短い1年間の高校生活は
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当時、美容師の免許を取るにはインターンを一年やってからです。
もちろん学校を卒業するのが先決。
学校の授業でもラストのほうはワインディングばかり…
家でも、ウィッグを持ち帰りワインディングの練習
寝不足になるほどやってました。
なんせ苦手なワインディング
人の何倍も練習しなければ無理…
実技の授業も、ワインディングだけは残って練習
いわば居残り
学校でも合格をもらえたのは最後のほうでした。
美容室でバイトしてたせいか、
ちょっぴり調子に乗っていたのかもしれない。
25分という時間内に全てを巻き終える
時間だけを気にしてると出来上がりが、雑。
髪の方向がバラバラでテンションが掛かってない。
かなり落ち込みました…
何でも出来ると思っていたのに…
基本ができてなかった。
最初から覚え直し
時間がない
急がなければ…
気持ちは焦るばかり
担任のF先生と服担任に相談しました。
先生。どうしよう…
私、なぜ出来ないんですか?
やればやるほどグチャグチャになってく…
涙が止まりませんでした。
先生は、気持ちを落ち着かせて
少しのんびりやってみましょう。
今は壁にぶつかってる時だから、大丈夫。
まずは焦らないこと。
もっと自信を持って。
忙しくしてる自分が好きだった時期
でも何かが欠けていたようだ…
先生はそれを分かっていたにちがいない
さすが尊敬できる先生
あの先生
とは大違い
私は恵まれていた。
美容学校の先生にも美容室の先生にも。
親身になって相談に乗ってくれました。
勿論ここに入学させてくれた両親
にも感謝。
できない自分が悔しくて悔しくて…
試験までの練習
どれだけ泣いたことか…
先生に言われたとおり、
一日だけ美容に関する事は何もしませんでした。
頭を休ませることも大切
先生はそれが言いたかったのだと思います。
いっぱいいっぱいでしたからね…
プレッシャーに押し潰されそうになってどうにかなりそうな気分でした。
何かをきっかけに突然できるようになったのです。
美容学校の先生からも、
今の状態を忘れないように。と言われました。
嬉しかった
忘れないうちに特訓に次ぐ特訓
あとは自分との戦い
絶対に合格する!
学校では何度も試験と同じように実技開始。
終わったあと先生が全員のを順番に見ていきます。
私のウィッグを持って、全員の前で見せたのです。
「皆さん、石原さんのワインディングをよく見てください。
これが見本です。」
今まで一番苦手だったワインディング
最後に誉められました。
みんなからも拍手
私がずっと練習していたのを知っていましたからね…
優しい仲間に感謝。
続く
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