実装者

きじねこ高木さんの本


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2009-11-21 19:33:51 テーマ:読書

まっ茶っ茶の本はご勘弁くだされ

そういうわけで、本日八王子図書館にて鈴木輝一郎しぇんしぇの著作を物色してきた。


文庫は一冊もなかったが、単行本は五冊ほど蔵書があるようだ。Chengduさんが「………(^_^;)」という感想を述べられた、「戦国の凰 お市の方」もありましたぞ。


よしそれではと手にとってみたものの、どうにも「さあこれを自宅に持ち帰って読むぞ」という気持ちにならない。


輝一郎しぇんしぇの得意ジャンルは歴史もののようで、私はなんとなくそういうの好きくないのである。さらに、いまのところは、名も無き人々が主役の江戸下町人情モノに嗜好が向いているというのもあるから余計だ。


蔵書の中に「三人吉三(さんにんきちざ)」というのがあって、少し興味を惹かれたが、如何せん紙が茶色に変色し(大正時代の古書並みの変色度合いである。2002年発行であるから、よほど安い紙を使いよったに相違ない)、気のせいかもしれないが変な臭いがしたのでやめておいたのである。


アマゾンで書評を見ると、結構高く評価されているのだが、さりとて気持ち悪いのを我慢して読むほどのものでもなかろうと思って。


仕方がないので、「は行の作家」の棚へ行くと、尊敬してやまない福澤徹三しぇんしぇの著作で、初お目見えのもの(「怖い本」)があったので、喜び勇んで借りてきたという次第である。


まあ、相も変らぬ日常だ。


2009-11-20 18:12:27 テーマ:読書

『時代小説が書きたい』のことが書きたい

「時代小説が書きたい 鈴木輝一郎著 河出書房新社」というのを読んでみた。


別段時代小説を書きたいわけではないのだが、歳相応に落語の江戸人情噺、郭噺等の面白さに目覚め、少し範囲を広げて同系統の小説などを物色していて、この本にぶち当たったのである。


タイトルから想像されるとおり「時代小説作家」になるためのハウツー本だ。


この手のものを読めば必ず作家になれるわけではなく、読まなくてもなる人はなる、全頁全行に渡って蛍光ペンを引き回し、ボロボロになるほど読んでもなれない人はなれない。


さらに、著者自身「この本を読んで、もう次から次から時代小説作家が誕生するぞ。楽しみだな」と考えているはずもなく、こういうものを書くのが好きなタイプなだけの話で、「たくさん売れてくれりゃいうことないが、あまり売れなくても自分の作品の宣伝になりゃ御の字さ」と思っているのだ。


であるから、こういうものは、「著者が作家になった経緯を疑似体験し」「自分も頑張れば作家になれそうな気分にさせてくれ」るものが良書と言えるのであって、その点では非常に優れた著作だと感じた。


とにかく、文章が面白おかしいのである。ちょっとクセがあるので、もしかすると嫌いな人もいるかもしれないが(誰かみたい)、私はこういうのは好きだ。


私も、「ライター稼業撃退塾」なるものを書いているけれども、あれをもっと実績のある作家が、もう少しまともな内容で、商業ベースに乗るものとしてやっていると考えるとよろしい。


まんまと著者の術中にはまって、このえーと誰だっけ?


鈴木輝一郎先生(いままで名前も知らなんだ。時代小説、歴史小説というのは、とっくに死んじまったような大御所、すなわち司馬遼太郎、藤沢周平、池波正太郎、山本周五郎などのお歴々が極端に強い特殊なジャンルだから、若手は辛いとぼやいている。なるほど確かにそうだ)の作品を読んでみようかと思ったりしているのである。


2009-11-19 18:10:42 テーマ:ちっちゃいもの倶楽部

ちっちゃいもの倶楽部会員の行く末は

タイトルもなにも忘れてしまったのだが、清水義範の短編に次のような内容のものがあった。


わずかばかりの記憶を元にしているので、細部に相違があると思うけれども、概略は間違っていないと思う。


『定年退職の日に妻より離婚を切り出され、退職金のほとんどと、自宅を妻に与えて家を出た主人公が、カプセルホテルに住まいしながらしたためている、人生の回顧録』という形式の小説。


