今日の日経金融では、証券会社ネタが多かったです。
日経金融新聞では、「株式引き受け、M&A助言、1―6月ランキング、野村がトップ」としています。
また、「みずほ証券、M&A担当倍増、3年後に150人、海外拠点でも拡充」との記事もありました。
そして、「スクランブル」欄では、「証券再編は苦戦の歴史?――『新光・みずほ』は良縁か」ときます。
なぜ と思うほど、証券会社のお話ばっかりでした。
・株式引受けランキング
1位 野村グループ 案件数48件、6,669 百万ドル
2位 大和証券SMBC 38件、1,805
3位 三菱UFJ-FG 15件、1,632
4位 みずほFG 21件、1,161
5位 日興シティG 16件、1,081
6位 メリルリンチ 3件、612
7位 新光証券 15件、347
8位 ゴールドマン・サックス 2件、230
9位 ドイツ銀行G 2件、159
10位 UBS 1件、156
・M&A助言ランキング
1位 野村グループ 94件、25,993 百万ドル
2位 GCA 11件、15,363
3位 シティG 57件、13,768
4位 みずほFG 44件、13,416
5位 モルガン・スタンレー 17件、10,257
6位 メリルリンチ 10件、9,896
7位 ゴールドマン・サックス 16件、9,277
8位 三菱UFJ-FG 49件、9,127
9位 KPMGコーポレート・ファイナンス 17件、8,974
10位 大和証券SMBC 54件、5,700
いずれも野村がトップを快走。すごいですね。さすがに底力~って感じがします。
金利先高感があるため企業が社債発行にシフトしたり、希薄化を嫌ったエクイティ・ファイナンスが減少しているなか、案件を積み上げるパワーはなかなかあなどれないと思います。
ホンダの売出し、ダイキン工業の公募、石油資源開発の売出しなど、大型案件を獲得したことが効いているようです。
また、M&A助言では、GCAが2位に食い込んでいるのが目を引きます。
さすがに、これで上場しているだけありますねー。
案件としては、シティグループによる日興コーディアルグループのTOBに関し、GCAは日興コーディアル側の財務アドバイザー(FA)を務めたといいます。
結構、最近いろんな証券会社さんが営業に来られるので、競争激しいんだろうなぁと感じる今日この頃です。
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