畳が日焼けして黒っぽくなったり、傷み始めた畳表(ござ)を裏返しにして張り替える作業です。
表面は日に焼けていても裏側はまだ青く、使わなければもったいないです。
目安としては新畳を入れてから3~5年目頃となっていますが、
い草の織り込み密度が高い畳表を使ったり、
お日様の光が入りにくく使用頻度の少ない部屋では、これよりも長く使える場合もあります。

写真は本日お仕事をした畳なんですが、
ごらんのようにとても良いタイミングでの施工になりました(^O^)
がしかし・・・なんです。

この畳を表替えした畳屋さん・・・口ゴザをタッカーで止めてありまして
そのサビが畳表にうつってました(-_-;)
口ゴザというのは縁部分の厚みを整えるために加えるゴザの事で、
針と糸で縫い付けるのがベストな方法です。
実際この口ゴザを入れる事も面倒くさがる畳屋さんもいますので
手間をかけようとしているのは分かるのですが、中途半端な仕事は
ほかの誰でもなくお客様に迷惑がかかる事ぐらい分かってもらいたいところです。

事情を説明してこの状態で納品という形になりましたが、なんとも後味の悪いお仕事でした。