武道餅 | 春はあけぼの

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三本松駅前 巴堂 の武道餅 です。


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ふどう餅の由来


 戦国の昔より富地方は阿波と讃岐の境にて戦火に明け暮れ、その折々には臣人は餅団子を串に刺して戦力餅として武士に差出し、武運と身の安全を祈ったと伝えられる。以来御餅を ー 五倫五体に象り日本武尊命(やまとたけるのみこと)の御神霊を御祭祀する氏神の白鳥神社へ神○として供えられ、その名も武道餅と呼ばれていたが、文化文政の頃、讃岐名産讃岐三盆白糖が生まれこれを使って甘い甘い餅饅頭が作られ郷土名物として愛顧され、今もなお氏神様の夏越神事には御手洗団子餅を供え祈願して居ります。

 型も葡萄の実に似て居る処からいつしか「ぶどう餅」と呼ばれ、全国で只一つの珍菓として郷土名物となりました。


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毎年、白鳥神社では5月5日に、剣道や柔道の武道大会があるんですよ。

市が立って、屋台がたくさん並ぶので、子供が小さい頃はよく、遊びに行きました。


ぶどう餅は、外皮が薄くて、やわらかく、中の餡は白く、素朴な味わいです。

 そんなに甘くなく、ぼそぼそ、という口当たりですが、それがなぜか心地よい。


素朴でほのかな甘さ、やさしい味わいが、うちの家族には好評で、三本松に行くと、必ず買ってしまうお土産です。



香川―高松・琴平・小豆島 (’06)