- 失楽園 [DVD]/黒木瞳,役所広司
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この間、「BSジャパン」で放送していたので、
「録画したよ」と言ったら、オヤジ(夫)が慌てて
「あれは20歳以下は見たらいかん映画なんぞ」
と言うので、「あ、子供が見たらいかんよな」と
一瞬思った私でしたが、
よく考えたら、とっくに我が家には20才以下の子なんかいないのでした。
(それとも私のことをまだ19歳だとでも思っているのか)
私は見たことなかったのですが、オヤジはひとりでこっそり見ていたらしく
どうも私には見せたくなかったらしいですが、
それほどいやらしいものではなく、(でもきれいなものでもなかった。いや、むしろ汚い)
黒木瞳さんはとっても魅力的で、当時大人気だったことを思い出しましたが、
役所広司さんは全くタイプでないので、裸なんか見たくもありませんでした。
当時、なんであんなに流行したのかな。
女の方は子供がいないし、夫が嫌な人だったので、恋する気持ちもわからなくはないけど
男の方は、すてきな奥さんや娘もいるのに、愛欲に走って全てを捨ててしまうのって、
わからないなあ~。
家族を守って働いて平凡な生活を守ることこそが「幸せ」ってもんじゃないかと思う今日この頃なんですけど、
でも、そういう「普遍の幸せ」を捨てて
「ひとりの女との愛に生きる」っていう生き方が、「男のロマン」として喝采されたのかもしれませんね。
要するに、実際には絶対できないけれど、憧れる「男のおとぎ話」。
最期の死に方が、いかにも「男のおとぎ話」なんですけど、
全裸で抱き合ったままの死体を、他人に見られてひきはがされるのって、すごく恥ずかしいし、
遺された身内、特に娘の気持ちを思うと
「愛に生きる」ってはた迷惑だな~、と思う私は、
もう愛だの恋だのにときめかないおばちゃんになってしまっているんでしょうね。