我が家の家づくりシリーズもの続き。
ソーシャルメディアサラリーマンのイッシーです。

再び手伝い。杉板にオイルを塗る~我が家ができるまで第7話

前回の続き
職人の力が集まる家(瓦屋根と小舞壁)~~我が家ができるまで第6話


年末から年明けて日本中記録的な大雪。
名古屋も多少ながら影響はありました。
工程上、左官のスケジュール。

土壁なので寒すぎると粘度が弱まるそうで 
工務店の社長は天気予報とにらめっこ。
左官屋さんも
ここまで気温を気にして仕事したことは無い 
と言っていました。

1月中旬ごろ少し暖かくなったので土も乾きよかったそうです。
内側の壁も現在ほぼ完成しました。

ここ最近も暖かくなりいい気温です。
左官屋さんはこの家はタイミングがよく 
ツイていると言っていました。




再びお手伝い

1月の下旬と2月の上旬の週末は
工務店の作業場で木にオイルを塗ってきました。

床と壁の杉板に「ドイツ・リボス社アルドボス」という植物油のワックスを塗るのです。
建築士から指定された店に注文し用意して取り寄せてあり、
僕は現場にもって行きました。

自分でワックスを買って持参し
自分で塗るという作業をしに行くのです。

普通はそんな事しないでしょうね。
一応お客さんだし。
でも、家づくりに参加できるというのは
人によっては嬉しい事です。
生涯そうそうないし
僕はそういうのが好き。

たぶん、ここの施主さんは
僕のようなタイプが集まってくると思う。

 
大抵は家が完成した時に「仕上げ」としてワックスを塗るのですが、ここの工務店は作業前にも塗るのです。そうすれば、作業する時に汚れてもワックスが塗られているので良いとのこと。

1回目はさすがに子供達は連れて来れず自分ひとり。
建築士事務所の担当兄さんY君も来てくれた。
彼も仕事が休みの中時々現場に見に来てたり、こうやって手伝いにきてくれる。

この日はY君と工務店の奥さんと僕と3人でオイルを塗った。
天気はとても良く風も無く暖かかく作業するにはいい日でした。

朝10時半~4時ごろまで作業をし
久しぶりの立ち仕事
結果、その日は爆睡。。。


翌週2回目。

その日夕方 子供達を連れて実家に行く為、実家へ電話した。
その時父に「今から作業場でオイル塗るけど来る?」と冗談半分で言うと「行く」という返事が来た。

ラッキー!助っ人確保♪


この日Y君はいなかった。前日雪がちらついていた。
彼は北側の人でここから遠い。
さすがに今日は無理だろう。

という事で。
父の助っ人を加え、先週の続き。
この日も10時から3時ごろまでの作業でした。
父さんありがとう。

自ら作業を体験していくと
木を触るに連れ、その温かみや、重みが体で感じられる。
どんどん愛着が湧いてくるし
木の魅力がどんどん感じられる。

欲を言えば 息子が大きくなってから親子でこんな体験するといいなぁと思った。

今回のオイル塗りは簡単に言えば
「ひと手間」
である。
再度完成してから仕上げとしてまたオイルを塗る。


工務店の社長は言う。

「このひと手間が大事」と

「完成してからでは、接合部分の側は塗れない」

こんなこだわりは好きである。


そして、2月も中旬になり、
休日に見に行ったら、オイルの塗った板が天井に張られていた。
そして、土壁も内側も塗られている。

ようやく家らしくなってきた。



つづく・・・

いいね!と言う方

応援クリックしてね。

 

  ↓ ↓ ↓
人気ブログランキング