清水義範が、どのような意図でもってこの作品を書いたのかはしらないが、表面的には仕事一筋に生きてきて、さあこれから妻と二人でゆとりのある老後をと考えていた矢先の家庭崩壊という、老境期に入った元サラ親父の悲哀を訴えているように思える。表面的には。


「熟年離婚」という言葉などなかった頃に書かれたはずだから、さすがは清水義範の面目躍如といったところである。


しかしながら、私はこの作品を読んで次のように思った。


「羨ましいがな。このおっさん」


男というものは、年齢を重ねるに連れ、ゴテゴテと体に余分なモノがくっついてくる。脂肪がついて腹がせり出してきたというような肉体的なものではなくて、配偶者とか子供とか仕事とか借金とかいったものだ。


それらを全部てぃやぁーとぶん投げ、マントをなびかせてキーボード無宿、全国各地を放浪したいというのは、全ての男が少なからず持っている願望ではないだろうか。


勿論、行く先々で、いわくありげな別嬪が絡んでくるのは大歓迎である。


私もゆくゆくは漂泊流転の文士になりたいぞ。


ポメラ一台さらしに巻いて(おっと、ポメラだと出版社に原稿をメールで送れねえや。まあ機種はそのときになったら選定しよう)、全国津々浦々、山々、池々を旅してまわるのである。


時折、「ちょいと旅人さん。よっていきなまし。マサジイカガデスカ?」と、婀娜なとつくにの姐さんに、薄暗くて汚い売春屈に引きずりこまれ、法外な料金をふんだくられても気に病まない。随筆に書くネタが出来たワイてなもんである。


そして、「明日はまた別の日なのよ」と、風のようにその土地を去っていく。


カプセルホテルに毎日泊まっていてはオアシがいくらあっても足りないから(一泊五千円として、一ヶ月で十五万円!そんなものアパート借りたほうが安い)、一週間に一度ぐらいにして、後はネットカフェやマクドナルド、もしくは荒れ寺で夜露を凌ぐのだ。


いかがですか?皆さんも。そんな生活。ん?ん?ん?

2009-11-18 22:58:39 テーマ:日記

机上型?それとも帳面型?

きじねこ高木さんは、キングジムのポメラを所持しておられる。色々と苦労されているようだが(肝心なときに電池が切れるポメラ )、私としても、いつか手に入れたいもんだとは思っている。高木さんが所持しているのに、自分が所持していないのが悔しい(何を張り合っているのだ?)。


ただ、なかなかもう一声値崩れしない。メーカー希望小売価格二万五千円のところが、早いうちから一万五千円台に下がったのだが、それ以下になかなかならないのだ。一万円を切ったなら、満を持して私の登場だと思っているのに。


そんなことより、ぼちぼち自宅のペルソナルコンピューテルの購入を検討しなければならないのである。


VisualBasic本執鍵にあたって、よそ様から帳面型のを一台借用しているのだが、ぼちぼち返却期限が到来するのだ。


どのような機種を導入するか。


それは、現在提案中である年末ジャンボ企画の結果如何によるのだ。


もし企画が通らば、どかんと机上型にするつもりだ。なぜならばプログラムをこさえねばならんので。


企画が滑ったら。そのときは極薄帳面型にする。今のところ、VAIO-Xが最有力候補である。


あいつをば常に持ち歩いて、えへへ。「気分はもう創作者」といきたいなと夢想しているわけだ。


自分はどちらを望んでいるのか。どちらの結果になれば将来明るいのか。


それは自分でもよくわからない。


強いて言えば、両方かしら。


2009-11-18 02:42:13 テーマ:日記

続・ひまわり畑は咲き狂う

エヌ氏さんが、私の企てた「年末ジャンボ企画」に非常に興味を持たれたようなので(違うだろ。コメントの内容を見れば。どうでもいいって感じだぞ)、本来なら特A級の極秘事項なのだが、この日記をお読みの皆様だけに、こっそり概要をお教えしよう。


