も何も手に着かないまま。
しかし、5年ぶりぐらいに持ってみたけど、幾ら樫だからって、六尺棒ってこんなに重かったっけ?
以前は、こんな重いものをブンブン振り回してたのか、、、と、思ったら、なんだか急に虚しくなってきちゃった。
年はとりたくないね。
ということで、明日こそ良き日で有ることを神(信じちゃいねーけど)に祈る私なのでした。