新国立劇場、トリプルビル | 井上欧輔バレエアカデミーのブログ

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横浜 (反町、妙蓮寺)のバレエ教室です。
アメリカン・バレエ・シアターのナショナル・トレーニング・カリキュラムをベースに指導しています。

こんばんは。


土曜日は皆さんにご協力頂き、
新国立劇場バレエ団、トリプルビルを観に行きました。


今回一部はテーマとヴァリエーション。
1947年、ジョージ・バランシンがABTのために振り付けた作品です。
プリンシパルは小野絢子さんと、福岡雄大さんでした。
いつも言ってるけど、
絢子さんの足の運びかたや処理、歩き方。
すべてが美しく、勉強になります。
バランシンの難しいステップでもやっぱり美しかったです。
雄大さんも軸が本当にきれいで、勉強になりました。
えりちゃんは、アダージオの時の
女性の身体の保ちかたがよく分かり、勉強になったみたい。
レ・シルフィードの練習に役立てるといいね(*'∀`*)v
最後のコーダの盛り上がりも素晴らしく、
今までみたテーマとヴァリエーションの中で一番好きだったかも。


二部はナチョ・ドゥアトのドゥエンデ。
森の神秘的な世界や空想上の生き物が棲んでいる世界をイメージして、
ダンサーをその自然の一部として振り付けた作品。
結構コアな作品でしたが、ダンサーたちの身体の美しさや
身体能力をダイレクトに感じられて満足でした。


三部は新国立劇場初上演のトロイ・ゲーム。
ロバート・ノース振り付けの男性だけの作品です。
こちらはコミカルな作品で、
先の2作品とは異なった感じで楽しめました。


改めて感じたことは、
ダンサーとは色々な身体の使い方を熟知し、
それを可能にしなければいけないということ。
3作品それぞれ、重心や身体の使い方、
動きの質がすべて異なっていました。
ダンサーは動きの質の異なりを認識しなくてはいけないし、
それぞれの動きの質に応じたトレーニングをしなくてはいけないし、
すべての動きの質にて踊れなくてはいけないし。
演じる気持ちも切り替えなくてはいけないし。

やっぱりバレエって深い。
深いから面白い。
だからいっぱい勉強して突き詰めて欲しいです。
自身の身体という楽器を上手く操れるよう…
頑張れ~!!


プログラムはいつものところへ置いておきますので、
ご自由にご覧ください。






テーマとヴァリエーション、ジョージ・バランシン振付
1978年、アメリカン・バレエ・シアター、バリシニコフ&ゲルシー・カークランド


見れないかたはこちら


デュエンデ、ナチョ・ドゥアト振付
スペイン国立ダンスカンパニー

パート1、動画終了後パート2へと続きます。

見れないかたはこちら


トロイ・ゲーム、ロバート・ノース振付
シュツットガルト・バレエ

パート1、動画終了後パート2へと続きます。

見れないかたはこちら


ではでは。

おんぷ井上欧輔バレエアカデミー

今月のお休みは29日(日曜日)、30日(月曜日)です。
来月のお休みは2日(木曜日)、21日(火曜日)or 23日(木曜日)です。

来月1日(水)~2日(木)はヴァリエーションワークショップです。
春休みの間はクラス時間が変更になる場合があります。

8月2日(日曜日)~4日(火曜日)は夏合宿です。
9月12日(土曜日)は勉強会@川崎教育文化会館です。

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