アキュラNSXコンセプトに想う | Italiaspeedのロックな毎日

アキュラNSXコンセプトに想う

 ということでデトロイトモーターショー、シェルビーチューンのフォード・フォーカスST

 に続いては、アキュラNSXコンセプトです。


フィアット500とロックな毎日-acura-nsx-concept-detroit_1


フィアット500とロックな毎日-acura-nsx-concept-detroit_2


フィアット500とロックな毎日-acura-nsx-concept-detroit_3


 動画はこちら。





 ホンダではなく、あえてアキュラと書いてるところがミソなんですが。


 個別のエントリで書くつもりはなかったんですが、こんなエントリがありまして。



 河口まなぶ  NSXへの愛ある本音

 http://minkara.carview.co.jp/userid/318223/blog/28938918/


 いつもお世話になってる河口まなぶさんがみんカラにこんなこと書いてるんですね。

 詳しくはこれを読んでいただきたいんですが、元NSX乗りだからこその意見だなと。


 私としてはまだコンセプトなのでどうなるか分かりませんが、コレ単体ではそれほど

 悪くはないかな、とは思いますが、それでも”ホンダらしい”と言えるかといえば、

 それほどでもないかなと。うまくキレイにまとめている印象です。


 このアキュラNSXコンセプトはアメリカホンダで開発されています。

 なので明らかにアメリカ向けに作ってるわけですね。だから”ホンダ”ではなく、

 ”アキュラ”なわけです。


 中身は伊東社長曰く、NSXの名に恥じないすばらしいものになる、と胸を張って

 言ってました。たぶんそこには日本の技術も反映されてるでしょう。しかしながら、

 デザインについてはアメリカホンダ主動のようです。


 ホンダも昨年からデザイン部門の抜本的見直しを進めているようで、

 この成果は徐々に表れてきてる感じもします。それでも日本は軽自動車を、

 アメリカは普通車を、と決めたことにより、日本国内の資産は軽の開発に振り分けて

 いると思われます。そのためにアメリカ市場用普通車の開発はアメリカが担うと。


 まぁ、ほんとにこういう決定をしたのかどうか分かりませんが、河口さんが言うのも

 分からんでもないですよねぇ。なんかうまくキレイにまとめ過ぎていて、

 これが”ホンダ”のNSXです!と言えるような特長が薄い気もします。


 スポーツカーはホンダブランドの根幹を成す重要な要素のひとつであると

 思ってるんですが、それが日本人の手を介さずにアメリカで開発されているところが

 ホンダらしさを今一つ感じないことに繋がってるんだろうなと。ホンダはグローバルな

 企業ではありますが、”日本の企業”なわけで、その精神はNSXにこそ色濃く反映

 されるべきものであると思います。”日本企業のホンダ精神”がホンダアメリカで

 うまく表現できるのかと言えば、現状難しそうですね。


 NSXは”ホンダNSX”であるべきで、”アキュラNSX”であるべきではなかったと。

 ここを伊東社長はどう考えたのか。これは非常に興味深いです。


 アキュラNSXは2015年に出るそうです。2年後にほぼこのまま出てくるのか、

 それとももっと魅力的な姿になって出てくるのか。スケジュール的にほぼこれに

 近い感じで出てくるんだろうなと思います。おそらくそれでもアメリカでは売れる

 と思いますね。アメリカ人にはウケそうですし。それによってアキュラのブランド力も

 ホンダのブランド力も上がるでしょう。しかしお膝元の日本のホンダファンは

 微妙な思いをすることになるかもしれません。


 ということで、2015年にホンダがどう評価されるか。みなさんどう思いますか?





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