その前に、先日の日記に嘘を書いてしまったことをお詫びせねばならない。


そもそも「実用書」ではなかったのである。えろうすんまへん。


じゃあなんだ?えーっと。なんだろう。「娯楽書」(そんな日本語あるか?)、「変な本」、「賑やかし本」、まあそういったところだ。


一応、コンピューターには関係がある。


所謂、「書籍付きアプリケーション」、もしくは「アプリケーション付き書籍」というべきものだが、アプリケーションと文章、どちらに力点を置くかによって変わってくる。


まあそんな瑣末なことはどうでもよくて、この企画の狙いは、私が「実装者」として立つことを決心した日よりの悲願である「企業情報システム開発以外のことで、長年蓄積したプログラミング技術を活用し、収入を得る」ことを、いよいよ実現せんとするものなのである。


であるから、いつもよりちょっとだけ気合が入っているというわけだ。


もし企画が滑ってしまったら。そのときは、もう少し別のことをやって経験と実力と資金力と知名度を上げ、再度チャレンジしてみるつもりである。


2009-11-17 19:03:03 テーマ:日記

ひまわり畑は咲き狂う

時候は冬になってきたというのに、頭の中のひまわり畑はいよいよ爛漫となっている。


その証拠に、「ライター稼業撃退塾」は、12月17日発行分まで(すなわち5回分)出来上がっているし、思うところあって、幾つか怪談噺などを書いたりしている(そのうちひとつはゾーンの新作で、近日公開予定である)。


一体なぜそのような体たらくになっているのかというと、ひとつめの理由は、まだVisualBasic本のゲラが出てこないということである。


編プロ殿も、仕事を山ほど抱え込んでおられるようで、なかなか私のヤツまで手が廻らない状況のようだ。


どうも、本年中発売は無理なような気配になってきたが、まあそれは仕方がない。


「今年中にどうしても5冊本を出したかったのに、一体どうしてくれるんですか?え?」とねじ込んでも、こっちの勝手な思惑だから、全然相手にされないのである。


「今年中に5冊本が出なければ、もしかしてアンタ死ぬの?死なないでしょ」と言われたら、返す言葉もない。


そしてもうひとつの理由は、先週あたりに新しい企画(年末ジャンボ企画)を提案しており、今、その結果を息を殺して待っている状態であるからなのだ。


そのように、何かを心待ちにしている状態のときは、あまり建設的なことには手が付けられなくて、頭のひまわり畑からオートジェネレートされる駄文しか書いていられないのである。


もしその企画が通らば、来年度はそれに全力を傾注する覚悟であり、逆にダメならば潔く実用書を書くのはやめ、いよいよ本格的に創作活動に挑戦するつもりでいるのだ。


今月中に結果は出る。さあどうなるか。


明日はどっちだ?

2009-11-15 20:48:26 テーマ:日記

まあ、どうでもよいことばかり

といったな次第で、本日は七五三参りを済ましてきたのである。


わりかし朝早く出かけたのだが、さすがに最終日ということもあり、神社は人また人でごったがえし、押すな押すなの大盛況であった。といっても、本当に押されまくったわけではない。


ところで、以前電話で聞いた参拝料より、二割増になっているのには驚いた。おそらく本日が七五三の事実上の最終日なので、特別料金になった、要するにボられたのである。


ああ、神も仏もないものか。神社にはもとより仏はいないけれど。


将来ひとかどの人間になりそうな子から、アホ丸出しの子まで種々取り揃えてうじゃうじゃといたわけだが、これは親の欲目でもなんでもなく、ウチの娘が一番別嬪であったことはいうまでもない。


長じては、傾城傾国の美女となることは必至であり、ウチの娘にいいようにされる野郎たちのためにこそ、やおよろずの神に祈りを捧げた私である。


再度申し上げておくが、これは親の欲目でもなんでもなく、極めて客観的な事実である。


さて、コロリと話題は変わって、Chengduさんのブログ記事「変な虫もでる」 を読んで思い出したことがある。


小学生の頃、本当に何度も何度も繰り返し見た夢があったのだ。


それは「今住んでいる家以外に別荘がある」という夢だ。


私が家を出るまで住んでいたのは、店舗付き棟割三軒長屋の右端で、十畳ほどの店舗と六畳間が一室、そして四畳半の台所という非常に狭苦しい家だったのである。

小学校高学年になると、キッチンを区切って一畳半ほどのブースを作ってくれ(大工さんが家に入ってやってくれたのである。びっくりしただろうな。テーブルが置けないんだもん。親父が細工して寸法を短くしていた記憶がある。起用といえば器用だ)、そこが私の部屋になったわけだが、とにかく狭い。


