さて、先月末に夜逃げされてボロボロにされた家ですが、
少し見通しが立ってきました。
テナントさんの職場に電話をすると、
失業したのではなく先月末に自ら退職したそうで
現在の住所は不明です。
コロナ禍では家賃を滞納しても強制退去を
させられなかったのですが、それを上手く利用して
今年の2月分から家賃を支払わず
そのまま逃げてしまったようです。
夫が近所の人と立ち話をしたところ、
「今は家賃は支払わなくていいんだ」
とテナントさんは周りの人に言っていたそうです。
ご近所さんがそのことを私たちに教えてくれていれば。
さて、その家、夫婦と子供2人で5年くらい住んでいたのですが、
おそらく一度も掃除しなかったのではないかと言うくらい
汚かったです。
日本でゴミ屋敷を特集したテレビ番組がたまにありますが、
まさにそんな感じ。
ゴミ袋を既に何十袋も捨てて、お金を払って粗大ゴミの回収にも来てもらったのですが、それでもまだまだガレージに車を停められない程のガラクタ(壊れた電化製品とか古い自転車とか)が残っています。
バスルームなんて見るのも恐ろしいくらい汚かったです。
白かったタイルは茶色に変わっていました。
写真を載せようと思いましたが、見た方のご気分が
悪くなってはいけないのでやめておきます。
プロの清掃の業者に見積もりに来てもらった時も、
あまりの汚さに業者のお兄さんがしばらく絶句する程。
通常は350ドルでやってくれていたのに、
倍の時間がかかりそうなのでと650ドルを請求されました。
かなり綺麗にしてもらいましたが、水回りとバスタブの汚れは
落ちなかったので蛇口とバスタブは買い替え要です。
コンロやオーブンも油汚れが酷いから買い換えなきゃいけないし、
床もボロボロで全部張り替えなきゃいけないし、
どうやら犬を内緒で飼っていたようで、
歯形だらけでボロボロのドアやブラインドも買い替え要です。
どうやったらこんなに汚くできるんだってくらい酷かった。
全て業者に手配済みですが、待っている間に
夫と2人で少しずつ外壁と内壁両方のペンキを塗り替えています。
私達はフォークロージャーの家を買うことが多いですが、
それでもここまで汚い家は見たことがありませんでした。
未納家賃代と合わせたら、被害総額は1万8千ドルくらい
になります。もっとかな。
それでも、3年前の洪水の時の一軒分の修理代よりはマシです。
まあ、たまにはこういうこともあるさ、
と気を取り直して
今日も屋外でのディナーを楽しみました。
来週からまた頑張ろう!