PCとインターネットが我々に恩恵を与えてくれるに比例して、あちら側の世界ではそれを利用した犯罪と言うものもまた、増加の一途を辿っているようです。
インターネットショッピングサイトを利用した詐欺事件、出会い系サイトなどを利用した殺人事件など様々あるわけですが、どちらもリアルな世界とバーチャルな世界を行き来した犯罪となっています。
インターネットはその匿名性が高い故に、人間の欲望が出やすくまた要らぬ考えを起こしやすい場所なのかもしれません。
「あちら側の「子供の世界」を考える 」で子供があちら側の世界に入り込めない理由の一つとして、「危険がいっぱいだが、それを諭してくれる存在が(リアルの世界にしか)ない」事をあげましたが、こういったサイバーコップの存在は今のところリアルな世界側にしか存在していません。
リアルな世界では、イコール人の存在が鍵となってしまうため、どうしても限界があると感じてしまいます。
自動でそういった犯罪を食い止めるのは、個人の世界ではウイルスソフトが最も一般的ですが、あくまで防御をするだけでそういったアタックやウイルスに対して、その元となる存在ととっ捕まえて・・・と言う事はまったくできません。
本当の意味で、あちら側だけに形成された犯罪自動検知プログラムなどが存在するのはまだまだ先のことなのでしょうか。
(1歩間違えれば単なるウイルスと言う事になってしまいますがね)