Googleサジェストの弊害 | A Day In The Boy's Life

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とあるエンジニアのとある1日のつぶやき。

最近、ベータ版ではなく本番サービスに組み込まれ、デフォルトで利用可能となったGoogleサジェストですが、使ってみて気になったこと。



・ 検索のスピードが落ちる


Googleの検索処理が落ちるわけではありません。

利用者自身の検索スピードが落ちるのではというところです。

よくある検索の候補を出してくれるのがウリのGoogleサジェストなんですが、その出てくる候補が気になるんですよね。

今までは、自分の頭にあるキーワードをそのまま入力していただけですが、候補があるとどうしてもそっちに目が言ってします。

それで入力のスピードが落ち、結果として結果を得るまでの時間がかかってしまっているような気がします。



・ 検索の仕方が丸め込まれる


さきほど言ったように検索ワードの候補を出してくれるわけで、その中の候補から選ばないといけないような錯覚なるんですよね。

それは、本来自分の頭にあったキーワードをすっ飛ばして、それで検索する事を強要しているようにも感じてしまいます。

検索の仕方が一定になっていくような気がするわけです。



・ 出てくる結果も一定になる


ある一定の検索の仕方が増えてくるわけですから、出てくる結果も一定になってくる可能性があります。

もちろんそれは、Googleの検索エンジンによって適切に処理されるわけですから、よいものが上がってくると思います。

しかし、検索ワードの候補が見えればそれに向けた対策というのも出てくるかもしれません。

候補として多いものを重点的にWebページ製作者がSEOのような対策を行ってくるかもしれません。



とまぁ、少しネガティブな面を書いて見ましたが、このGoogleサジェスト機能は、Googleトップページの表示設定 メニューからデフォルトでOFFにするようにできます。

自分で判断し、不要と感じたら使わないというのも賢い選択だと思います。