ABARTH124スパイダーに試乗した | Italiaspeedのロックな毎日

ABARTH124スパイダーに試乗した

 ということで、ABARTH124スパイダーに試乗してきました。
 店内には白が。

 

 

 

 

 試乗車は赤でした。

 

 

 

 

 

 いやー、なかなかカッコいいですねぇ。8月のオートモビルカウンシルに続いて
 2度目の御対面です。オリジナル124スパイダーのデザイン要素も取り入れられて
 いるものの、全体してはロードスターな印象があるのは否めません。しかし、
 ABARTHになるとこのデザインは、よりスポーティでABARTHらしいスパイダーに
 なっていていいですね。ABARTHならこのデザインもアリです。

 

 初めて座りましたが、シートが低く腰痛持ちには乗りづらいです・・・。
 シートはオプションで座面もレザーになってるタイプでした。ノーマルは
 アルカンタラになってるそうです。バケットっぽく薄いシートですがホールドも
 しっかりしていて背中から腰までスッポリ包まれる感じで座り心地いいですね。

 赤いタコメーターもヤル気をそそります。

 

 

 

 

 

 

 タイヤは205-45-17のブリジストン履いてました。ブレンボもいいですね。

 

 

 

 

 マフラーはステンレス製?でしょうか。レコルトモンツァはオプションだそうです。

 

 

 

 

 足はビルシュタインが標準で入ってます。

 

 

 

 

 エンジンは1.4リッターマルチエアターボです。ABARTH500と同じエンジンかと

 思ったらマルチエアなんですね。ターボはギャレット製は同じです。

 フロントミッドに縦に積まれてるのがいいです。さらにストラットを補強するバーも

 入っています。

 

 

 

 

 で、早速試乗です。クラッチが繋がるのがちょっと手前なので、アクセルが
 あおりがちになります。まずはノーマルでスタート。ノーマルで踏み込んでいくと、

 170馬力という数字ほどのパワーは感じませんし、アクセルを踏み込んでも

 それほどタコメーターが盛り上がっていく感じはしません。しかし街中で走るには

 十分な動力性能です。

 

 ミッションはロードスターと同じらしい6速マニュアルで、ショートでスコスコ入ります。

 このスコスコ感がいいですよねぇ。これだからマニュアルは止められないというか、

 マニュアルミッションを操ってこそ、こういったスポーティなオープンに乗る意義が

 ありますよね。マニュアル楽しいなぁ。

 

 純正マフラーでもエグゾーストノートがなかなかいい音してます。
 レコルトモンツァほど高音ではないですが、純正にしてはかなりスポーティな
 サウンドが聞こえてきます。さすがオープンカーですね。エグゾーストが
 ダイレクトに入ってくるのは非常にやる気がそそられます。

 

 ノーマルでもよかったんですが、数百メートルですぐにスポーツモードにw。
 スポーツモードこそABARTHの本領発揮です。パワーの盛り上がりが一段と増し、
 非常にパワフルです。それでも170馬力という数字ほどは感じないかも。


 以前乗ったABARTH595が180馬力でしたが、10馬力とはいえABARTH595のほうが、
 パワフル感は上ですね。フィアットベースかマルチエアかで印象が違うということ
 なんでしょうか。

 

 パワー感もそうですが、針の上がり方も違います。ABARTH595はアクセルにリニアに
 反応してガーンッと回っていきますが、ABARTH124スパイダーは低中回転のトルク
 重視といいますか、それほど過激に針は上がっていかない印象です。

 

 しかし、ABARTH595がパワーを持て余すほどでしたが、ABARTH124スパイダーは
 パワーを使い切ってる感があっていいですね。ABARTHの印象からするともうちょっと
 パワーがあってもいいかな、という感じもしないでもないですが、オープンカーを
 考えるとこれぐらいがちょうどいいかもしれません。

 

 足はビルシュタインですが、なかなかしなやかなセッティングになっています。
 ABARTH595がKONI FSDが入っているにもかかわらずかなり硬い印象だったことに
 比べればこちらの足の方が乗り心地がいいです。形状も違うのであまり比較には
 なりませんが、ロードスターのほうがしっかりストロークするように設計されている
 ということなんでしょうね。その恩恵がビルシュタインでも得られていると。

 

 交差点を4回曲がっただけなのでハンドリング等はほとんど分かりませんが、
 ビルシュタインが入ってるからか、ロードスターのように切ったらロールして、
 それをリアタイヤが押し出していくといった挙動ではなく、ロールが抑え込まれた
 姿勢のまま押し出されていくので、オンザレール感覚が好きな人にはいいかも
 しれません。

 

 そんなビルシュタインも路面によっては振動が出たり多少のバタバタ感があったり
 するので、この辺はまだまだセッティングが十分ではないといった感じでしょうか。

 

 簡単ですが試乗の印象はこんな感じでした。ロードスターもそうですが、
 やはりオープンカーは楽しいですね。エグゾーストノートが風とともにダイレクトに
 入ってきて感じられる一体感はオープンカーじゃないと得ることはできません。


 今まで一度もオープンカーを所有したことがないので、こういうのに試乗しちゃうと
 欲しくなっちゃいますねぇ。デミオの次はロードスターか124がいいですかねぇ。

 このABARTH124スパイダーは車重が1130kgあるのでロードスターに比べて重く
 ロードスターのような軽快感がないのが、若干のデメリットでしょうか。


 その分パワフルで、そのパワーをリアタイヤで使い切れるセティングなのは
 走っていて非常に楽しいです。これこそオープンのABARTHらしい楽しさ満載で
 あることは非常によく感じることができます。

 

 これは個人的な好みの問題ですが、私が選ぶとすれば、軽いボディを1500NAで
 上まできっちり回して軽快に走り抜けるロードスターのほうが自分には合ってる
 ような気がします。よりパワフルに乗りたい人にはABARTH124スパイダーのほうが
 オススメですね。

 

 ということで、ロードスターにはロードスターの良さが、ABARTH124スパイダーには
 ABARTH124スパイダーの良さがあることがよく分かります。どちらを選ぶかはあなた
 次第ですねw。どちらを選んでも間違いないと自信を持って言えます。


 どちらにしてもオープンで疾走する楽しさはクローズドボディでは絶対に得られない
 体験です。クルマ好きなら一度は体験しないと死ぬに死ねないでしょう。

 

 営業さんとお話ししているときにバリスタが淹れたカフェラテをいただきました。

 ABARTHのラテアートがいいですね。さらにABARTHクッキーも。

 

 

 

 

 

 是非みなさんもABARTH124スパイダーに試乗してみてくださいね。
 あなたの中に眠っていた何かが頭をもたげてくるかもしれませんよ~。

 

 

 

 

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