日本のお笑い界のトップに君臨し続けていた島田紳助の突然の
引退表明は“暴力団との関わり”という要因のせいか、
その騒動は海を越え、海外でも驚きを持って報道されている。
イギリスのガーディアン紙では
「日本のTV司会者シンスケ・シマダ、ヤクザと関係し解雇」という見出しの下、会見時の写真付で報じている。
同紙は島田について、日本では“TVで見ない日はない”とその人気ぶりを称し、
日本一有名なタレントが解雇されたと伝えた。
記事では、引退会見の詳細と共に、今回の一件が
暴力団排除活動が強化されている渦中の出来事であることにも触れている。
また日本の裏社会・タブーを取り上げた「TOKYO VICE」の著者であり
元読売新聞社記者ジェイク・エーデルスタイン氏のコメントも掲載。
「もはやヤクザとの繋がりは許されない」と、エーデルスタイン氏は続けて
「すでに(日本の)警察は相撲界と暴力団との関わりを厳しく取り締まっており、
今後エンターテインメント業界においても同様の措置を取っていくものとみられる」と昨年、発覚した相撲界の賭博問題を引き合いに出し、
“その方面”の取締まりが遅れているといわれる芸能界の清濁併せ呑む体質改善を喚起している。
よしもとコメント全文「暴力団との携帯メール、タレントとして許されない行為」