ワーホリ前夜③ | 大正と平成のあいだ

大正と平成のあいだ

$800を握りしめオーストラリアに到着。

現代版自給自足生活が幕をあける・・・

英語と真剣に取り組むことになったきっかけ


かなりたくさんあるけれど


だいぶ省略すれば、


最初の大きなきっかけは


TOEICの試験がおわったあと、


「実際に英語をつかってみたい」


と思ったことだ。



やったことは、インターネットで


海外のニュースサイトや


スポーツのサイトを巡ったりした。



そして、ここでもだいぶ省略すれば


とても大きな印象を受けたのは


英語の掲示板の中には


書き込みした人の国籍がでるのがあるのだけれど


それこそ、いろいろな国籍の人が


書き込んでいたということだ。



日本語だったら九割以上


日本人しか書かないだろうし


それこそほかの国の人が来ても


なんかめちゃめちゃ怪しい日本語だったりして


どちらかといえば


「おお、日本語頑張って勉強したんですね」


的な感じをうけるだけで


正直、「日本語を話している」


と認められるレベルの外国人は


そうそういないと思う。



ただでさえ、勉強している人数が少ないのに


まともに使える人はもっと少ない。



対して、英語の場合は


あらゆる国の人がきて


対等に議論しているのである。



「英語の力すげぇ・・・」


そう思った。


そして、


「おれもここに書き込んだりできるレベルになりたい。」


とも思った。



きっかけはこれだけじゃないけれど


あげるときりがないのではぶく


なんにせよ、ここら辺の時期から


俺は、「英語を実際に使う」


ということをし始めた。



やったことは、たとえば


掲示板に実際に書き込んだり


スカイプで、英語をつかってチャットしたり


ということなんだけれど


最初はまじで全然できなかった。



特にスカイプなんか


相手がなんか打ってきても、意味が分からないので


文法書と、辞書とを片手に必死に解読し


その後、また


文法書と、辞書を使って返答をするという


作業をやっていた。


読むのに三分、書くのに三分


とかのレベルだったと思う。



これを始めたのは四回生の八月


つまりは、今から、一年と四か月まえだ。


みんなが卒業研究に向かう中


おれは一人、英語ばっかやっていた。



スカイプ以外にも色々やった


英語でメールしたり


ゲームのスクリプトを英語で読んだり



とにかく、書くこと、読むことは毎日やった


けど、しゃべること、聞くことはほぼ皆無だった。


結果的にこれが今の俺の英語力の


アンバランスさを生んでいるわけである。



つづく・・・