さてと一昨日の夜のスパニッシュ・ナイトは、まずまずの成功だったのではないかと思います。
前日にDさんと2人でリハーサルをした時の様子。
「私がマントンとアバニコを使って踊るから、ルナはソロでセビジャーナスを踊ってちょうだい。セビジャーナスなら大丈夫でしょ?」
「は、、、、はい。」
「その後はタンゴスをかけるから、2人で一緒にタンゴス。3月のワークショップで習った曲よ。今ちょっと踊ってみましょう。」
ええ? 3月のワークショップで習った曲なんてもう忘れたよ。
どうやらDさんも振りは覚えていないみたいで毎回振りが変わるんですけど。
「まあ何とかなるわよ。別に揃ってなくても、同じ振りをしなくてもいいし。音楽が鳴っている間は踊り続ければいいのよ。」
と、ほぼ即興のぶっつけ本番です。
Dさんがこんなザッパな人だったとは、意外。( ゚ ▽ ゚ ;)
でも、そのスパニッシュ・ナイトの入場料に4~50ドルはかかると聞いたので、なんちゃってフラメンコを見せるわけにはいかないと私は一人で焦りまくり。
実はセビジャーナスは、去年リズム感を欠いたインストラクターCさんに通しで習ったので、コンパスに沿っていないしステップもルールに沿っていないのです。今ビデオを見たら6カウントも足りなくて間延びしている箇所があるし、逆に6カウントステップが多過ぎて大急ぎで動かなきゃいけない箇所もある。
( ´(ェ)`)
Cさんの振り付け自体はすごく格好いいのだけど、でも音楽もステップのルールも無視しているので、他のセビジャーナスの曲では踊れません。
本番当日にYoutubeのビデオを見ながら、大急ぎでセビの振り付けを考えました。
やっぱりセビジャーナスは初心者が最初に習うだけあって、いったんリズムとステップを覚えれば大丈夫なんだ。ああ、よかった。
そして迎えた本番。7時半に集合と言われていたので7時20分に到着したのですが、実際の出番は8時半と9時15分の2回でした。こちらがプログラム。
控え室でDさんと2人きりで3時間も一緒に過ごすことになったのですが、これまた意外にも楽しかったです。 共通の話題がなければ3時間も間が持たなかっただろうし、もし他にもアメリカ人が何人かいたら会話のスピードに付いていけなかったかもしれないけど、Dさんと私の2人だけだったのでずっとフラメンコとベリーダンスの話しで盛り上がってしまいました。
観客席の人に頼むわけにもいかず、写真がないのが残念ですが、2回のパフォーマンスは無事に終わりました。
その後お食事が振る舞われました。
もう10時近くになっていたけど、ちゃんと温め直してくれたみたいで、とても美味しくいただきました。
ガスパッチョやスペイン風オムレツやパエリャなど、近くのスペイン料理レストランのケータリングでした。サングリアもフルーツがたっぷりで美味しかった。
そうそう、更にスパのギフト券までいただいたのです。無償のつもりだったのに、かえって申し訳ない気持ちに。
このスパニッシュ・ナイトは、日本語で言うとミッション系私立女子校中学2年生の生徒達が、夏休みスペイン語研修に旅立つ費用の一部を集める目的でした。
成功だったようで本当によかったです。