題名に ~歌う女と弾く女~
ピアノ:長井麻衣さん
ソプラノ:高橋希絵さん
この公演の情報はちょっと前にりゅ~とぴあでチラシを見かけたのですが、
長井さんのお名前に「なんとなく」覚えがありました。
ただ、失礼ながら明確には覚えていなかったので(ホントに失礼)、
おそらくジョイントコンサート系かな? と思い、
自宅に帰ってきてから、自身の過去の日記を読み返した結果、
ありました。
ピアノの石井朋子さん門下の発表会。
そのときにシャコンヌを弾かれていたんですね。
でも、こんな風にちょっとでも覚えて、
「あ~、あのときの...」と思い出せるのは、
われながら非常にうれしいし、ブログ書いていてよかったな、
とちょっと思いますね。
で、公演は、
前半が長井さんのピアノソロで、
ショパン、シューマン、ヒナステラ。
ちょっと緊張されていたのか(笑)、
シューマンの「トロイメライ」を飛ばして、
ヒナステラの「アルゼンチン舞曲」を先に演奏してしまったり、
ということもありましたが、
終わってみれば、激しめのヒナステラのあとの
しっとりしたトロイメライもアンコールみたいで、
それはそれでオツなものでございました。
演奏もメリハリのきいた素敵な演奏でした。
後半、高橋さんの歌に伴奏が長井さん。
日本の曲だったり、オペラ曲を6曲。
これまた、とってもレベルが高いですね。
高音の伸びというか迫力もあるし、低音もしっかり聞かせてくれます。
なかでも高橋さんは10月にオペラの初舞台「フィガロの結婚」を
控えているそうなのですが、その中から「あの美しい日々はどこへ」。
トークの中では、息が長い部分が多く「マラソンしているみたい」
というようなこともおっしゃられていましたが、
聴いている側からすれば、そういう大変な部分を感じさせない
見事な歌声だったと思います。
また、最後のコルンゴルドさんの曲もちょっとしたセリフみたいな
ものもあり、私にとってはなかなか新鮮でした。
お二人は中央高校の卒業生ということなのですが、
大学も卒業されてこれから公演も増えていかれるのではないでしょうか。
上述のとおり、高橋さんは10月にオペラの本番がありますし、
また、長井さんは来月9/14「柳都ミュージック」で、
ソロでの公演および、バイオリンの野口万佑花さんとの共演がありますね。
こちらも非常に楽しみ。。。。。なんですが、
この日はジュニアオケの定期演奏会も(汗)。悩む~。
(珈琲ショップ器 無料:1drink制)
会場にて1枚