新年あけましておめでとうございます。
皆様にとって素敵な一年になりますようにお祈りいたします。
私にとっても良い年になりますようにと下心丸出しで初詣のハシゴに行ってまいりました。
そもそも信心深くない私は初詣に行かない年もあるのですが、今年はどうでしょう、3ヶ所の神社を巡りました。こういうのってアリなんでしょうか?
三ヶ日はおそらく参拝者も多く、神様も訳わからんことになってると思うのであえて4日に出かけました。
まずは宇治神社(重要文化財)
祭神は菟道稚郎子命(うじのわきいらつこのみこと)
仁徳天皇の異母弟だそう。
手水舎はウサギさんです。
菟道稚郎子命が道に迷われて困っている時に一羽の兎が現れ先導したという逸話があります。
平安時代より前は宇治を莵道(うじ)と表記したらしいです。
次は宇治上神社(世界文化遺産)
祭神は応神天皇、菟道稚郎子命、仁徳天皇の3柱。
なんでこの二つの神社はこんな至近距離にあるのだろうと不思議でしたが、元々は一つだったらしいです。
最後に縣(あがた)神社
毎年6月5日にあがた祭りが盛大に行われます。
祭神は木花開耶命(コノハナノサクヤビメ)
このエピソードは面白いので書いておきます。
天照大神の孫、ニニギノミコトに求婚される。これを喜んだ両親は長女のイワナガヒメも一緒に差し出す(この辺が現代の我々にはわからん)
ところがイワナガヒメがあまりにブサイクだったので返しちゃう(なかなか失礼じゃ)
両親は悲しみ『イワナガヒメを妻にすれば岩のように永遠のものとなり、コノハナノサクヤビメを妻にすれば木の花が咲くように繁栄するだろう。コノハナノサクヤビメだけと結婚すれば、天津神の御子の命は木の花のようにはかなくなるだろう』と告げた。よってその後の神々は人間並みの寿命しかないらしい。
日本神話って面白いですね。
そもそもお参りはお願いするというより『このように頑張ります』という決意を表明するとのことなので、私もそのようにいたしました。
本年もよろしくお願いいたします。