私が慶應通信に学士入学したのは、2009年秋。
当初は最短卒業(2年半)を目指しておりましたが、教職科目の追加履修や教育実習のスケジュール調整に手こずりまして、結局、4年半かかっての卒業となりました
2009年の夏、緊張しながら願書・小論文
を書いた日のことを昨日のように思い出します。入学が許可されない場合もあるとの噂に冷や冷やし、無事、入学許可通知が届いたときは、嬉しくて、嬉しくて、ワクワクしました
>> ブログ「慶應通信に入学した頃の思い」
レポートの審査は厳しく、4回も5回も再提出した科目もありました。不合格のレポートが返ってくるたびに、心が折れそうになりましたが、先生方がきちんとレポートに目を通してくださっていることが分かるコメントには、ありがたい気持ちでいっぱいでした。
いわゆる「慶友会」には入学直後だけの参加でしたが、慶友会やスクーリング、教職課程などを通して知り合ったお仲間の存在も、励みと支えになりました。
>> ブログ「慶應通信のレポートの愉しみ | 添削指導・叱咤激励のコメント」
>> ブログ「2011年夏スク | 慶應通信の夏期スクーリング@日吉キャンパス」
慶友会の中でも、岩松名誉教授のもとで『源氏物語』を読み解くゼミ、「三田国文学研究会」には、最後まで参加させていただきました。
諸注釈の蓄積を活かしながら、根拠を持って、自分なりの読みを確立していく。そんな読みの姿勢を教えていただきました。
>> ブログ「三田国文学研究会への参加」
今回、卒業と同時に、中学・高校の教員免許をとることができました。
>> ブログ「三田国文学研究会への参加」
今回、卒業と同時に、中学・高校の教員免許をとることができました。
免許取得に向けて動き出し、一歩一歩進み、目標を達成できた自分を誇りに思います。
最初の大学を卒業後、「教員免許を取っておけば良かった……」とうじうじ後悔しておりました。その後悔を、未来に向けての行動に変えられたこと。そして、実際に、免許を取るところまで辿り着けたこと。この、過去から来る喜怒哀楽を、未来への行動に変えるスタンスは、これからも大事にしていきたいです。
あー、卒業できて良かった!!
お世話になった先生方、学友の皆様。
励ましてくださった家族、友人の皆様。
本当にありがとうございました
★ホームページはこちら。著書(『正しい日本語の使い方』、『大人の文章術』、『源氏物語を知りたい』、『東大生の超勉強法』、『百人一首を知りたい』(枻出版社))でも情報を発信しております。隔週月曜13時に東急セミナーBE講座「古典文学Cafe」を担当する他、吉祥寺 古典を読む会も主宰(4月は13日(日)「更級日記」)。