秋田県のまちのでんきやさん。
一昨年、昨年と、ご自身のお店に中学生が職場体験にきてくれたとのことで、今年も楽しみにしていたとのこと。
ところが、今年は希望者がゼロでガッカリ!…と、ブログで更新されていました。
まちのでんきやって、大変なこともあるけど「楽しい・嬉しい・やりがいのある仕事です (ほそや電器さんのブログより事後承諾にて(笑))。
ブログ担当、以前、自身でブログを更新しながら、疑問を抱いていたことがありました。
いったいこのブログは、誰にメッセージしているのか。
お客様なのか、同業者なのか。
その後、結局『両方だ!』ということに気が付きました。
そして、最近になって、再発見がありました。
それは、今後、就職する立場の人たちにも?!
『まちのでんきや』で働きたいと思っている人!というにはまだ厚かましいかもしれませんが、選択肢としてありかも!と、頭の隅にでも置いてくれる人向けに。
そこで、ブログ担当、自分自身が、『まちのでんきや』になって良かったことを考えてみました。
といっても、ブログ担当は、『まちのでんきや』家業の家に生まれ、後を継ぐものと思っていたので、考えにくいは考えにくいのですが。
なので、後を継いだことによって、親孝行ができた(と自分で言うのもなんだが)という回答は除外とします(笑)。
素朴に思いつく答えとしては、
①家電に詳しくなった(そりゃそうか)。
②自身周辺の家電ライフには不自由しない。
③営業のスキル、技術のスキル共に身につく(クオリティはともかく(笑))。
④屋内外、両方で仕事する機会がある。
⑤休日は相対的に少ないが、その分、休日の取り方について融通が利く。
⑥こちらの提案やサポートによって、お客様が喜ぶ顔が直接的にこちらに伝わる。
といったところでしょうか(親孝行と合わせて七つ(苦))。
家電イメージ
生業(なりわい)とするので、①家電に詳しくなるのは当然ですが、結果、控えめに書きましたが、②自身の周辺はまぁ、ハッピーといえます。
いい家電に恵まれることも確かですが、トラブル時も自らが対処できるので、相対的に家電ライフ全般では不自由がありません。
あくまでも聞いた話ですが、中には、家電品を買ったことがないというでんき屋仲間も。
お得意様からの引き上げ品(古くなって買い替えることになった品)だけで廻りの家電を固めているというでんき屋仲間も(いいことかどうかはともかく)。
漁師さんが魚を買ったことがないというのと同じでしょうか。
③技術のスキルが上がれば、それが営業への武器にも直結し、そこは技術か営業かどちらかのみを担当するでんき屋よりは優位性が高いということはあるでしょうか。
④屋内外で仕事する機会がある。
たとえば、今、夏真っ盛りは連日、エアコン工事に負われます。
夏、屋外で作業し、汗をかき、夜飲むビールの美味しいこと!
当然、エアコンを取り付けすれば、お得意様が喜び、喜ばれる顔に直接接することができます(⑥)。
仕事をするからには、それが誰かの役に立っているのだ!ということが実感できることは、大きなやりがいの一つではないでしょうか。
さて、ほそやさんのブログでもありましたが、確かに『まちのでんきや』は、3K(キツイ、汚い、危険)職種かもしれません。
が、どうでしょう。
ラクな仕事があるでしょうか?
スマートで手を汚さなくていい仕事があるでしょうか?
リスクのない仕事があるでしょうか?
もっとも、さらに、休暇が少ない、給料が少ないと合わせて、4K、5Kともいわれますが…。
どんな仕事でもそうでしょうが、収入は努力次第ではないでしょうか?
休暇も、週休二日でもやっていける体制にすればいいという話です。
グラフはイメージです。
その昔、『まちのでんきや』は家電の流通のうち、9割を占めていました(40数年前)。
ところがその後、大型店の台頭で、8-2か9-1ぐらいになったでしょうか。
さらにその後、ネット通販というモンスターが現れ、すっかり『まちのでんきや』は蚊帳の外に追いやられました。
しかしどうでしょう。
いったん外野に追いやられたからこそ、新しく知る人たちにとっては、新鮮に思われるかもしれません。
また、これまで知ってはいたけど、声をかけてみようという発想がなかった人たちにとっても、『案外ありかも?!』と手がかりを探る機会があるかもしれません。
解決策は案外、まちのでんき屋さんかもしれない。
石川青年部会(石川県電器商業組合青年部会)では、『まちのでんきや』の存在を知ってもらおうと、試行錯誤、活動中です。
いずれは選択肢への復活、そしていずれはブランド化を目指し、『まちのでんきや』を宣伝している所です。
ちょっとしたことから、話題になるのが今のSNSやネット社会のいいところです。
秋田のほそやさんのように、当まちのでんきやブログのように、全国の『まちのでんきや』さん!
情報発信し、『まちのでんきや』を伝えようではありませんか!
次世代が、就職の選択肢として、『まちのでんきや』ありかも!…そう思っていただけるよう、また地位を復権しようではありませんか!
『まちのでんきや』はトータル家電ライフをサポートします。
なんと!「まちのでんきやになってよかったこと」というテーマでブログ更新していたまさにそのタイミングに合わせるかのように…。
奈良青年部会(奈良県電器商業組合青年部会)の定例会で…
なんという偶然!!
この話題、また近いうちに…。
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