子供ゴコロに「もうすこし広い家に住みてえもんだ」と思っていた。それが夢になって何度も何度も現れたのであろう。


その影響かどうかはしらないが、今でも、大きな家にでーんと暮らすよりも、平素は都心のマッチ箱のような2DKマンションで暮らしているけれども、田舎の空気の澄んだ、食べ物が美味しい海辺の町に、古いけれども広い家が別にあって、長期休暇のおりなどはそこへいってのんびりするという、二重生活に憧れてしまうのであった。


万事、「俺は今でこそこんなんだけど、これは世を忍ぶ仮の姿であって、実は…」というのが好きになってしまったのである。


もしかして、本名を隠していろいろやりたがる人は、小さい頃、狭い狭い家に住んでいたのではなかろうか。



2009-11-14 21:38:56 テーマ:日記

七五三十五日

明日は、近場の神社へさして出かけなければならん。


といっても、なんぞの願をかけに行くわけではなく、娘の七五三なのである。


そのような小市民的儀式など、はばかりながら希代のIT怪人であるこの私は、全く気が進まないのだが、主役は三歳の娘であって、いくら怪人オヤジが気が進まないからといって、取りやめにするわけにはいかない。


もしかすると、彼女はずっと前から七五三を楽しみにしていて、何ヶ月も前から明日という日を指折り数えていたかもしれないのだ。


といっても、私の観察するところ、数は五ぐらいまでしか勘定できないようだが。


男の場合は七五三というと五歳の時である。


私の場合、さすがに、どこのなんという神社に詣でたかは忘れてしまったのだが、千歳飴をもらったことは鮮明に覚えている。


飴の中でおつに澄ましている金太郎奴をなんとかこの世から消滅させようとして、べろべろべろべろべろべろべろべろべろべろべろべろべろべろべろべろべろべろねぶり続け、顎がちぎれ飛びそうになったことが、まことに昨日のことのように思い出されるわい。


我が娘も、金太郎をこの世から消滅ささむと、飴をねぶり続けるのであろうか。


血は争えぬというからなあ。


ところで、女の子も金太郎飴を授かるのであったっけ?


もしかしておたふく飴?リカちゃん飴?


2009-11-13 23:38:25 テーマ:日記

不埒なことも考えてみる

Chengduさんがゾーンの新作をアップしてくださいました。


ブログなどを読むにつけ、仕事を自宅に持ち帰るほどお忙しいのに、よくもまあ。


どうもありがとうございます。


なんのかんので、もう五話目ですかいな。


そのうち追いつかれますなこりゃあ。


ふと思ったのだが、これからメルマガで配信するのはやめて、いきなり絵にしてもらおうかな。


さすれば、


「大体こんな感じの話でっさかいねー。よろしくねー♪」


てなことで、オイラ楽でいいや。


ダメですか?あ、ダメ。


そうですか。

2009-11-13 13:32:38 テーマ:日記

さりげなく問題を来年へ持ち越そうとする実装者。だって今年はもう無理だもの。

私自身、己の生きざまは、面白くて面白くて仕方ないのであるが(今日路頭に迷うか、明日路頭に迷うかと、スリル満点であるし)、傍から見れば、どうもいまいち面白みに欠ける人間なのではないかと思う。


つい4年ほど前まで、一緒に呑みに行って「うひょーい」てなことをいいつつ騒いでいた友人たちとは疎遠になってしまったし、職場においても、女たらゴルフたらギャンブルたらモンハンたら会社たら売り上げたらスケジュールたらいう話題についていけないので、他人と深く関わることが、とんとなくなってしまったのである。


本業プログラマー、副業がプログラミングに関する本の著述、そして趣味が文章を書くことなのだから、寝ている時間と通勤している時間と家事手伝いをしている時間以外は、ずっーとパソコンと向かい合っている(よく眼精疲労で目がちぎれとばないもんだ)ので、なんというか、人間的な厚みというものが、すっかりなくなってしまったような気がするのだ。


面白い文章(上手な文章ではない)は、多種多様な経験から生まれいずるものであるから、こんな生活を続けていると、そのうち頭の中のバッテリーが干上がって、一行たりとも文章が書けなくなってしまう可能性がある。


早く、本業と副業と趣味を一本にまとめなければならん。


来年こそはなんとかせにゃいかんな。


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