膝を曲げて踏ん張らなきゃジャンプ出来ない | パニック障害ですが何か?

パニック障害ですが何か?

パニック障害になって10年以上。
良くなったり、悪くなったりを繰り返しつつも
前向きにパニック障害と生きて行く方法を地味に模索しています。

体調の悪い日が続いています。




先日書いた友人からの提案

外に出ない選択 (←クリックで飛びます)を実践するかどーか決めかねて

結局、昨日は中途半端に近所を少しだけ散歩・・・と言うちょっとの外出をした。




出ている時は思ったより大丈夫だったけど

家に戻ってきたとたん、気持ち悪くなってしばらく横になった。




我ながら中途半端だよなぁ~と思うけど

思い切ってどこかに外出するのも勇気が要るし

かと言って全く出ないのも「2度と出れなくなるんじゃないか」と思うと怖い。




今日はどうしよう。








家に居る時間を利用して

ここにブログを作ってパニック障害の事を書いている。




実は私、同じくアメブロで長年ブログを書いているのだが

そちらのブログには日常生活の事を沢山書いてしまっているし

自分の写真は出していないのだが、本人が特定されてしまうよーな記述もある。




家族や友人、知人には私がパニック障害である事を話しているし

私がパニック障害である事を、特別隠すよーな事ではないと思っているけれど


でも、その反面

長くブログを続けていると

心無い人から誹謗中傷をされると言う事があったり

まぁ、ネットの世界ならではの色々なしがらみがあると言う事が分かる。




元気な時であれば

「不幸な人が誹謗中傷の書き込みして来たわっ

こんな暗い事でストレス発散なんて可哀相な人!」と割り切る事も出来る。




でも、調子が良くない今

パニック障害の事で誹謗中傷されたら

「こんな事するなんて不幸な人ね」と割り切れる自信がない。




ぶっちゃけ、メインでやっているブログの方は

1日のアクセスも1万前後と、まーまーあるので沢山の人の目に触れる。




なので、今までのブログとは別に

パニック障害の事をメインで書く場を作った。








私は話す事や文章にして書くことで

自分の気持ちを整理する事が出来るタイプだ。




体調が思わしくない今

私は私の中のパニック障害を考え、向き合いたいと感じている。


パニック障害の事を考えたり、こうして文章にする事で

私の症状に変化が起きるのかどーかはまだ分からない。




でも、もしかしたら

自分が過ごしてきたパニック障害との生活を

今改めて思い起こす事で、今まで見えなかった何かが見えるかもしれない。


そして、その事で上手にパニック障害と付き合えるコツを見つけることが出来るかもしれない。





そんな訳で

今は、現在の状況や気持ちと合わせて


最初にパニック障害の発作を起こした頃の事や

その後、スッカリ治ったと思って過ごしてた日々やその時に考えた事

そして、パニック障害が再発してからの事など

過去を思い出しながら、私とパニック障害の歩み(?)を書いている。








また、こちらのブログをはじめたのを期に

同じパニック障害を抱えて生きている人達のブログもよく読ませて頂いている。




共感出来る内容が沢山で

「辛いのは私だけじゃない」と思うと勇気が沸く。




会った事も無い人達ばかりなのに

勝手に私の中で「同士」のよーな気持ちが沸いて


「しんどい思いをした」と言う内容のブログを読めば

「辛かったね、でも頑張ったね」って抱きしめてあげたくなるし


「素敵な事があった」ってブログを読めば

「良かったね」と思うと同時に自分の中にも希望がわいて元気が貰える。








今はまだブログをはじめたばかりで

体調も良くない時間が多かったりするので

中々、私のブログを読んでくれた人に元気を与える事は難しいけれど・・・




でもね、最近思うんです。




高くジャンプする為には

地面にしっかりと足を付けて

膝を曲げて踏ん張らなくっちゃならない。




普通に立ったままじゃ

上に跳ぶことは出来ないんだよね。




もしかしたら、今は踏ん張る時期なのかもしれない。




しっかり自分と向き合って

元気な時、活動的な時には見えなかったものを見て

考えないでサラリと流しちゃってたことをジックリ考えて


それはシンドイ作業なんだけど

でも、人生を長い目で見た時に、後で振り返った時に

「あぁ、あの時期は辛かったけど、必要な時間だったんだ。」と

そう思える時もきっと来るんじゃないかなって。




今は膝を曲げて

グッと踏ん張って

飛び立てる時の準備中なんだよね。




長い人生

そんな時間があってもいいよね。