金曜日に修士論文を提出しに大学に行ったら、手続き上に不備があるので修士論文を提出できないといわれました。教務課に話を聞きに言ったところ、題目届けを出し忘れてるとのことです。去年題目届けを出しましたといったら、去年出した出さないにかかわらず、毎年出さないといけないといわれました。去年出したから今年出さなくてよかったのは、修士論文計画書だそうです。ふむ、ややこしい。で、どうしても無理ですかって聞いたら絶対無理ですって言われたんで、まあ九月卒業でも別にいいかとか思って色々学費について質問してました。そしたら急に雲行きが変わってきて、詫び状があれば何とかなるかもって言われました。それでサラサラっと詫び状を書いて持ってたら係りの人が色々手続きをしてくれて、30分後には見事提出できるようになりました。いやー、びっくりしました。昔友達が、「ナポリではできるって書いてることはできなくて、できないって書いてることはできる」って言ってましたけど、どうやら日本でもそんなこともあるようです。
しかし、応対をしてくれた事務員さん最初は怒ってたのに、途中から急に親身になって対応してくれたのはなんでなんでしょう？卒業できないって言われたときに一言も不満を発せず学費について聞いてたら、事務員さんの目に「もしかしてこの子多少アレで、自分のおかれてる状況がわかってないんじゃないか？」って感じの空気が流れたけど、態度が軟化したのはやっぱそのせいですかね。しかし考えてみると、僕は節目節目で色々（卒論口頭試問2時間寝過ごし・院試の英語で爆睡等）やらかしてますけど、そのたびに色々な人のお情けで救ってもらってるんですよね。やっぱり多少アレなところがあるんで、「欲望という名の電車」のブランチばりに皆さんの哀れみを誘うんですかね。なんにしろ、ありがたいことです。