プログラミングを身に付けて一番良かったこと | A Day In The Boy's Life

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とあるエンジニアのとある1日のつぶやき。

それは、自分の分身(コピー)をもてたこと。


パーマンのコピーロボットほど簡単には作れませんが、プログラミングした実体なき実体は自分の思い通りの行動をしてくれます。

しかも、複雑な演算や大量の情報の記録、それらの分析なども。


ただ、分身を持つこと自体にはそれほどの意味がありません。

重要なのは分身を持つことができるという意識を持てることです。

つまり自分でやらなくても、プログラムという自分のコピーロボットに丸投げすることができると言う事。


そういったLazyな考え方ができれば色々な場面でも気楽に考える事ができます。

自分でやらなくてはならないという観念から、コピーにやらせるかという考えにシフトできます。

仕事においてはそれでかなり楽な気分で取り組む事ができます。

もちろんコピーにやらせるためにはそれ相応の時間と労力がかかりますが。


よく悩むのがデータの集計をしなければならない場合に、Excel上でやるかプログラムを書くかと言う選択。

私の場合は、ざっと見積もって30分以内で終わるのであればExcelでそのままやりますが、それ以上の時間がかかりそうな場合は、コピーを作ります。

プログラミングができず、それを全てExcelでやるのかと思うとぞっとする事もあります。


プログラマーはLazyでなくてはならないと思っています。

いかに楽にプログラミングするか、省略するか、本来やるべき事の時間を捻出できるかなど、常に怠ける事を考えてなければなりません。

楽をできる構造があるのに、楽をしないと言うのは道理にかなっていません。

そもそもシステムに頼るという行為自体もLazyなわけですから。


あまり健全な考え方ではないようにも思えますが、単にめんどくさいという考え方で終わらせるのではなく、じゃあどうやって楽しようかという次に結び付けられる考えをもてた事は、プログラマーという職業をとおしてもてた最高の考え方だと思っています。