~ピアノソナタからベートーヴェンを聴く vol3~
ピアノの栄長さんのベートーベンのピアノソナタ演奏シリーズの第3回です。
思えば、このシリーズの第2回が2年半くらい前の 2012年3月。
私はそれまでは、演奏会というとどっちかというと、
吹奏楽メインで、アマオケとかは聴いたことはあるけど、
ピアノって、私自身は全然知らないし、
なんとなく退屈で寝てしまいそうだし、
個人の演奏ってなんとなく敷居が高くって行っていなかったのです。
で、
コンチェルトさんのブログを読み始めて、
なんとなく気まぐれで一度行ってみようかな?
といってみたのが、第2回の公演で、
月光もよかったけど、特に「ハンマークラヴィーア」に感動して、
ピアノってかっこよいな~、また聴いてみたいな~、
と思って、
そこから、今の演奏会通い(汗)が始まっています。
本当に最初の公演が退屈で、全然印象に残らないものだったら、
こんなに演奏会に通うこともなかったし、こんなブログを書くことも
なかったでしょうね(笑)。
そういった意味でも思いいれのあるシリーズですね。
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前置きが長くなりましたが、
会場も満員の中、今日は、ピアノソナタの23番、27番、28番。
曲の解説を交えながらの演奏です。
栄長さんの解説でもおっしゃられていましたが、
ベートーヴェンの後期のピアノソナタでも、29とか、最後の3つは
結構人気も高く、演奏される機会も多いですが、
27,28辺りは演奏機会も少な目とのこと。
だからこそ、こういったシリーズで演奏されるというのも貴重でしょうね。
そういう私もCDでちょっと前に発売された、
メジューエワさんのベートーヴェンピアノソナタ全集をもってはいますけど、
ほとんど聴いていないですね。。。
でも、いざ聴くとなかなか素敵な曲です。
ちょいと気合いれて繰り返し聴いてみることにしましょう。
栄長さんの演奏も、なんというか、
普段着の演奏といいましょうか、余計な飾りを排除した演奏、
そして公演という感じでしたね。
休憩なしで一気に3曲。
そして、アンコールに「全然関係ありませんが、、、」と笑顔で断りをいれて(笑)、
ショパンのノクターンで締めとなりました。
1時間強の公演ですが、なかなか密度の濃い、いい公演でした。
ピアノソナタ全曲演奏完了まで、このシリーズ継続して欲しいものですね。
また、プログラムの最後には栄長さんの
今後の公演スケジュールが記載されていたのですが、
9/14 柳都ミュージック、
10/12 片桐さんとの2台ピアノ、連弾
10/18 シューベルティアーデ レクチャーコンサート
10/25 ジョイントリサイタル(洋楽の夕べ)
11/29 青陵大学音楽研究室ジョイントコンサート
来年2月にも
青陵大学でのベートーベンのピアノソナタの公開講座、
シューベルティアーデの本公演
あと、配布されたプログラムには記載されていませんでしたが、
柳本さんとの公演も10/8 ですよね。
特に10月の多忙さはものすごいですね。
それだけ、皆さんに信頼されている証ですね。
(りゅ~とぴあ スタジオA 前売り 2000円)